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新世界より(3) (少年マガジンコミックス)
新世界より(3) (少年マガジンコミックス)
著者: 及川 徹
出版社: 講談社
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コメント: ミノシロモドキに遭遇してから世界の真実を知る(原作)のと、世界の違和感に気づいてからミノシロモドキの話を聞く(コミックス)のとでは、衝撃の度合いはいかに。コミックスでは、スクィーラがどうやってミノシロモドキを手に入れたのかが補完されていて、話のつながりが分かりやすい(原作では早季が対話したミノシロモドキは破壊されているが)。守が積極的で、どこか頼もしかった。(2014年7月14日読了)
関連本棚: トンクル
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新世界より(2) (少年マガジンコミックス)
新世界より(2) (少年マガジンコミックス)
著者: 及川 徹
出版社: 講談社
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コメント: まさか夏季キャンプに、バケネズミの遭遇と瞬との別れを持ってくるとは思わなかった。端折っている印象は否めないが、原作よりも序盤のテンポは良いかもしれない。中盤以降でしか出てこない倫理委員会の面々が、序盤で暗躍する様子が漫画らしい。早季以外の視点で、部分的に物語を描いているのも意外だった。色物シーンの作画に力が入っているなぁ。(2014年7月14日読了)
関連本棚: トンクル
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新世界より(1) (少年マガジンコミックス)
新世界より(1) (少年マガジンコミックス)
著者: 及川 徹
出版社: 講談社
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コメント: 原作を読んで、コミカライズ版も読みたくなった。原作とは異なり、ストーリーが省略されている部分もあるが、無難に構成されていて、読みやすい。原作を素材としたもう一つの作品を読んでいるような感覚がある。その一つ、麗子の扱いが良くて(結末は同じだが)、救われた。全7巻とのことだが、どこを強調し話を纏めるのか、読み進めるのが楽しみである。(2014年7月14日読了)
関連本棚: トンクル
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新世界より(下) (講談社文庫)
新世界より(下) (講談社文庫)
著者: 貴志 祐介
出版社: 講談社
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コメント: 上巻のミノシロモドキの話と前巻の真理亜の手紙を照らし合わせると、いつの時代も「恐怖」に満ち溢れていたのだと思う。一個人から集団の恐怖まで、心が生み出す恐怖は計り知れない。フィクションだと知っていながらも、鬼気迫る感がある。本巻中盤まで進むと、真理亜という名前には意味があったのだと気づく。フレイザーの金枝篇に始まり、アマラとカマラを彷彿させる様々な要素が組み合わさって紡がれた作品だと思い知らされる。終盤の後日談も読み応えがある。著者の他の作品も手に取ってみたい、ありがとうございます。(2014年7月14日読了)
関連本棚: すぐなくぅず hiddy トンクル
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新世界より(中) (講談社文庫)
新世界より(中) (講談社文庫)
著者: 貴志 祐介
出版社: 講談社
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コメント: 八丁標(はっちょうじめ)の外は、人の手によって改変された世界だった。蓋をされた記憶は抑圧され、タガが外れたときに災いが起きないのだろうか。一番恐ろしいのは人なのか。一見人間の奴隷のようなバケネズミの生態を見ると、人類の歴史をたどっているようだ。上巻のミノシロモドキの話にも息を呑んだが、キャンプから神栖66町に戻ってきたあたりからまた面白くなってきた。主人公は手記を残しているので生存しているが、仲睦まじかったクラスメート達はどうなるのだろう。(2014年7月10日読了)
関連本棚: reiko510の2011 すぐなくぅず hiddy トンクル
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新世界より(上) (講談社文庫)
新世界より(上) (講談社文庫)
著者: 貴志 祐介
出版社: 講談社
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コメント: 遙か未来の世界は、自然が満ち溢れ、道徳的に善良な人間が生きる社会だった。しかし、社会が抱える謎は多い、なぜ障害や病を抱えた人がいないのか、学園を卒業できなかった生徒はどこに行くのか、学園の中庭にある墓の真相とは――様々な事例や風習を引き合いに出して、紡ぎ出される物語には唸る。(2014年7月8日読了)
関連本棚: reiko510の2011 すぐなくぅず hiddy トンクル
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いぬやしき(1) (イブニングKC)
いぬやしき(1) (イブニングKC)
著者: 奥 浩哉
出版社: 講談社
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コメント: 『亜人』の中に入っていた試し読みチラシを読んで、気になった。家庭や世間で煙たがられる主人公が、宇宙人に改造されて驚異の力を発揮する瞬間は、痛快もの。犬屋敷さんの制裁は、対象者にとっては自業自得である。サイボーグとなった二人は、最終的に敵対する関係になるのだろうか。犬屋敷さんは正義の味方で、獅子神君はアウトローに化けるのか。今後、どのように二人が世の中をひっくり返していくのか楽しみである。(2014年5月30日読了)
関連本棚: トンクル
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進撃の巨人(13) (講談社コミックス)
進撃の巨人(13) (講談社コミックス)
著者: 諫山 創
出版社: 講談社
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コメント: アニの件でも国家の陰謀が見え隠れしていたが、今巻では憲兵団の黒さが浮き彫りになった気がする。リスクを負いつつも外の世界を知っている調査兵団が一番清浄なのか。巨人よりも、人間が怖い。エレンの記憶から蘇る黒髪の女性は、ヒストリアの知人と同一人物だろうか。どこか顔つきがエレンに似ていたのは、気のせいか。それにしても、第104期兵団は謎を抱えすぎだ。(2014年5月14日読了)
関連本棚: トンクル nobuo_o
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もやしもん(13)<完> (イブニングKC)
もやしもん(13)<完> (イブニングKC)
著者: 石川 雅之
出版社: 講談社
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コメント: 当初は菌が世界を脅かす設定で考えていたともらす作者だが、農大ライフというジャンルをうまく確立したなと思った。菌に巻末の「またの機会に!」ということは、もしやスピンオフ作品が出る可能性があるのだろうか。沢木の大学生活1年間を辿ってきたので、学年ごとで要所要所のイベントを描いた短編があったら、面白そうだ。沢木はもとより、美里さんの今後も気になる。何よりも1冊1冊が身になる作品で、勉強になりました、ありがとうございます。(2014年5月14日読了)
関連本棚: トンクル
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ONE PIECE 73 (ジャンプコミックス)
ONE PIECE 73 (ジャンプコミックス)
著者: 尾田 栄一郎
出版社: 集英社
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コメント: ドレスローザの真相が明かされ、ドフラミンゴへの反逆がクライマックスを迎えつつある――王をたばかる海賊の構図は、アラバスタ編を彷彿させる。ワンピースの世界では、事件の裏には女ありではなく、海賊ありだな。巻末のルフィのどアップページには持って行かれた。コアラさん、見違える姿に成長したな!(2014年5月13日読了)
関連本棚: トンクル
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亜人(4) (アフタヌーンKC)
亜人(4) (アフタヌーンKC)
著者: 桜井 画門
出版社: 講談社
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コメント: 【ネタバレあり】佐藤さんはグラント製薬本社に乗り込むかと思っていたら、まさかの墜落テロときた。どこか9.11と重なる光景である。解説担当のオグラさんによって、亜人の謎が少しずつ明かされていくが、まだまだ佐藤さんの方が斜め上を行っている。安住の地を見つけた圭が今後どう動き出すのか、中野少年は仲間になるのか、目が離せない。巻末のアシスタントページの履歴がまた緻密で、こちらも気になる。(2014年5月9日読了)
関連本棚: トンクル
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床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)
床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)
著者: メアリー ノートン
出版社: 岩波書店
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コメント: ジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』の原作と知り、手に取りたくなった。借りぐらしという言葉が、人家から物を借りてくるだけではなく、物の名前も借用するといった意味合いもあるのは興味深かった。映画では非の打ち所のないポッドが原作ではおっちょこちょいで愉快な面もあり、作品に色を添えている。ファンタジーの一作品として捉えていたが、作品が出版された時代背景も念頭に入れて読むと、著者の想いが伝わってくる(あとがきより)。原作を読むと、映画は英国が舞台でも良かったような気がする。(2014年5月9日読了)
関連本棚: あんじぇ nobuo_o トンクル
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華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)
華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)
著者: レイ ブラッドベリ
出版社: 早川書房
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コメント: 新聞のコラム欄で興味を持ち、手に取ってみた。我々が疑問に思わずに暮らしている日常が実は偽りのものだとしたら――モンターグの出会った少女と、焚書から免れた本の存在が重なる。果たして、自分にとって都合の悪いものを隠して平和と言えるのだろうか。読了していっそう、こうして日常的に本と出会えるのは幸せなのだと実感する。(2014年5月3日読了)
関連本棚: 稲村慎司 くわーてぃ keimai null トンクル
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緑幻想 (講談社文庫―グリーン・レクイエム)
著者: 新井 素子
出版社: 講談社
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コメント: 【電子書籍版】前作のあとがきで、作者はグリーンレクエイム1は2の前座だと言っていたが、読了してその通りだと思った。作者の植物や自然に対する哲学や想いがひしひしと伝わってきて、心血を注いだ跡(本作のあとがきによれば、刊行前にスランプに陥ったという)が見られる。純粋にエネルギーを感じる作品だ。(2014年4月7日読了)
関連本棚: ORIENTAL-RUNRUN Yoshi 鍛鉄 tohka aki トンクル
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亜人(3) (アフタヌーンKC)
亜人(3) (アフタヌーンKC)
著者: 桜井 画門
出版社: 講談社
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コメント: 亜人の擁護団体と謳って運営団体が政府だったり、亜人の仲間と思わせてテロリストだった――。圭を見ていると、失うもの(守りたいもの)があるから、正常でいられるのだろうか。時折ぼそりと核心をつくオグラ博士が何とも好い。圭の逃走劇は続きそうだが、今後物語がいかなる方向に向かっていくのか、想像がつかないねぇ。アシスタントさんの担当箇所が奥付の上に書いているのには驚いた。(2014年3月31日読了)
関連本棚: トンクル
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亜人(2) (アフタヌーンKC)
亜人(2) (アフタヌーンKC)
著者: 桜井 画門
出版社: 講談社
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コメント: 人類との決別を強いられた圭は――黒い幽霊は亜人とリンクしているようだが、いったい何者なのか。人間にとって脅威となるのは、黒い幽霊の奇っ怪な行動なのではないか。『進撃の巨人』の時も思ったが、一番気になるのは、なぜそれは生じたのかである。(2014年3月31日読了)
関連本棚: トンクル
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亜人(1) (アフタヌーンKC)
亜人(1) (アフタヌーンKC)
著者: 桜井 画門
出版社: 講談社
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コメント: 意味深なタイトルとダークな表紙絵に惹かれて、手に取った。亜人とは何かという謎解きに加え、逃走劇というスリリングな展開に引き込まれ、1巻が終わるのがあっという間だった。(2014年3月30日読了)
関連本棚: トンクル
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グリーン・レクイエム (講談社文庫)
グリーン・レクイエム (講談社文庫)
著者: 新井 素子
出版社: 講談社
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コメント: 【電子書籍版】『空想科学読本7』で紹介されていて、手に取りたくなった。ジャンルはSFとのことだが、読んでいて心理的な話だと思った。異星人の明日香は、現実的に考えるとどこか心に病を抱えた人に見える。自分というしがらみに囚われて、外に出られない、他人とは関われない人で、彼女の苦悶は、病を抱えた人達の苦闘にも思えた。設定も興味深いが、心理描写が気になる作品だった。別の二編はファンタジーながらも、現実問題を喚起させる描写(吸血鬼の増加による人口問題、宝くじで3億円当たっても贈与税をどうするのか)が印象に残った。(2014年3月23日読了)
関連本棚: Yoshi 安井文 鍛鉄 あや tohka とむの棚 aki 秘密 トンクル
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空想科学読本8 (空想科学文庫)
空想科学読本8 (空想科学文庫)
著者: 柳田理科雄
出版社: メディアファクトリー
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コメント: 今巻も、一問一答で図書館通信に寄せられた質問に答える形式である。6巻からの形式に触れていて気になったのは、実際の図書館通信がいかなるものなのか、バックナンバーを手に取りたくなる(高校限定とのことで、一般に見れないのが残念だ)。いつもの三部構成はまだかと思っていたら、次巻に戻ってきた!(2014年3月9日読了)
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シャングリ・ラ (4) (角川コミックス・エース 174-6)
シャングリ・ラ (4) (角川コミックス・エース 174-6)
著者: 烏丸 匡
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)
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コメント: 登場人物達が縦横無尽に動くコミカライズ版もまた行き着く場所は原作と同じ――きっちりと落とし前をつけてくれたな。巻を重ねるにつれてアクションが加速し、終盤に関しては、コミカライズ版の見せ方に息をのんだ。一時はどうなるかと思っていたが、今巻が一番面白かった。(2014年2月22日読了)
関連本棚: トンクル
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