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ドリームバスター〈4〉
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著者: |
宮部 みゆき |
出版社: |
徳間書店 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
時間鉱山の設定や、これまでのエピソードの要素をつなげつつ展開する物語は面白い。後半はローズ登場がキーポイントだが、キエ、ユキオ、ヒロムのメインエピソードに、マッキー、理恵子、ローズのエピソードと盛り込みすぎて話が拡散してしまっている印象。
2012年6月20日 |
関連本棚: |
カノぷ〜
2007年・しんじ
kare
ピロコ
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忌憶 (角川ホラー文庫)
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著者: |
小林 泰三 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
自分が現実(当然の事実)だと思っていることが、実はそうではないかもしれないという少しの不安を抱かせる類のホラー。後味は良くない。論理的な世界観と、ストーリーの面白さはあるが、続けて読みたいほどの魅力はない。
2013年7月1日~5日 |
関連本棚: |
ちょもすけ
tui
ピロコ
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雪と珊瑚と
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著者: |
梨木 香歩 |
出版社: |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
さらさらとした初夏のような爽やかな筆致で、カフェを開くシングルマザーの珊瑚と娘の雪を軸に、彼女たちを取り巻く人間関係が描かれる。(最近、これ系の本をよく読むなあ…)日常風景を切り取っているので、山場やクライマックスの印象には欠ける。
2012年6月8日~9日 |
関連本棚: |
ピロコ
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高原のフーダニット
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著者: |
有栖川 有栖 |
出版社: |
徳間書店 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
有栖川有栖作品は初読。作家の「有栖川有栖」が登場するシリーズもののようだが、本格ミステリといった様子は、予想に反してあまりない。むしろ、ウィットのきいたショートショートの“夢十夜”が一番面白かったかもしれない。
2012年6月6日~6月8日 |
関連本棚: |
ピロコ
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偉大なる、しゅららぼん
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著者: |
万城目 学 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
初・万城目学作品。軽妙洒脱の「軽い」というよりは、軽薄の「軽い」の、軽さがある。設定はよくあるものの、まあ面白かった。特殊能力を持った一族の高校生たちの青春ものという感じ。
2012年6月22日 |
関連本棚: |
kimbook
Yossy
ピロコ
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解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
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著者: |
スティーヴ・ハミルトン |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
楽しみにしていたほどの面白さはないが、巻末の解説にあるように、現在に至るまでの二つの時点での過去の描写(ヒロインと出会った17歳の夏と、解錠師(原文ではLock artistらしい)として仕事をしている頃)が現在の彼と近接していくあたりのスピード感が良い。
2013年7月6日~9日 |
関連本棚: |
ピロコ
kitashi
Mikan Akashita
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ギフト (双葉文庫)
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著者: |
日明 恩 |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
幽霊が見える少年と、後悔しながら生きる元警察官の話。話自体は良くある感じで、特筆すべき魅力はない。主人公よりも、少年や元上司などのキャラクターが好感が持てる。テレビドラマが好きそうな話。
2012年7月17日~18日、8月6日 |
関連本棚: |
ピロコ
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紫嵐(Violet Storm) (双葉文庫)
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著者: |
五條 瑛 |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
相変わらずのグロッキーさを抱えながらも、ちょっと話が展開してきた。こういうスタイルはリアルというのか、ドギツイというのか…。読めないという感じではなくなってきたので、とりあえず読み進めてみようとは思う。
2012年7月28日、8月6日 |
関連本棚: |
ピロコ
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スカーレット (1) (新潮文庫)
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著者: |
アレクサンドラ・リプリー |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
タラへ帰ったスカーレットに、これでもか!と苦難が訪れ、レットの皮肉屋っぷりにも磨きがかかる。感情移入してしまうせいで、愛情のすれ違いが心に痛い…(涙)スカーレット目線で読みやすい分、ダイナミックさに欠ける。
2012年9月11日~13日 |
関連本棚: |
Masakim
ピロコ
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Happy Box
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著者: |
伊坂 幸太郎, 小路 幸也, 山本 幸久, 真梨 幸子, 中山 智幸 |
出版社: |
PHP研究所 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
名前に「幸」が付く作家5名の短編集。テーマも「幸せ」だそう。「Wheather」ラストの謎解きが良い。「天使」主人公の自分語りが冗長だが、ハッピーエンド。「ふりだしにすすむ」こういう形の輪廻転生も面白い。「ハッピーエンドの掟」自己満足の感があって気分が悪い。「幸せな死神」表現力、創作力ともに拙い。
2012年9月6日 |
関連本棚: |
ピロコ
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QED 東照宮の怨 (講談社文庫)
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著者: |
高田 崇史 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
このスタイルになれてきたからか,現実的に身近に捉えられる「日光東照宮」がモチーフだからか,シリーズ通して一番気楽に,納得して読めた。(おそらく,和歌の内容をひもといたり,字句をつないだりという作業がなかったから・・・)現実世界が突如として,呪の理に則った世界として現れてくるところに毎回カタルシスを感じる。
2012年9月23日~26日 |
関連本棚: |
嘘八百
snook. de book
てぷちゃん
ピロコ
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QED ベイカー街の問題 (講談社文庫)
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著者: |
高田 崇史 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
解説にもあるが,シャーロックホームズという小説上の登場人物を軸にした謎解きという点で,作品中でも異色。殺人云々についてはご都合主義観はあるが,歴史の謎解きミステリーとして楽しめば良し。
2012年9月21日~23日 |
関連本棚: |
嘘八百
権太の既読
てぷちゃん
ピロコ
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