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パイドン―魂の不死について (岩波文庫)
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著者: |
プラトン |
出版社: |
岩波書店 |
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ソクラテスが牢獄でどく肺を仰いで刑死する直前、獄中に集まった友人達と最後の対話をかわす様子を描いた対話篇。死を直前にひかえた緊張した状況の中で、ソクラテスは肉体が滅びても魂は永遠に不滅であると語る。魂の想起説やイデア論が述べられ、プラトン自身の思想もかなり混じっているとされる。パイドンはソクラテスの弟子で、その後は故郷のエリスに帰ってエリス学派を開いた。 |
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神統記 (岩波文庫 赤 107-1)
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著者: |
ヘシオドス |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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コメント: |
古代ギリシアの神々を一つの系譜にまとめて、宇宙の創造を統一的に歌った詩。混沌(カオス)から天空(ウラノス)と大地(ガイア)が生まれて世界が創造され、やがて凶暴な巨人族テイターンをゼウスが倒し、ゼウスを主神とするオリンポスの神々が世界を支配するまでを歌っている。 |
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ヘーシオドス 仕事と日 (岩波文庫)
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著者: |
ヘーシオドス |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
農民の日常生活を歌い、勤勉に働くことの尊さを諭した作品。人類の時代を金・銀・銅・英雄・鉄の5つに分け、現在を人間が堕落した鉄の時代であるとした。前半ではそのような時代にあって、勤勉な労働が幸福をもたらすと教え、後半では農耕と航海の教え、結婚と友情の教訓、物忌みや吉凶の日の暦などが歌われている。 |
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イリアス〈上〉 (岩波文庫)
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著者: |
ホメロス |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
題名はトロイの別名のイリオンに基づく。トロイの王子パリスがスパルタの王妃ヘレネを誘惑して連れ去ったことから、アガメムノンが率いるギリシア軍とトロイとの戦争が始まった。物語はギリシア軍がトロイの城を包囲した10年目の年の49日間の出来事を描いている。戦線を離脱したギリシアの英雄アキレスは友人パトロクルスの死の知らせに再び戦場にもどり、トロイの王子へクトールと一騎打ちをしてこれを倒す。やがてギリシア軍の作った木馬の腹にかくれてた兵士によってトロイの城は燃えて陥落し、ギリシア軍の勝利に終わる。英雄の運命や行為の結果は、神々の意志によって決められるという神話的世界観があらわれている。 |
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我と汝・対話 (岩波文庫 青 655-1)
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著者: |
マルティン・ブーバー |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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コメント: |
人間はつねに他との関係の中にあるが、それは<われ−汝>と<われ−それ>の関係に分けられる。<われ−汝>は自他をたがいに人格として認めあい、「われ」と「汝」が対話をとおして人格的存在として出会う関係である。<われ−それ>は「われ」と
物との関係であり、「それ」は非人格化されて「われ」の欲求を満たす手段と見られる。「われ」は汝に語りかけ、全存在をもって応える<われ−汝>の関係に入ることによって本来の「われ」となり、すべての真の生は出会いの中にある。現代の社会は、他者を自分の自己愛的な欲求を満たす「それ」としか見ない人間性の喪失の風潮が広まっており、「われ」と「汝」の人格的出会いの回復が求められている。 |
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