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出版大崩壊 (文春新書)
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著者: |
山田 順 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
<li>書籍の著作権の話をしている箇所で、
自分はソフトは中国の海賊版しか買わないとか
自分の娘は中国の海賊版DVDしか買わないとか
犯罪行為を平気で暴露している。
ソフトなどというものは低級なものだから
海賊版が出ても仕方が無いと思っているのだろうか。
<li>ソフトとか動画とかは誰でも作ってすぐ公開できるものだが
書籍は編集という崇高な作業が必要だから
出版者や編集者が必要なのだと考えているようだ。
だから電子出版でも印税が15%ぐらいになるのは仕方がないらしい。
<li>漫画家の佐藤秀峯氏の電子出版への取り組みを紹介しているが、
「過去に何度も出版社とトラブルを起こしている」とか
「業界の慣行を破って勝手に原稿料の交渉を行なった」とか
傲慢なことを書いている。
佐藤氏は、
出版社が佐藤氏に無断で別媒体と契約してたり
原稿料が安いことを隠したりしたことに怒って正当な権利を主張しただけなのに
ただのトラブルメーカーのような書き方をするのは卑怯である。
<li>LAのIT技術と組んでやろうとした電子書籍事業に失敗したらしいが、
日本の大学に入れなかったから米国の大学に行った馬鹿だとか
翻訳なんかしたことないクセに翻訳家と名乗るなとか
言いたい放題を言っている。
仮にそれが本当だとしても、
自分の見る目が無かったかビジネスがまずかっただけの話であって、
電子書籍事業とか出版大崩壊とかとは何の関係も無いだろう。
<li>一方、自分の娘が米国の大学に行っていたことを何度も自慢している。
日本の大学に入れなかったから米国の大学に行った馬鹿だとは思わないのだろうか。
<li>出版者や編集者は大変偉い存在だが、
本を買わない多数の人間や
ケータイ小説を書いたり読んだりする人間は馬鹿だと思っているらしい。
<li>IT技術者を見下しているようである一方、
電子書籍関連技術は何も知らないようである。
PDFとかXMDFとかいうものが存在するということしか知らないようだ。
<li>...といった具合で、
全く出版社とか編集者とかがどういう存在なのかを客観的に見られていない一方で
IT技術者や動画作者のような自分が知らない分野の人間は馬鹿だという意識が充満している。
こういった問題だらけの文章を平気で世に出すような人間なのに
自分が優秀な編集者だと思っているのは笑止千万である。
<li>出版業界の中では意識が高いほうであろう著者がこの調子であれば、
その類の人間の言うことなど何も聞かずに電子書籍の将来を考えるのが
正しいのかもしれない。
<li>内容について:
出版社や編集者がこれから大崩壊しそうだという主張は正しいと思ったが
電子出版そのものに問題があるとは感じられなかった。
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どっちがおっかない!?中国とアメリカ
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著者: |
田母神 俊雄, 青木 直人 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
田母神氏というのは極端な人なのかと思ったら全くそうではなくて
極めて現実的なことを言っている。
現在の日本はいろんなことを見なかったことにして現実逃避しているだけで、
今のところは経済力のおかげでなんとかなっているものの、
もっと実態について認識しなければいけないということがよくわかった。
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ラーメン発見伝 (1) (ビッグコミックス)
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著者: |
久部 緑郎, 河合 単 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20150225/1424821582">清水</a>
<li>確かに最終巻は泣ける
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生涯投資家
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著者: |
村上 世彰 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4062140829">サラリーマン政商 宮内義彦の光と影</a> |
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