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僕は君たちに武器を配りたい
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| 著者: |
瀧本 哲史 |
| 出版社: |
講談社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
投資マインド/リスク評価マインドを持ちつつコモディティにならない領域で勝負しろという主張は正しいと思うが、
<b>IT業界に対する認識が嘘ばかり</b>である。
ソフト開発なんかコモディティだから起業しちゃ駄目だとか、
大学で学ぶことは役にたたないとか、
英語できるSEはみんなアメリカ行って稼いでるとか、
Appleの最初の目標はIBM打倒だったとか、
ゲイツはコンピュータの理想を追求してバルマーが馬力で売ったとか、
全部嘘であって本当のことはひとつも書いてないんじゃなかろうか?
知らないことは書かなきゃいいのに。
<br>
この著者のように投資で生きるのも結構だけど、
きちんと学んだり努力したりして実力をつけた技術者の
イノベーションによって社会が成り立っていることを認識していただきたい。
そういう人がいないといくら投資家がいても仕方ないのである。
投資家なんかいなくても
税金で社会インフラは整備されるだろうし
それなりに技術革新は起こるだろうし
面白い小説や漫画を描く奴はいるだろうし
それほど困ることはないと思うけど、
技術者や芸術家や農家や流通が無ければ生きていくことはできないわけで。
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| 関連本棚: |
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渋滞学 (新潮選書)
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| 著者: |
西成 活裕 |
| 出版社: |
新潮社 |
| 評価: |
4 |
| カテゴリ: |
シミュレーション
交通
ネットワーク
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| コメント: |
<li>わかりやすく書かれている。
渋滞のシミュレーションなんて何十年も前にやりつくされてるのかと思ったら
そうでもなくていまだに新発見みたいなものがあるという点に驚いた。
<li>非対称単純排除過程(ASEP)という超単純なモデル(+α)でうまく
シミュレーションできるらしい。
簡単なセルオートマトン的モデルで面白い結果を観察できるというのは
興味深いのだが、
そういう貧乏な方法を使わず、
車や人をもっと精緻にモデル化した方がよさそうな気がする。
Processingあたりでちょっとシミュレーションしてみると面白そう。
<li>
残念ながら
<a href="http://pitecan.com/Puzzle/escalator/applet/escalator.html">エスカレータ問題</a>
については書かれてなかった。
<li>
<a href="http://mixi.jp/view_community.pl?id=8703">レジ問題</a>についても書かれてなかったと思う
<li>
似たテーマの「<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4121012682">砂時計の七不思議―粉粒体の動力学 (中公新書)</a>」も面白い。
<li>(2012/06/03) エスカレータ問題やらないのか聞いてみたのだが
真面目にやってみたことはないらしい。
一番身近な渋滞だというのに不思議であった。
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アダプト思考 予測不能社会で成功に導くアプローチ
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| 著者: |
ティム ハーフォード |
| 出版社: |
武田ランダムハウスジャパン |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/1611745020">Adapt: Why Success Always Starts With Failure</a>の邦訳
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| 関連本棚: |
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なんのための仕事?
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| 著者: |
西村 佳哲 |
| 出版社: |
河出書房新社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
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| 関連本棚: |
増井
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