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一粒の柿の種―サイエンスコミュニケーションの広がり
一粒の柿の種―サイエンスコミュニケーションの広がり
著者: 渡辺 政隆
出版社: 岩波書店
評価: 4
カテゴリ:
コメント: サイエンスライターの渡辺氏のエッセイ。 科学に関する裏話から ポピュラーサイエンス, サイエンスライティングの重要性などを説いており 非常に面白い。
関連本棚: 増井 t-ishi
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ブーンドックス
ブーンドックス
著者: アーロン・マッグルーダー
出版社: 幻冬舎
評価: 4
カテゴリ: おすすめ
コメント: マルコムXとかチャックDとかが好きな人には超おすすめ。
関連本棚: 増井 かくたに suchi
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カーマーカー特許とソフトウェア―数学は特許になるか (中公新書)
カーマーカー特許とソフトウェア―数学は特許になるか (中公新書)
著者: 今野 浩
出版社: 中央公論社
評価: 4
カテゴリ:
コメント: 巨億を夢みるインド人天才科学者とか、ロシアの片田舎のマッドサイエンティストとか、野望を阻止しようとする集団とか、変な奴が沢山登場して映画化可能なんじゃないかと思いました。 <br> 誰でも3分で考えられるアルゴリズムだったらやっぱり特許は難しいんじゃないかな。コロンブスに「卵立てアルゴリズム」を申請されたら嫌な気がする。
関連本棚: TdS umq 増井 null eggman のらねこ兵☆売っちゃった hide-t ogijun free
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脳を活かす!必勝の時間攻略法 (講談社現代新書)
脳を活かす!必勝の時間攻略法 (講談社現代新書)
著者: 吉田 たかよし
出版社: 講談社
評価: 4
カテゴリ: おすすめ
コメント: 時間を有効に使って勉強する方法が沢山書いてある。 方法はそれほど目新しいものばかりではないのだろうが、 自分がその方法を試したときの効果のほどや、 医学的知見などが書いてあるので説得力がある。 うまくいかなかった方法の経験についてもいろいろ書いてあるのも面白い。 受験とか資格とかのための効果的勉強法として一読の価値はあるだろう。 <br> 著者はいったい何を目標に勉強してるのかさっぱりわからないのが不思議ではある。効果的に勉強して灘中に入り、効果的に勉強して東大に入り、効果的に勉強して医者や国家公務員試験その他もろもろの資格をとり、 ... といった生活を送ってきた結果、効果的に勉強することおよびその啓蒙活動が最終目標になってしまったのだろう。そのノウハウ伝授が人の役にたっているのだから良いのかもしれないが空しい気分は残ってしまう。 <ul> <li> 時々「伸び」をすると頭がサエる <li> 効果的にカフェインを使うとよい。使いすぎると効き目がなくなる。 <li> ガムをかむと集中力が出る <li> 意思を生み出す中枢の前頭連合野は「おしゃべり」で活発化する <li> 脳は疲れるが、疲れても気付かない。30分に一度は休憩が必要。 <li> 昼前が思考力のゴールデンタイム <li> 寝る前が記憶力のゴールデンタイム。寝ると記憶が長期記憶化する。 <li> カンヅメは効果がある <li> 細切れ時間でできることとできないことがある <li> (簡単なことを覚えるのは1分でよい / 何かを理解するのは10分いる / 何かを想像するには30分いる) <li> すきま時間に系統の異なることをするとよい (e.g. 理系の人なら文系の本を読む) <li> システム手帳勉強法 - 学習したいことをシステム手帳にはさんでいつも持ち歩く <li> オーディション効果 - 候補は多いほど良い <li> 歩きながら発想するとよい <li> 時給より高い本は少ない。必要なところだけ読め。 <li> 見るべきTV番組かどうかは最初の1分でわかる <li> 官僚は自分に都合のよいとこだけまとめて政治家に渡すことがある。 <li> 10分昼寝は効果的。それ以上は駄目 <li> やらなければならないことはポストイットにはり、とりあえず忘れるのがよい。 <li> 後で何かをやる必要がある場合は、アラームをセットし、とりあえずそのことを忘れるのがよい。 <li> 効率良い「ながら作業」をやれ <li> アルコールの力で寝るのは逆効果。かえって眠りが浅くなる。 <li> 熱い風呂はよくない。眠れなくなる。 <li> 真っ暗だとかえって眠れない。 <li> 低体温は体によくない。 </ul>
関連本棚: みわ reservoir dainichiro 増井 asian_lib takoyakim 増井の処分予定本
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ときめきJAZZタイムコンプリート (EICHIプレミアコミック)
ときめきJAZZタイムコンプリート (EICHIプレミアコミック)
著者: ラズウェル細木
出版社: 英知出版
評価: 4
カテゴリ: おすすめ 漫画
コメント:
関連本棚: 増井
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創価学会 (新潮新書)
創価学会 (新潮新書)
著者: 島田 裕巳
出版社: 新潮社
評価: 4
カテゴリ:
コメント: 創価学会について客観的に解説した良著。 創価学会の実態を知らないので内容がすべて正しいのかどうか 私にはわからないが、称賛も批判もせずに歴史や事実を書いてあると いうように思われ、勉強になった。
関連本棚: rui dkiroku@積読 増井 米示 KT 無教養人 stonechild-2 toshiharu 増井の処分予定本
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日本の地理 (朝日ジュニアブック)
日本の地理 (朝日ジュニアブック)
著者: 高橋 伸夫, 船津 政裕, 鳥海 公, 田代 博
出版社: 朝日新聞社
評価: 4
カテゴリ:
コメント: 図版が豊富。セロハン眼鏡を使って見る立体日本地図がよくできている。
関連本棚: 増井 takoyakim
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RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発
RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発
著者:
出版社: オーム社
評価: 4
カテゴリ: プログラミング
コメント: <li>逐一丁寧に説明されてて非常にわかりやすい! <li>索引は全然駄目。自分で書き足したりしている。 <li>当然ながら、最近の版の便利な機能については書かれていない。 この本に書かれてない機能のリストが欲しいところ。
関連本棚: 13号 hector hana-da kuru shibasr Rails netemoNetemo twainy kmdtty dainichiro 岸リトル (な) 千葉 増井 shimanto Yutaka sendsage matobat_tech skky k05ke pants03a it-main null たいぞー melito takkan_m hiro_y dateofrock silverrain doax rui Google Booksになかった本 orowebsys エイム masuilab
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Disappearing Cryptography, Second Edition: Information Hiding: Steganography & Watermarking (The Morgan Kaufmann Series in Software Engineering and Programming)
Disappearing Cryptography, Second Edition: Information Hiding: Steganography & Watermarking (The Morgan Kaufmann Series in Software Engineering and Programming)
著者: Peter Wayner
出版社: Morgan Kaufmann
評価: 4
カテゴリ:
コメント: ステガノグラフィ関連技術について包括的に解説された良書。 この著者は <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756137652/">オープンソースムーブメントの本</a>も書いているらしい。 写真の中にバージョンなどを書いておけばバージョンアップされても大丈夫 だとか、 各自が直線情報を持っているとき、ふたり集まれば交点が計算できるが ひとりだけだと情報が得られないというふうにできる とかいう例の紹介に始まり、 ステガノグラフィー系の話題を網羅している。 訳書は出てるんだろうか? <br> 各章は以下のような内容。 <pre> 6. 文字の出現頻度情報からにせ文章 7. 文法知識からにせ文章を作る 8. Reversible Turing machineを使う? 9. ノイズに混ぜる 10. 匿名リメーラ 11. 秘密放送 12. キー 13. 並びかえ 14. 拡散 15. 生成した情報への埋め込み TeXの行間とか 16. Watermark 17. 解析する方法 </pre>
関連本棚: 増井
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子どもに教えたくなる算数 (講談社現代新書)
子どもに教えたくなる算数 (講談社現代新書)
著者: 栗田 哲也
出版社: 講談社
評価: 4
カテゴリ:
コメント: 著者は「大学への数学」「中学への算数」などのライターで、 最近の中学入試算数の傾向を熟知しており、 中学受験の算数問題やその勉強法を考えるのに非常に役立つ本である。 (「中数オリンピック」という連載でやたら難しい問題を毎月出題している。 大学への数学の方の連載は知らない) <br> 難関校である開成中学クラスの合格者であっても、 算数問題は11問中4問ぐらい解ければいいほうなのだそうである。 つまり難しい問題は全然解けなくても 過去問に似た簡単な問題がある程度解ければそれで合格してしまうらしい。 小学校のカリキュラムの範囲で難しい問題を作るのは至難の技だから、 どうしても過去問に似た問題を出すことになってしまうのだが、 学習塾ではそこを狙って過去問を解く練習ばかりさせているように思われる。 かなり馬鹿馬鹿しい。 <br> この本では中学受験問題に類似した問題を多数参照しつつも、 過去問さえ解ければいいという安易な道に走るのではなく、 それらを通じて算数の面白さに目覚めることによって 本当に算数が好きな子供を育てたいという志が感じられ好感がもてる。
関連本棚: Jane 増井 ma stonechild stonechild-2 its car 増井の処分予定本
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思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき
思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき
著者: ナポレオン ヒル
出版社: きこ書房
評価: 3
カテゴリ:
コメント: 「夢は持たねば実現せず」((C)冨田勝) というのは事実ではあるだろうけど...
関連本棚: N_A naru 増井 気になる本 SAKAMO@起業 honjorno のんびりさん Dooon ぷー kazuosij 地球環境 h.kakugawa kotaro sanpei
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神はサイコロを振らない (中公文庫)
神はサイコロを振らない (中公文庫)
著者: 大石 英司
出版社: 中央公論新社
評価: 3
カテゴリ: SF
コメント: ありえない の10乗ぐらい? <br> マンガだと思って読めば時間つぶしにはなるかも。
関連本棚: 増井 みなち 気の向くまま 二代目平蔵
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下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち
下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち
著者: 内田 樹
出版社: 講談社
評価: 3
カテゴリ: 社会
コメント: 最近の子供は等価交換的契約だと思って学校に行くから本当の勉強をすることが困難で結果的に下流が志向されるのだという説はお話としては面白いのだが証拠はゼロであり、仮説と思い込みで書き飛ばしているという印象は強く、鵜呑みは危険だと思われる。 <br> 特にニートの分析についてこの傾向が顕著である。 内田氏は大学の教師であるから最近の生徒/学生の意識や態度については詳しいのだろうが、ニートに関しては内田氏はデータを持っていないどころか本物のニートに会ったこともないようであり、報道などから判断した想像のみにもとづいて議論しているのは感心できない。多量のデータにもとづいてニート問題が議論されている「<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4334033377">「ニート」って言うな! (光文社新書)</a>」では、ニート問題は経済的問題と主張しており、個人の意欲の問題ではないということを力説している(らしい)のと対照的である。 ちょっと学のあるオヤジが飲み屋で世相を嘆くような芸風はなんとかならないものなのだろうか。「千里の逕庭」とか「イデオロギーの瀰漫」とか難しい単語を使うのが好きなのも関係あるのだろうか。
関連本棚: 増井 atyks 山々商店 Gucchi Shadow-mountain zzr400n6 anori 岸リトル スパーダ messy monkey あさと ダイスケ
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論争 格差社会 (文春新書)
論争 格差社会 (文春新書)
著者:
出版社: 文藝春秋
評価: 3
カテゴリ:
コメント: 何人もの著者による意見が集められているのだが、 格差なんか増えてないとか存在しないとか有ってもかまわないとかいう いい加減な論調が多い。
関連本棚: 増井 suchi ogijun p-his
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蠅の王 (新潮文庫)
蠅の王 (新潮文庫)
著者: ウィリアム・ゴールディング
出版社: 新潮社
評価: 3
カテゴリ: 小説
コメント: 名作との評判らしいが、 野蛮化するキチガイ連中に全く感情移入できなかったので まるで面白くなかった。 <br> 自分もこういう状況になるかもしれない、 と感じられる想像力豊かな人には面白く読めるのだろうか。 それともそういう想像ができる人は 野蛮人の素質があるだけなのだろうか。 <br> <a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4042022014">十五少年漂流記 (角川文庫)</a>はもっとハッピーな話らしい。
関連本棚: ぱーまん lindenbaum Pulp Literature ピヨ すみすみ Ken5 増井 やんま じま 中学生はこれを読め! beel 偏食子ヤギ しぃー2 tyosaka すぐ横 ノーベル文学賞 konbu masakazu ぴーしゅけ satoimo yukayuka Taicho kai_tumi eggman stella harunoriyukamu 佐治道綱 伊園美和 ザムザ km 本日のコーヒー うずまき keimai かおる がこび ogijun nob裁断済み50 geta6 りりぃ 増井の処分予定本
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希望の国のエクソダス
希望の国のエクソダス
著者: 村上 龍
出版社: 文藝春秋
評価: 3
カテゴリ:
コメント: ツカミはものすごく面白かったのに、 反乱を起こしたはずの中学生たちがタダのネットビジネス起業者みたいに なってしまったので途中で読むのをやめてしまった。
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「捨てる!」技術 (宝島社新書)
「捨てる!」技術 (宝島社新書)
著者: 辰巳 渚
出版社: 宝島社
評価: 3
カテゴリ:
コメント: タイトルでベストセラー決定となった好例なのかも。内容は忘れた。捨てたかもしれない。 <br> 仕事が終わるたびに使った資料や本を全部捨てるなんてアホか、 と立花隆が批判していたが、 仕事によりけりだろう。 ソフトウェアのプロジェクトが完全終了したら 不要な資料を廃棄しても問題ないだろうし、 新製品の広告のプロジェクトが終了したら 関連資料を即刻全て廃棄しても全然問題なさそうである。 <br> 全然関係ないが、鶴ヶ岡八幡宮のぼんぼり祭りで著者の灯籠を発見してワラタ。 (各界の名士の書いた灯籠が並ぶのだが、字がヘタなので周囲から浮いていた)
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インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)
インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)
著者: 手嶋 龍一, 佐藤 優
出版社: 幻冬舎
評価: 3
カテゴリ:
コメント: 話の真偽や説得力が全然わからないが、 ふーんそういうものなの、 と興味深く読むことはできた。
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ベルセルク (1) (Jets comics (431))
ベルセルク (1) (Jets comics (431))
著者: 三浦 建太郎
出版社: 白泉社
評価: 3
カテゴリ: 漫画
コメント: 勧められたので読んでみたが面白さがわからない...
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パソコンを隠せ、アナログ発想でいこう!―複雑さに別れを告げ、“情報アプライアンス”へ
パソコンを隠せ、アナログ発想でいこう!―複雑さに別れを告げ、“情報アプライアンス”へ
著者: ドナルド・A. ノーマン, 安村 通晃, 岡本 明, 伊賀 聡一郎, Donald A. Norman
出版社: 新曜社
評価: 3
カテゴリ: ユーザインタフェース
コメント: ⇒<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/0262640414">The Invisible Computer: Why Good Products Can Fail, the Personal Computer Is So Complex, and Information Appliances Are the Solution</a> <br> 各章の内容は以下のとおり。ページ数は<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/0262640414">原著</a>のもの。 <ol> <li> エジソンは自分が一番正しいと思って失敗した。 <li> 初期ユーザとその後のユーザは全然違う。 <li> 簡単で単機能の「Information Appliance」(IA) がこれからの本命である。 <li> メーカのビジネスモデルのせいで計算機は 複雑化を繰り返してきた。 <li> 音声I/Fも3次元I/FもエージェントもNCもPDAも 複雑化の問題を解決しない。 <li> 取り換えのきかないインフラを押さえることが重要である。 <li> 人間は計算機と違って曖昧でエラーに強い。 <li> 複雑さと使いにくさは違う。 良いコンセプチャルモデルが大事で、メタファとかは駄目。 <li> フィールドスタディ/行動デザイン/ラピッドプロトタイピング/ ユーザテスト/工業デザイン/テクニカルライティングによって 人間中心のデザインをしろ。 <li> そうなるような組織にしろ。 普通の組織内階層構造だと手柄の取りあいになってうまくいかない。 <li> IAは電話やラジオの発明に匹敵する画期的なものだ。 <li> IAで皆幸せになるだろう。 </ol> <b>語録</b> <ul> <li> 3次元I/Fは、自分が動いているのか物体が動いているのか 区別がつかないから本質的に駄目である。(p100) <li> エージェントとかの技術は、うまく動くときは便利だが、 うまくいかないときは超ひどいことになるのでやっぱり駄目。(p104) <li> 観光地でカメラを使うと楽しめないが、 スケッチをすれば頭に焼きついて有意義である。 前者はIntrusibeな技術で、 後者はEnhancingな技術である。(p126) </ul> <b>コメント</b> ごちゃごちゃ書いてあるが、内容は薄い。 文句ばかり言うのをやめて、メーカ側の立場で これからの計算機を設計する気持ちになって書いた本らしい。 しかし付録で提案してるIAのアイデアというのが皆しょうもない、 というか既にあるものばかりである。たとえばこのようなものである。 <ul> <li> カメラで冷蔵庫の内容を撮っておけばスーパーで困らない <li> カメラで車を撮っておけば駐車場で迷わない <li> 面白い商品を店でみつけたら撮って帰って家族に見せる <li> 医療管理 <li> 庭いじりサポート (水やりの時間管理とか) <li> 家計簿支援 <li> ハンディなレファレンス </ul> 駐車場で写真を撮るぐらい気のつく人ならそもそも迷うこともないだろうし、 店の中で写真を撮ってると普通は怒られるだろう。 こんなに色々IAを持ち歩くと面倒で仕方がないだろうに。 やっぱりこの人は商品提案などせずに文句だけ言っててもらった方がありがたい気がするが。 良い製品を作れるような組織にしろ、というのは心に留めておくべきかも。
関連本棚: svslab ヒューマンインタフェース 101冊の本 増井 ぷー tnaga yujiorama 五十嵐研究室 平# Y.nabe Mike eitoku stonechild 文鳥様 Believer masuilab nekobato
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