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知識の社会史―知と情報はいかにして商品化したか

ピーター バーク
新曜社
ISBN: 4788509105  紀伊國屋, Amazon, WebCat
カテゴリ 歴史
評  価 6
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大学教授 : ◆知識と情報の大パノラマ的展望!◆
「グーテンベルクからディドロまで」という原書の副題が示しているように、15世紀の印刷革命から18世紀の『百科全書』までにわたって、人類がいかにして知識を発見し、獲得し、分類し、管理し、商品化したかを、パノラマ的に展望したもので、印刷、雑誌、図書館、博物館、喫茶店、株式、交易、旅行、スパイ、教会、アルファベット順、索引、脚注、学者・知識人など、知と情報に関わるあらゆることを取り上げて分類・整理し、見事な眺望を与えてくれます。いまでは当たり前と思われている索引や注や目次がどのような変遷を経てきたかなど、興味は尽きません。〈知の社会史〉の定番となるでしょう。
「知識」の形態ごとに割り振られた文章は読みやすく特に知識を保存する場所、図書館の話が興味深かった。今は情報化時代、コンピュータの電子情報を売る=知識を売るにつながっている。欧州を中心として日本やアジアについての知識の取引も少しではあるが触れられている。百科事典は昔はアルファベット順ではなかった!?4/1-4/2読了。
他の本棚 増井, G.C.W.

最終更新 : 2010-11-26 04:15:56 +0900
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