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大学時代、「世は歌につれ歌は世につれは本当か?」というお題目で、とても楽しい講座をしてくださった心の師匠の著。基礎となるのは結構難解な社会学の思考法だったりするのだが、論じられているのが日本のポップスなだけに、さくさくと読める。社会学ってこういうこともできるんだよ、ということを理解する書としても良いでしょう。<br>
そうそう、この本の中で、「今(1988年)の大学生は皆ピンクレディーを歌って踊れる」という記述があるのだが、数年前、「探偵ナイトスクープ」で実証されていた。ほんまに踊れるんや、と少々感動。我々の世代でいうとウィンクだろうか。しかし、ああも見事には踊れないしなあ。 |