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(315/324)冊
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闇の傀儡師
著者: 藤沢 周平
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★
カテゴリ: 時代小説
コメント: 舞台は徳川十代将軍家治の治世。幕府に恨みを抱く謎の徒党・八嶽党と、それを利用せんとする幕閣重鎮の思惑。しっとりとした士道小説も良いが、こういう伝奇小説も面白い。
関連本棚: 平蔵
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ひなのころ
ひなのころ
著者: 粕谷 知世
出版社: 中央公論新社
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: そこはかとなく漂う田舎くささが心地いい、少女の成長物語。
関連本棚: 平蔵
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時雨みち (新潮文庫)
時雨みち (新潮文庫)
著者: 藤沢 周平
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ: 時代小説
コメント: 士道ものから市井ものまで、藤沢周平らしさが感じられる時代小説。全体のトーンはやや暗め。隠密の暗闘を描く「帰還せず」がイチオシ。結末が爽やかな「山桜」も良い。
関連本棚: 平蔵 reiko510
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北朝鮮1960―総連幹部・最初の告発
北朝鮮1960―総連幹部・最初の告発
著者: 関 貴星
出版社: 河出書房新社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 北朝鮮への帰国船運動のさなか、北朝鮮が「地上の楽園」などではないことを看破、帰国者がいずれ国家によって迫害される運命をたどることを正しく予測し、告発の声をあげた総連幹部がいた。1962年出版の「楽園の夢破れて」、63年出版の「真っ二つの祖国」を一冊にまとめての再刊とのことだが、当時、このような内容の本を刊行するには、並々ならぬ勇気が必要であったことと思う。著者の正しさは、その後、30年のときを経て証明された。それにしても、帰国船運動の土壌となった日本の差別の苛烈さもさることながら、朝鮮総連の組織ぐるみの詐欺行為は、糾弾されてしかるべきであろう。
関連本棚: 平蔵
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家守綺譚
家守綺譚
著者: 梨木 香歩
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 死んだ友の家の家守となった小説家と、彼岸とこの世を行き来する友や、友とゆかりのある不思議な生き物たちとの交流譚。しっとりとした風景描写と幻想世界の融合が味わい深い。 どことなく物語の雰囲気が、波津彬子さんの「雨柳堂夢咄」と似通っているような気がするが、気のせいかなあ。
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ジャンキー・ジャンクション (ハヤカワ文庫 JA)
ジャンキー・ジャンクション (ハヤカワ文庫 JA)
著者: 谷 甲州
出版社: 早川書房
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: ヒマラヤと幻想的要素が絡み合った山岳小説。
関連本棚: 平蔵
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彩雲国物語―黄金の約束 (角川ビーンズ文庫)
彩雲国物語―黄金の約束 (角川ビーンズ文庫)
著者: 雪乃 紗衣
出版社: 角川書店
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 1巻よりもキャラクターが生き生きと動いているのが○。そしてまた変な美形キャラが増えてます。黄奇人、素敵過ぎます。
関連本棚: 読んだ本棚 気になる本まとめ sisan_nasi 乙女 yoshy yoru 有賀 平蔵 nob裁断済み2
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R.P.G. (集英社文庫)
R.P.G. (集英社文庫)
著者: 宮部 みゆき
出版社: 集英社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 珍しくこの本は新刊で買った。最後のどんでん返しも十分インパクトがあるし、さすが宮部みゆき氏である。惜しむらくは、物語の中で登場する刑事二人が、他の作品でも活躍していたことに気付けなかったことである。両方とも読んでいるはずなんだけどなあ。不覚!
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鬼哭啾啾―「楽園」に帰還した私の家族
鬼哭啾啾―「楽園」に帰還した私の家族
著者: 辛 淑玉
出版社: 解放出版社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 筆者と同年代の在日朝鮮人であれば、親戚に必ず一人は、帰国船に乗った者がいるという。中には、筆者の母方の祖父のように、大日本帝国の臣民として生きることを自らに課し、日本式の生活を営み、全く朝鮮語も話せなかった者も少なくなかったと言う。何故、ルーツを朝鮮半島南部に持つ者が多い在日社会で、北朝鮮への熱狂的な帰還運動が起こったのか。一つの家族の足跡をたどりつつ、マクロの視点を交えながら帰還運動を描き出した力作。どうしても主観的な記述が多く、ゆえに鼻につくところがあるのだが、熱狂的な帰還運動が、当時の日本社会の過酷な差別と表裏一体の現象であることを忘れてはならない。
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かげろう飛脚―鬼悠市・風信帖 (鬼悠市風信帖)
かげろう飛脚―鬼悠市・風信帖 (鬼悠市風信帖)
著者: 高橋 義夫
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★
カテゴリ: 時代小説
コメント: 分別盛りの年齢の人物を主人公に据えているためか、全体に、いぶし銀のような渋い趣がある。 藩の陰謀と剣戟という、時代小説の王道的楽しみを味わえる好編。
関連本棚: 平蔵
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カナリヤは眠れない (ノン・ポシェット)
カナリヤは眠れない (ノン・ポシェット)
著者: 近藤 史恵
出版社: 祥伝社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: この本の魅力。それは、こてこての大阪ローカル色であろう。大阪のローカルな地名が何の前触れもなくばんばん出てくる、登場人物が真の大阪弁をぽんぽん喋る、大阪出身者にはこたえられない一冊なのである。藤井寺在住の探偵役(整体師)なんて、滅多にないじゃないですか。ミステリの出来としては、まあ普通、というレベルだと思うが、大阪こてこて度のゆえに星四つをつけてしまった。やや身びいきが過ぎるかもしれないが、いいのだ。
関連本棚: みづき 平蔵
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後宮小説
著者: 酒見 賢一
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 読みすすめるうちに、一瞬史実かと錯覚してしまいそうになる、一級のファンタジー小説。銀河という名の田舎の少女が後宮にあがり、ついには正妃になってしまうという少女小説のような筋書きなのだが、作者の中国古典に対する博覧強記ぶりが、それを奥深いものに仕上げている。作者の出身は...愛知大学か。あの大学は中国研究では定評あるからなあ。納得。それにしても、何故この本の表紙が表示されないのか...。装丁が結構好きだったのに。無念なり。
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20世紀スポーツ列伝―世界に挑んだ日本人
20世紀スポーツ列伝―世界に挑んだ日本人
著者: 読売新聞社運動部
出版社: 中央公論新社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 新聞連載記事の単行本化。コンパクトにまとまっているので、スポーツの歴史入門書としてはよろしいかと。
関連本棚: 平蔵
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ダ・ヴィンチ・コード〈下〉
ダ・ヴィンチ・コード〈下〉
著者: ダン・ブラウン, 越前 敏弥
出版社: 角川書店
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 最後の黒幕には納得がいかないものの、思ったよりきれいな結末で一安心。 こういう歴史ミステリものは落としどころが難しいので。
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彩雲国物語―はじまりの風は紅く (角川ビーンズ文庫)
彩雲国物語―はじまりの風は紅く (角川ビーンズ文庫)
著者: 雪乃 紗衣
出版社: 角川書店
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 十二国記と比べるのはナンセンス。少女マンガ的キラキラ+中華風世界を満喫しましょう
関連本棚: F 読んだ本棚 カノぷ〜 気になる本まとめ sisan_nasi 乙女 LED yoru 有賀 平蔵 よーこ nob裁断済み2
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さよならの空
さよならの空
著者: 朱川 湊人
出版社: 角川書店
評価: ★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: 夕焼けが愛おしくなります。
関連本棚: 平蔵
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アラミスと呼ばれた女
アラミスと呼ばれた女
著者: 宇江佐 真理
出版社: 潮出版社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 語学の才能に恵まれた少女・お柳が駆け抜けた、幕末・明治の物語。長崎弁が良い味を出してます。
関連本棚: 平蔵
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スポーツノンフィクション 咬ませ犬 (同時代ライブラリー (296))
スポーツノンフィクション 咬ませ犬 (同時代ライブラリー (296))
著者: 後藤 正治
出版社: 岩波書店
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 最近後藤さんの本が次々と岩波現代文庫で新装復刊されている。嬉しい。<br> 後藤さんが取材対象とする人は、ある種の円熟味を持った人たちである。この「咬ませ犬」では、特に、野球に真摯に向き合い、「壁」と呼ばれるブルペンキャッチャーを経て、中日の二軍監督となった福田功(現・横浜ベイスターズ)の章が良かった。
関連本棚: 平蔵
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竹田の子守唄―名曲に隠された真実
竹田の子守唄―名曲に隠された真実
著者: 藤田 正
出版社: 解放出版社
評価: ★★★★
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コメント: 「竹田の子守唄」=部落の歌=放送禁止曲、と漠然と捉えている人も多いと思う(私もその一人であったが)。その漠然とした部分を丹念に解きほぐしたのが本書。<br> 一般に流布している「竹田の子守唄」が、伝承の「竹田の子守唄」と全く別物なんて知りませんでした。付属CDは一聴の価値あり。
関連本棚: Leiko kazuya shaolin petsounds matznaga suchi 平蔵
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Q&A
Q&A
著者: 恩田 陸
出版社: 幻冬舎
評価: ★★★★
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コメント: いつものことながら、恩田陸氏の小説は仕掛けが楽しい。今回も、大型ショッピングセンターで起こったパニック騒動の謎を、さまざまな角度から照射してみせてくれる。しかし、このパニックってありうる話ですよ。読んでいてちょっと背筋が寒くなりました。
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