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神南署安積班 (ハルキ文庫)

今野 敏
角川春樹事務所
ISBN: 4894563495  紀伊國屋, Amazon, WebCat
カテゴリ 今野敏
評  価
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権太の既読 : 2007/6/28Amazonにて購入 2008/12/27~12/29 安積班シリーズ初の短編集。 本来はサブキャラの速水や、警視庁神南署で登場した女性記者山口友紀子の存在感がますます増してきている。 田舎から出てきて失業し、やけになっている青年が街でナンパされている女性を助けたのはいいが過度に痛めつけすぎてしまう。その青年を追う安積と速水(スカウト)。速水に援助交際の噂が立つ。それを追いかける山口記者。最後の結末はかっこいい(噂)。堅物の黒木が山口記者と噂に。その山口の新聞社に特種を抜かれてしまう。黒木が漏らしてしまったのか?(夜回り)殺人事件の犯人として70過ぎの老婆が自首。いったい誰をかばっているのか(自首)。安積が安積班の面々を容疑者として取調べ。いったい何の捜査なのか(刑事部屋の容疑者たち)。桜井に異動の噂が。手柄を立てようとして焦る桜井の身に危機が迫る(異動)。署対抗の柔道大会に出場する羽目になった須田。このエピソードが後半こんな形で生きるとは。個人的ベスト(ツキ)。そりが合わない村雨の桜井に対する指導法につねづね危惧を抱く安積だが...村雨を見直すエピソード(部下)。ベイエリア分署時代に合同捜査班で一緒になったことのある野村が管理官に出世。湾岸署が復活に向けて動き出す(シンボル)。  神南署は2作で終了。次作は復活なった湾岸署に舞台が移るようだ。
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最終更新 : 2008-12-29 13:58:04 +0900
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