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オーパーツ・ラブ 3rd 〜ファラオさまと、にえのハート〜 (オーパーツ・ラブシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
ゆうき りん
集英社
ISBN: 4086301792
紀伊國屋
,
Amazon
,
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カテゴリ
評 価
コメント
素光 :
「オーパーツ・ラブ」シリーズ、前巻の感想を書く前に出てしまった最新刊なので感想は2つまとめて書いてみた。今までの構成通り、この3巻目を持って「3rd」のシリーズが完結する形になっている。3rdのメインヒロインであった九十九嬢、最後は華々しい見せ場をとばかり、マヤ王国の女王として王国復活に本格的に乗り出している。イプネフェルの兄であるツタンカーメン(九十九自身は「トウモロコシの神様」と信じ込んでいる)の指示に乗った九十九の策は、通っている学園の地盤を最大限に活かしたものなのだけど、幾ら現実にあり得ない系のぶっとびファンタジーであるとは言っても、学校という機能を考えればどうも無理がある展開なのがどうしても気になった。
まあこの話、学校にちゃんと通っているのはヒロインの1人である亜弐とその友人清美・そして3rdのヒロインであった九十九だけで、主人公である獏は万年ひきこもりだし他の居候は人間ですらないしという事で、学校のリアリティなんかどうでも良いんだろうし、あまりにご都合主義過ぎる展開が出てくるのも今回が初めてって訳でもないんだけど。変にひっかかってしまったのは、最近恩田陸作品をまとめて読んでいたせいかもしれない。
九十九及びマヤの神々?は今巻をもって一段落したが、イプネフェルとツタンカーメンの対立・確執には何ら決着が見られていない以上、この作品は次にSP3を挟んで4thに進む事が容易に予想される。うっかり1巻目を買ってしまったが為に延々続く茨の道。1巻を読んだのが2001年の8月、実に3年近いお付き合い。「萌えろちっく」等と銘打たれたこのシリーズと共に過ごした時間の長さを振り返ると、何故か寒々しい気分になる。面白いんだけどね……。
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最終
更新
: 2004-08-18 19:34:41 +0900
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評 価
コメント
「オーパーツ・ラブ」シリーズ、前巻の感想を書く前に出てしまった最新刊なので感想は2つまとめて書いてみた。今までの構成通り、この3巻目を持って「3rd」のシリーズが完結する形になっている。3rdのメインヒロインであった九十九嬢、最後は華々しい見せ場をとばかり、マヤ王国の女王として王国復活に本格的に乗り出している。イプネフェルの兄であるツタンカーメン(九十九自身は「トウモロコシの神様」と信じ込んでいる)の指示に乗った九十九の策は、通っている学園の地盤を最大限に活かしたものなのだけど、幾ら現実にあり得ない系のぶっとびファンタジーであるとは言っても、学校という機能を考えればどうも無理がある展開なのがどうしても気になった。<br> <br> まあこの話、学校にちゃんと通っているのはヒロインの1人である亜弐とその友人清美・そして3rdのヒロインであった九十九だけで、主人公である獏は万年ひきこもりだし他の居候は人間ですらないしという事で、学校のリアリティなんかどうでも良いんだろうし、あまりにご都合主義過ぎる展開が出てくるのも今回が初めてって訳でもないんだけど。変にひっかかってしまったのは、最近恩田陸作品をまとめて読んでいたせいかもしれない。<br> <br> 九十九及びマヤの神々?は今巻をもって一段落したが、イプネフェルとツタンカーメンの対立・確執には何ら決着が見られていない以上、この作品は次にSP3を挟んで4thに進む事が容易に予想される。うっかり1巻目を買ってしまったが為に延々続く茨の道。1巻を読んだのが2001年の8月、実に3年近いお付き合い。「萌えろちっく」等と銘打たれたこのシリーズと共に過ごした時間の長さを振り返ると、何故か寒々しい気分になる。面白いんだけどね……。
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