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知っておきたい情報モラルQ&A (岩波アクティブ新書)
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著者: |
久保田 裕, 佐藤 英雄 |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
1 |
カテゴリ: |
著作権
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コメント: |
いわゆるよくある、「あれもやってはいけない」「これもやってはいけない」という内容である。
なお、私は著作権を語る際に「モラル」という点を強調するやり方は好きではない。
「モラル」という点を強調すると、法で権利が及ばない範囲であっても「権利者が嫌がることはしてはいけない」というような結論に結びつきやすいからだ。
私的複製や引用など権利制限事項については、たとえ権利者が「やって欲しくない」と思ったとしても、誰もが自由に行えるはずだ。 |
関連本棚: |
copyright
KT
noon
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図書館への私の提言 (図書館の現場)
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著者: |
三田 誠広 |
出版社: |
勁草書房 |
評価: |
0 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
三田誠広氏による図書館バッシング(および図書館利用者バッシング)本。
下調べもほとんどしていないようだし、書いていることも作家の自分勝手な要求にすぎない。
ツッコミどころが満載で、どうしようもない。
ただ、三田氏は文化審議会著作権分科会の委員を務めているので、著作権法改正への影響は大きいので、売れない作家の戯言と切り捨てるわけにはいかない。
きちんと反論していかなければならない。 |
関連本棚: |
copyright
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デジタル時代の著作権最新Q&A―「知らなかった」ではすまされない
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著者: |
酒井 雅男, メディアトゥデイ研究会 |
出版社: |
ユーリード出版 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
著作権
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コメント: |
出版元は、画像編集ソフト、ビデオ編集ソフトなどを販売しているユーリードシステムズ(株)の出版事業部。コンピューターユーザーを主に対象としているためか、著作権だけでなく肖像権についても大きく取り上げている。
それにしても、このようなQ&Aものは「あれもだめ」「これもだめ」になりがちだが、本書も例に漏れずそうなってしまっている。 |
関連本棚: |
copyright
noon
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ひとり出版社「岩田書院」の舞台裏
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著者: |
岩田 博 |
出版社: |
無明舎出版 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
出版
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コメント: |
日本史、民俗関係の専門出版社「岩田書院」の新刊ニュースに掲載されている「新刊ニュースの裏だより」を1冊に纏めたもの。
普通、出版社の裏側というのは読者にはほとんど見えてこない。本を出版するのにどれだけの手間がかかって、それがどれだけ売れているのか。本書ではそういった舞台裏が書かれています。
著作権や図書館についての言及もあり、参考になるが、それ以上に1冊のエッセイ集として、面白く読んだ。 |
関連本棚: |
copyright
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マンガの社会学
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著者: |
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出版社: |
世界思想社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
マンガ
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コメント: |
マンガ論集でそれなりにおもしろく読んだが、1点がとても気になった。
本書ではマンガのコマを使用する場合、全て許可を取って「引用」したようである。同書の第2章の付記で、その章の筆者のヨコタ村上孝之氏が、許諾を得られなかった事情を述べている。
「引用」は許諾は不要で行える。マンガのコマの引用も「ゴー宣訴訟」で許諾は不要であることが明らかになっている。
「引用」に許諾が必要となると、被引用者の意向が引用者を縛ることになってしまい、引用する側が自分の言いたいことが言えなくなる、ということが生じてしまう。自由な批評・評論活動が行うことができないことは、回り回って、そのジャンルの衰退につながるのではないかと思うのだが。
「引用」は無断で行うべきだと私は思う。 |
関連本棚: |
文化とアイデンティティ
copyright
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