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グリンゴ(1) (手塚治虫文庫全集 BT 132)

手塚 治虫
講談社
ISBN: 4063738329  紀伊國屋, Amazon, WebCat
カテゴリ コミック文庫
評  価
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hama : 201106 ▼序章/カニヴァリア[1982年7月]▼第1章/危険な賭け▼第2章/誘拐者の周辺▼第3章/エセカルタ[1982年9月]▼第4章/文化果つるところ▼第5章/モンテトンボ山[1982年11月]▼第6章/クラブ・エスメラルダ▼エッセイ・関川夏央●登場人物/日本人(ひもとひとし、35歳。総合商社江戸商事のカニヴァリア支店長。大の相撲好き)、エレン(日本人の妻で、フランス人女性である。日本通で、茶道もたしなむ)●あらすじ/1982年7月、商社マン・日本人(ひもとひとし)は南米の商業都市カニヴァリアへ支社長として赴任してきた。本社・藪下専務の懐刀である彼の赴任に、無派閥の前支社長・柳川はいらついている様子。その後、会社の部下に日本人向けのバーに連れて行かれた彼は、相撲のヴィデオに興奮し、飲み明かして帰宅した。すると自宅には柳川の現地人の妻の姿が… 柳川に離婚させられたと訴える彼女は、ただ泣き崩れるばかり。実は彼女は激情にかられて、柳川を刺殺してしまっていたのだった。赴任初日から思わぬ出来事に巻き込まれた翌日、日本を待っていたのは専務の辞任の知らせだった。後ろ盾を失った彼は、なんとしても取引を成功させて地位を固めようと奮闘する(第1話)。●本巻の特徴/高度成長期の典型的なサラリーマン、その名も日本人。彼が異国の地で会社のためと信じて精力的に動く姿を通じて、戦後の日本の一側面を浮かび上がらせる。
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最終更新 : 2011-06-12 13:59:36 +0900
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