|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
友情
|
著者: |
西部 邁 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
80 |
カテゴリ: |
|
コメント: |
保守思想家として高名な西部邁が、幼い頃からの付き合いであったヤクザの友人の死を悼む形で在りし日の交流、そしてその声にならない叫びを書き連ねる。<br>
著者独特の露悪的なところが少々鼻に付くが、それが必ずしも気にならないのは、やはり著者のまなざしがが最終的に自分自身でなく友人の姿へ、そして彼らがともに生きた時代へと注がれているからなのだろう。自伝文学としても白眉の出来。 |
関連本棚: |
hecho
|
|
|
|
|
ボディ・アーティスト
|
著者: |
ドン デリーロ |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
91 |
カテゴリ: |
|
コメント: |
原書も読んだが、訳文はかなり頑張っていると思った。冒頭の散文詩のようなパッセージは無論のこと、原文の硬質な美しさを存分に引き出している。 |
関連本棚: |
直記
hecho
青月にじむ
|
|
|
|
|
|
|
|
|
戦後の思想空間 (ちくま新書)
|
著者: |
大澤 真幸 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
80 |
カテゴリ: |
|
コメント: |
コンパクトだが、極めて凝縮された形で明治以後の「思想の類型学」(超越性の時代→超越性の不在→超越性の不在の不在)が語られており極めて便利。ただしこの一冊だけしか読んでいない状態ではこのパターンに絡め取られて逆に物が考えられなくなってしまう恐れがあるので、同じ著者による、よりアクチュアルな問題を扱ったものを併読することをお奨めする。 |
関連本棚: |
hecho
ujm
nue
監獄人
yamaken
|
|
|