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メルニボネの皇子 (ハヤカワ文庫 SF―エルリック・サーガ (587))
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マイクル・ムアコック
早川書房
ISBN: 4150105871
紀伊國屋,
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Rei :
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アーサー王のエクスカリバー、フロドのつらぬき丸、そしてエルリックのストームブリンガーは、剣と魔法小説の王道。ただし、ムアコックのエターナルチャンピオン・ シリーズでも、エルリックのシリーズはアンチ・ヒロイックの傾向が強烈。電車の中で読んでいて、頭がクラクラになってしまい、川崎駅の中をフラフラになって歩いたこともありました。
(Rei) 引っ張り出してきたついでに、読み直したら、ハマった。エルリックの窮地に呼び出された守護神<混沌>のアリオッチが、
アリオッチ「わが子らのうち、もっとも愛しきものよ」
エルリック「救いたまえ、アリオッチ!」
アリオッチ「ああ、それなならぬ…」
エルリック「御身の義務だ!」
アリオッチ「…の領域には他にも懸案事項がある。…
アリオッチ…<混沌>への誓いを忘れず、何があろうと忠実であれ。さらばだエルリック」
と、登場後たった半ページで退場していくのに、大笑いしました。エルリックって、幸が薄いですよね。
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最終更新 : 2005-10-05 18:06:06 +0900
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