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ゲーデル 不完全性定理 (岩波文庫)
ゲーデル
岩波書店
ISBN: 4003394410
紀伊國屋
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評 価
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K内 :
全300頁くらいですが、うち『不完全性定理』の論文自体の部分ははじめの60頁。 論文は読んでません。数学の論文とかいって意味わかんね。
残りの大半は訳者による解説。 こちらを読みました。 不完全性定理が提出されるにいたった背景など。
19世紀大半:科学万能の時代
1872年:生理学者デュボア・レーモン『自然認識の限界』とか言い出す。
1890年:ヒルベルト、数学における『可解性』を着想。
※本書121〜122頁「可解性とは『人類は勝利できないと運命づけられてはいない』という主張であり,『努力をしないでも必ず自動的に勝つということになっている』という主張ではなかった」←泣ける!
〜1920年:ヒルベルトの公理論に関わって、クロネカー、デーデキント、カントール、ラッセルとかの数学者・論理学者がけんけんがくがくやる。
1931年:ゲーデル『不完全性定理』で「可解性、ムリポ」宣言。ジ・エンド。
まあ、全体としては、よくわかんなかったです。小3から算数は苦手ですので。
ただ、養老なんとかがよく使う「不完全性定理」の現代的(?)な使い方 (自然なんてのは結局よくわかんねーもんなんです、の一本槍みたいな)は、 それはそれでキケンなかほりがするので、読んでみた、という感じでした。
大学生のための100人100冊 :
25歳のゲーデルが「数学基礎論」に実質的終止符を打った不完全性定理論文は、数学の定理でありながら哲学、心理学、現代思想、情報科学などの研究者をひきつけ、様々な影響を与えた。「解説」では、不完全性定理論文の歴史的経緯を説明し、その内容を丹念に解説する。
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最終
更新
: 2013-04-19 14:28:32 +0900
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