[ { "title" : "美術解剖学アトラス", "isbn" : "4525106212", "date" : "2005-06-30T04:59:39.000Z", "publisher" : "南山堂", "authors" : "中尾 喜保, 宮永 美知代", "categories" : "美術技法書関連", "score" : "4", "comment" : "医学系書籍がもつカタログ的詳細さと、美術系書籍のもつ実践的な面を兼ね持つ本・・・とでも言えばいいのか。手足の回旋にともなう筋肉や骨の変化を、モデル使った写真と、細密画を並べて説明している本はめったに無いと思うのですが、これはそのめったにないほうの一冊です。医学系の解剖図のような詳細な図に、「無名三角」や「腰三角」といった美術系の解剖図でしか見られない記述が入っているのも良いです。おっぱいは押し上げられるけど、下にはさがらずつぶれるだけという事実を、写真で実際に示してるのもたぶんこの本だけじゃないだろうか。ただし、女性と男性の骨盤の差について触れていなかったりと、重要な部分で抜けがあったりも。 " } ]