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(72/121)冊
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母のはなし (集英社文庫)
母のはなし (集英社文庫)
著者: 群 ようこ
出版社: 集英社
評価:
カテゴリ: 国内小説
コメント: 各出版社の夏100冊キャンペーンを眺めていると、やはり普段手に取らないジャンルが目立つので、数冊づつ埋めてみようとした一冊。 なんとなく、エッセイの多い女性作家さんが該当するような。 本作もエッセイで取り上げてきた実の母を題材にしているので、現実から離れた小説世界が好みな自分は確かに普段は読まないかな。 でも、嫌いでもなかったです。
関連本棚: reiko510の2014
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ある少女にまつわる殺人の告白 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
ある少女にまつわる殺人の告白 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
著者: 佐藤 青南
出版社: 宝島社
評価:
カテゴリ: 国内ミステリー
コメント: このミス大賞の優秀賞、ということで言えば、相当の完成度ではないだろうか。 テーマは昨今ありがちだし(現実のテーマとしてはそう言ってはいけないけれど)、叙述も 洗練されているとは言えないけれど(ここでもまた、語り手が章毎に変わるパターンでした)。
関連本棚: reiko510の2014
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MEMORY (集英社文庫)
MEMORY (集英社文庫)
著者: 本多 孝好
出版社: 集英社
評価:
カテゴリ: 国内小説
コメント: 今年になって一気に読みだしたシリーズの3作目。今回は主人公2人の 周りで直接間接に関わる街の人達の連絡短編。
関連本棚: reiko510の2014
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怪談 (講談社文庫)
怪談 (講談社文庫)
著者: 柳 広司
出版社: 講談社
評価:
カテゴリ: 国内ミステリー
コメント: 八雲の怪談の本歌取りを現代に題材を取って、怖いのは人間、という連作。
関連本棚: reiko510の2014
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ラバー・ソウル (講談社文庫)
ラバー・ソウル (講談社文庫)
著者: 井上 夢人
出版社: 講談社
評価:
カテゴリ: 国内ミステリー
コメント: ここのところ、ミステリー以外にも章毎に語り手を変える作品が多かった上に、 それを叙述トリックとして使うことが想定できる作りで、かつステレオタイプな 書き振りからなんとなくね、という印象。 かつ、対処方が雑。容疑者Xと比べちゃいます。
関連本棚: reiko510の2014 すぐなくぅず
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春から夏、やがて冬 (文春文庫)
春から夏、やがて冬 (文春文庫)
著者: 歌野 晶午
出版社: 文藝春秋
評価:
カテゴリ: 国内ミステリー
コメント: 作者の代表作のような叙述トリックはないものの、最後にそう来ますか、という 突っ込みを入れたくなるのは同じかもしれません。 ある意味、題名の付け方の秀逸さは、騙された感を倍増してしまうのかも、と穿って しまうくらいです。
関連本棚: reiko510の2014
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心に雹の降りしきる (双葉文庫)
心に雹の降りしきる (双葉文庫)
著者: 香納 諒一
出版社: 双葉社
評価:
カテゴリ: 国内ミステリー
コメント: ノワールにはなりきれず、事件も微妙に話の辻褄が合わず、主人公の一匹狼刑事も どっちつかずで、雰囲気は悪くないけど結末も中途半端で、消化不良な感じ。
関連本棚: reiko510の2014
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利休にたずねよ (PHP文芸文庫)
利休にたずねよ (PHP文芸文庫)
著者: 山本 兼一
出版社: PHP研究所
評価:
カテゴリ: 歴史小説
コメント: ということで、作者の直木賞候補作の次は受賞作を。 ミステリーの構成とも思えるような、関係者が語り手を変えながら、 切腹当日から時間を遡っていく趣向。利休について一般的な知識しか ないので、俗も踏まえながら秀吉も含めて「茶道」という形にまで 作り上げた力を感じる作品でした。ただ種明かしが弱い、のは確か。
関連本棚: bugbug reiko510の2014
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火天の城 (文春文庫)
火天の城 (文春文庫)
著者: 山本 兼一
出版社: 文藝春秋
評価:
カテゴリ: 歴史小説
コメント: 信長に仕えて安土城築城を任された総棟梁を骨太に描いた大作。 ぎりぎり命を懸けてなんとかやり遂げられることだけを命じる信長と、 それに応えてできないところはできないと断りつつ、物資や要員の調達から バテレンの建築も学びながらの新しい趣向への挑戦まで、大きな仕事を する、ということがよく分かる本作です。
関連本棚: satoshium 大人の読書計画2009夏 村代官 reiko510の2014 AkizoMickeyGo bugbug T.Miyashima
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抱擁、あるいはライスには塩を 下 (集英社文庫)
抱擁、あるいはライスには塩を 下 (集英社文庫)
著者: 江國 香織
出版社: 集英社
評価:
カテゴリ: 国内小説
コメント: ストーリーは全然違うけれど、兄弟姉妹の関係とから「ホテルニューハンプシャー」を 連想してしまった。女性が強いからかな。 他作品を読みたくなるかどうかは分からないけど、読まず嫌いはダメですね。反省。
関連本棚: reiko510の2014
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抱擁、あるいはライスには塩を 上 (集英社文庫)
抱擁、あるいはライスには塩を 上 (集英社文庫)
著者: 江國 香織
出版社: 集英社
評価:
カテゴリ: 国内小説
コメント: ジャンル的に今まで未読の作者。 帯やPOPの「3世代にわたるストーリー」というのに弱いのを今回自認。 章ごとに語り手と時代が変わるのが、ベールを少しづつめくっていくようで、 面白かった。
関連本棚: reiko510の2014
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パラドックス13 (講談社文庫)
パラドックス13 (講談社文庫)
著者: 東野 圭吾
出版社: 講談社
評価:
カテゴリ: 国内ミステリー
コメント: タイムパラドックスもの。ただ、SFとは言えない感じで、アマゾンの評価が 低いのもしょうがないか、と思います。 そもそも自分の好みで言えば、登場人物が矛盾に悩むタイムパラドックスものは あまり好きではないのでした。
関連本棚: reiko510の2014
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銀の島 (朝日文庫)
銀の島 (朝日文庫)
著者: 山本兼一
出版社: 朝日新聞出版
評価:
カテゴリ: 歴史小説
コメント: シリーズものを読んだことはあったものの、他作は手に取っていなかった作者 ですが、改めてラインアップを見ると読んでみたいものが結構ありました。 これは、ザビエルが何を日本にもたらしたのか、という点で、先日読んだペリーに 似ているところもあります。中国の状況が影響しているところなども。 ついでに言えば、海戦は最近の流行り。
関連本棚: reiko510の2014 T.Miyashima
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抱擁、あるいはライスには塩を 下 (集英社文庫)
抱擁、あるいはライスには塩を 下 (集英社文庫)
著者: 江國 香織
出版社: 集英社
評価:
カテゴリ:
コメント:
関連本棚: reiko510の2014
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村上海賊の娘 下巻
村上海賊の娘 下巻
著者: 和田 竜
出版社: 新潮社
評価:
カテゴリ: 歴史小説
コメント: 下巻はほぼ戦闘場面で、海賊だけあって海戦中心の展開でまずはその闘いぶりの描写が単純に面白い。また登場人物がそれぞれ個性豊かなため、単純な敵味方ではなく戦況がシーソーゲームになっても楽しめます。やり過ぎの感は否めないけど。 そして、これだけ面白い要素がありながら、主人公二人の人物造形と行動パターンに難があることは指摘せざるを得ない。作者も分かって説明を加えるが、それも興を削ぐ。
関連本棚: ヤッちゃんの部屋 nm090 reiko510の2014 kasta
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硝子の葦 (新潮文庫)
硝子の葦 (新潮文庫)
著者: 桜木 紫乃
出版社: 新潮社
評価:
カテゴリ: 国内小説
コメント: これはミステリーなのかな、とは思いつつ、読後感はそちらより人間関係に 重きがある感じ。受賞作はまだ文庫化されていないので未読ですが、この 重さの感覚は他作品も読んでみたくなる。
関連本棚: reiko510の2014
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戻る男 (中公文庫)
戻る男 (中公文庫)
著者: 山本 甲士
出版社: 中央公論新社
評価:
カテゴリ: 国内ミステリー
コメント: 映画や小説のタイムトラベルものを色々分類してくれているのが参考になります。 主人公が作家なので、調べ物をそのまま書いちゃった、という感じもあるけど。
関連本棚: reiko510の2014
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だから荒野
だから荒野
著者: 桐野 夏生
出版社: 毎日新聞社
評価:
カテゴリ: 国内小説
コメント: 3月にあった「150回記念芥川賞&直木賞フェスティバル」のトークショー。 http://hon.bunshun.jp/sp/akutagawa-naoki150 普段は作家のエッセイやインタビューにはあまり興味がないけど、今回は どの回も両賞受賞者から華麗なラインアップで全部聞きたくなって行きました。 ちょうど席が当たったのが桐野夏生&川上未映子の回。 桐野さんの容赦ない毒には常に魅せられているけど、本人はどんな人なのかな~と 思ってましたが、読書経験的なところでまずは同世代感満載。 あとは、川上さん(とても綺麗な人でした!)が自分と同じように桐野さんに 色々質問してくれました。「柔らかな頬」が結末を示さないことでミステリーでは ない、と批評されたことを今でも根に持っている、なんてことも聞けました。 で、その時に購入したサイン本。下世話なところでこれってあるよね、というのはあるけど、 毒とまでは行かない、といってあまりカタルシスもない、すっきりしない終わり方。 読者はわがままだからね。
関連本棚: nm090 reiko510の2014
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ナニカアル (新潮文庫)
ナニカアル (新潮文庫)
著者: 桐野 夏生
出版社: 新潮社
評価:
カテゴリ: 国内小説
コメント: 軍部による作家の南方視察派遣に実名を盛り込んだ小説。 主人公の林芙美子は放浪記の舞台のことしか知らないので、 小説として純粋に読むことができて、時代を問わず小説家の 本性みたいななものを感じることができる。 桐野さんはここのところ作家を主人公にした作品が増えて きましたね。
関連本棚: reiko510の2014
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新参者 (講談社文庫)
新参者 (講談社文庫)
著者: 東野 圭吾
出版社: 講談社
評価:
カテゴリ: 国内ミステリー
コメント: 東野さんは作品の落差が激しいので、話題作でも必ずしもは読んでいないので、 加賀シリーズも前後は読んでいるもののこれは初読。 事件の解決が主題ではなくて、主人公について分かってもらうための小説、 と言ったほうがいいかもしれない。土地柄と合わせて優しい印象。
関連本棚: reiko510の2014
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