|
|
|
|
|
|
ツーリストの帰還(下) (ハヤカワ文庫NV)
|
著者: |
オレン スタインハウアー |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
警察小説がだんだん組織の中に踏み込んでいったのと同様に、スパイ小説も外に向かっての活躍より組織を守る内部の戦いや存在の隠匿を主題に持つようになった気がします。(もちろん2重、3重スパイという存在は昔からあるから、敵は必ずしも外にいないのがスパイ小説だけど)。ザ・カンパニーの部署名がとツーリストとトラベルエージェントなのは笑いました。
内部的な葛藤とスパイの手管、という意味ではそれなりだったけど、事案そのものの面白さはなく、同時代性もあまり感じない。 |
関連本棚: |
reiko510の2015
|
|
|
|
|
|
|
|
|
屍者の帝国 (河出文庫)
|
著者: |
伊藤 計劃, 円城 塔 |
出版社: |
河出書房新社 |
評価: |
|
カテゴリ: |
国内ミステリー
|
コメント: |
伊藤計劃が遺したプロットを円城塔が、様々な作品の登場人物を登場させて世界一周冒険に仕立てた、ある意味ゾンビ(フランケンシュタインのクリーチャー)の出てくる19世紀後半を舞台にしたエスピオナージュ。
死者と生者の違いは何か、魂とは何か、怪しい科学で説明されるけど、現実には今でもまだわかってないんだな、と改めて感じます。
登場人物のラインアップは「リーグオブレジェンド」か「ヴァンヘルシング」以上のはちゃめちゃさ。小ネタ満載、とのことで、たぶん自分も正解率は5割程度かも。読者に求められるレベルは相当高いです。カラマーゾフの妹読んでおいて助かった。
|
関連本棚: |
reiko510の2015
AkizoMickeyGo
SaySet
|
|
|
|
|
もう一度学びたいギリシア神話
|
著者: |
|
出版社: |
西東社 |
評価: |
|
カテゴリ: |
勉強
|
コメント: |
昨年読んだまさにギリシャ神話を題材にした作品とミダス王のミステリーを続けて読んだこと。
ホビットの冒険を見た後にトールキンの神話世界からクトゥルフ神話といった創作神話と北欧神話など色々いて話題(サブカル・アニメでもよく使われるし)が広がったこと。
あとは、世界遺産の勉強に役立つことから、子供の本を借りておさらいしてみました。
聖書と神話は西欧文化の理解には必須ですね。 |
関連本棚: |
kotaro
reiko510の2015
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
スナイパーの誇り(下) (扶桑社ミステリー)
|
著者: |
スティーヴン・ハンター |
出版社: |
扶桑社 |
評価: |
|
カテゴリ: |
|
コメント: |
現代に活躍の場を設定できず、第二次大戦の独ソ戦下のウクライナを舞台にして、現代の主人公と行き来させるストーリーは、最初に感じたより非常に面白く、年末読書に引き続きスパイものとしても楽しめました。
ラストは、映画みたいなオチだけど。 |
関連本棚: |
reiko510の2015
|
|
|
|
|
|
|