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デイジー・ミラー (新潮文庫)
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著者: |
ヘンリー・ジェイムズ |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
小説
アメリカ
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コメント: |
上流階級の社交界のモラルがやかましいヨーロッパに、アメリカからデイジー・ミラーという女の子がやってくる。ここでは、未婚女性は異性と二人でおおっぴらに出歩いたりしてはいけないものなのに、彼女はそれを全く理解せず、好きなように行動する。まぁそんな話。<br>
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現代日本で言うなら「天然系」ってやつですかね。<br> |
関連本棚: |
Pulp Literature
yuco
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ルー・サロメ 愛と生涯 (ちくま文庫)
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著者: |
H.F. ペータース |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
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コメント: |
ニーチェやリルケなどに影響を与えたルー・サロメという人の生涯。昔は線を引きまくって繰り返し読んだものであるよ。 |
関連本棚: |
yuco
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大正天皇 (朝日選書)
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著者: |
原 武史 |
出版社: |
朝日新聞社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
政治
歴史
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コメント: |
<a href="http://diary.yuco.net/20040620.html#p01">感想はこちら</a>
<ul>
<li>○:今まであまり注目されてこなかった大正天皇の性格、生涯について研究・紹介している</li>
<li>×:視察の際の移動記録がたっぷり載っているが、単調で長く、いまいち……まぁ飛ばして読めばいいだけの話ですが</li>
</ul> |
関連本棚: |
ライヒ
yuco
cluster
stonechild
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フランス恋愛小説論 (岩波新書)
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著者: |
工藤 庸子 |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ブックガイド
恋愛論
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コメント: |
<blockquote>恋愛はいかに書かれてきたのか。「明晰な心理描写」を伝統とする名作群から、『クレーヴの奥方』『危険な関係』『カルメン』『感情教育』『シェリ』をとりあげ、サロン、手紙、寝室の機能、プライヴァシーやジェンダーの成り立ちなど、作品の背後に広がる時代と、そこを源泉とする感情やふるまいの描写の妙を教える、新鮮な古典案内。</blockquote>
というAmazonの紹介がすべてのような気もする。ここに出てくる小説をひとつも読んでいなかったが(いくつかのあらすじは知っている、という程度)、面白く読めた。<br>
<br>
いきなり小説を読んでも、当時の社会制度やものの考え方については、解説抜きではなかなか分からないし。<br> |
関連本棚: |
Ecco
yuco
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ぼくの小さな野蛮人
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著者: |
アレクサンドル ジャルダン |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
小説
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コメント: |
むかし好きだったんだけど、いま読んだらきっと、メッセージがストレートすぎると思うのだろうな。本文のデザインにもいろいろ仕掛けがあって面白い。 |
関連本棚: |
yuco
寺脇 犬
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危険な関係 (角川文庫)
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著者: |
ピエール・ショデルロ・ド ラクロ |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
隠す
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コメント: |
岩波/新潮/角川文庫版が出ていますが、どこの翻訳がいいのでしょう。最近まで一番手に入りやすかったのが角川で、最近、岩波が重版かけたらしいです。新潮のは、古本屋でしか見たことがありません。<br>
<br>
ここで角川版を選んだのは、唯一表紙画像が出ていたからなのですが。 |
関連本棚: |
yuco
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パラサイト・シングルの時代 (ちくま新書)
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著者: |
山田 昌弘 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
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コメント: |
本書の最終的な提案は「日本経済が不況を脱するために、パラサイト(=成人後の子が親と同居すること)に税金をかけて、やめさせよう。彼らが一人暮らしをはじめれば家具とか家電を買うから、需要が増え、日本経済が復活する」というものだ。<br>
<br>
まず、私は「不況脱出のために個人のライフスタイルを無理やり変えさせよう」という提案そのものに反対だ(「日本国民に○○させれば経済回復」というなら、○○のところにどんな事柄も持ってこられる)。また、著者が想定するのとは逆に、むしろ子が親の面倒を見ている(親が病気とか、自営業の親を手伝うとか)のが実態である場合は、税金の対象から除外する、としているが、抜け道がいくらでもできそうだ。収入・持っている土地・物の売買代金などではなく、一定のライフスタイルそのものに課税して変えさせることは、政策的にも困難だと思う。<br>
<br>
全体的に、まず著者の「パラサイトシングル=悪」という思い込みありきの本だ。時々、著者の考えに反してはいない統計が出てくるが、パラサイトシングルが「良い影響を与えてはいない」としても、ペナルティを与えるべき「悪」だという論証にはなっていないと思う。<br>
<br>
これが社会学としてまかり通ってしまうなら、『<a href="/yuco/4872574605">反社会学講座</a>』の人気が出るのもよくわかる。本書では「パラサイト・シングルが増えると、日本の貧富の差が広がる」としている。逆に『<a href="/yuco/4872574605">反社会学講座</a>』では、「大家は富裕層が多いから、一人暮らしをする人が増えると、大家はますます富み、一人暮らしをせねばならない人間はますます貧しくなる」としている。このように、ちょっと別の統計をもってくるだけで、結果が逆になってしまう。<br>
<br>
そもそも、「不況のせいで若者が職に就けないから、彼らの収入が少なく、親と同居せざるを得ない」とあるときは言いながら、「親と同居しているから、ちょっといやなことがあると仕事をすぐ辞めてしまってだらしない」とも言う。著者の考えは一体どちらなのだろうか。<br> |
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がこび5/人文科学
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文筆生活の現場―ライフワークとしてのノンフィクション (中公新書ラクレ)
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著者: |
石井 政之 |
出版社: |
中央公論新社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
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コメント: |
(佐野眞一を除いて)超メジャーとまではいかない硬派系ジャーナリストたちが、自分のキャリアのことをこんな風に考え、生きているということを紹介した本。
まぁ、食えない食えないと言っているが、自分ひとりが生きていく分くらいは稼げているみたいだし、専業主婦を養っているとか子どもを作ったとかいうのは自分の選択なんだから、仕方がないんじゃないの?
全体的には、問題意識の強くまじめで優秀な方々ですね、というか。そりゃそうか。 |
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続・若草物語 (講談社文庫)
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著者: |
ルイザ・メイ・オルコット |
出版社: |
講談社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
小説
アメリカ
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コメント: |
「若草物語」の続編は、赤毛のアンのそれほどはメジャーではないだろう。私も存在することは知っていたが、はじめて読んだ。それにしても、こんな1ページに1回は教訓が出てくるような説教臭いおはなしだったっけ…と思ったり。 |
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歌舞伎町のミッドナイト・フットボール―世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間
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著者: |
菊地 成孔 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
サイン入り
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コメント: |
菊地成孔は、ジャズミュージシャンでかつ思想哲学方面に詳しく、音楽理論と流行風俗を交えて書けるという稀有な人。この本は、カバーが面白い折り方をしていて、上下にオビが入っているように見える。
私には絶対にまねできない饒舌な文章(括弧書きと(笑)が多すぎる(笑))。ポストモダン思想系の単語も出てくるのだけど、思想系日記書きにいがちなわけわかめな文章とは一線を画している。それは、自分の専門分野である音楽で、たたき上げのきっちりした技術と理論を持っているからではないかと推測する。
「それっぽい作り話」が好きな人だなぁというのも分かったが、(思想にも音楽にも明るくない)私としては一番面白かったのは自分でも聞いたことのある(小沢健二、宇多田ヒカル、平井堅とかの)ミュージシャン分析だった。こういう、ちゃんとした音楽技術や知識があって、かつポップ・ミュージックの流れとかミュージシャンのキャラクター、サブカルチャー、メディアの流通させる若者一般の理想像を押さえて書ける人は貴重だろう。哲学・精神分析方面については判断不能だけど。
そのあたりは、bounce.comの連載(<a href="http://www.bounce.com/articleset/articleset.php/135">http://www.bounce.com/articleset/articleset.php/135</a>)を見てもわかる。これを面白がれる人にはお勧め。 |
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憲法問題入門 (ちくま新書)
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著者: |
長尾 龍一 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
隠す
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コメント: |
品切れらしいが評判のいい本なので欲しいなと思っていたら、運良く古本屋で発見。 |
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インビジブルハート―恋におちた経済学者
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著者: |
ラッセル ロバーツ |
出版社: |
日本評論社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
小説
アメリカ
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コメント: |
<a href="http://diary.yuco.net/20040622.html#p01">http://diary.yuco.net/20040622.html#p01</a>
読みやすい。恋愛小説で経済学。 |
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世界でさがす、私の仕事―5大陸13ヵ国15職体験物語
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著者: |
篠田 香子 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
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コメント: |
一ヶ月程度ずついろんな国(13カ国)で職業に就いてみたという体験記。その分、個々の仕事について深く考察できているわけではないが、チャレンジとして面白かった。 |
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恋愛の超克
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著者: |
小谷野 敦 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
恋愛論
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コメント: |
最初のほうで、いちいちいろんな学者に反論しているところの意味が分からず、買ってからしばらく読めなかった。小谷野敦の本は、断片的には面白いんだけど、一冊としてはまとまっていなかったり、他の本でも同じようなことを言っていたりすることがよくある。が、恋愛なんてしたくないやつはしなくていい、と堂々と言う人文系インテリの人の本って、ありそうで意外とないのかも。 |
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恋愛論 (新潮文庫)
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著者: |
スタンダール |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
恋愛論
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コメント: |
「結晶作用」という言葉は有名になった。やや冗長か。当時のフランス貴族の恋愛観の一部は、確実に現代のモデルになっているはずで、そういう意味でも面白い。拾い読みしかしていないので、すべての部分を読んだかどうか今でも分からない(でも読んでると思う)。 |
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歴史学ってなんだ? (PHP新書)
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著者: |
小田中 直樹 |
出版社: |
PHP研究所 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
歴史
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コメント: |
一見、「歴史学?そんなの昔あったことを調べて書くだけでしょ?」と思いがちだ。しかし、よくよく考えてみると、「過去の出来事」はどんなに調べても100%保証はできない。それをどう扱うか。http://diary.yuco.net/20040619.html#p01 |
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かまどうま
山田
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経済学を学ぶ (ちくま新書)
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著者: |
岩田 規久男 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
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コメント: |
経済学入門。10年前の本なのでところどころ古くなっている記述があるが、内容理解に支障をきたすほどではない。微妙に皮肉っぽい口調が楽しい。http://diary.yuco.net/20040626.html#p01 |
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ふたつの季節 (講談社文庫)
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著者: |
藤堂 志津子 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
小説
アメリカ
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コメント: |
アメリカに留学した学生同士の、ジャンルで言えば恋愛物なんだろうけど、どっか冷静なヒロインがいいのだ。だから、オビの売り文句はやっぱり違うと思うなー。解説は小谷野敦。 |
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リー・ミラー写真集 -いのちのポートレイト-
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著者: |
リチャード カルヴォコレッシ |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
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コメント: |
モデル・写真家・晩年には料理研究家になったリー・ミラーによる写真集。1930〜40年代に活躍した芸術家・ジャーナリストなどのポートレイト。 |
関連本棚: |
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