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迫るアジア どうする日本の研究者 理系白書3 (講談社文庫)

毎日新聞科学環境部
講談社
ISBN: 4062762579  紀伊國屋, Amazon, WebCat
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コメント
yusuke_takiguchi : おお3出たんだ 先日サイエンスアゴラというシンポジウムでもなかなか興味深いお話をされてたので期待
権太の既読 : 2009/1/17 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 2009/4/16~4/20 毎日新聞社の科学環境部による理系白書の第3弾。 今回は、アジアの生産力・技術力アップを受けて、日本のこれからを説いている。山中先生のiPS 細胞という大ホームランの話から始まって(このあたりはまだ夢がある)、日本の理系の研究者や若い人たちの置かれている状況を、理系の真っ只中にいる私に言わせていただけば、もう何年も前からわかっている話を取材をもとに構成している(まあ、噂レベルや感覚とは違って数値的な裏づけはあるものの)。アジアに技術を盗まれたくない、というのも一理あるし、どんどん教えてあげればよい、というのも又一理である。なかなか結論の出るものでもないであろう。理系の人間としては、こうやって大新聞社がキャンペーンを張り続けてくれて、世間の理系を見る目が変わるのを期待するしかないのであろうか。とにかく、理系は苦労の割に報われなさ過ぎている。技術立国といいながら、「好きでやってんだろ」的な我慢を強いられすぎていて、理系に夢が無くなってしまっている。もっと、理系に憧れが持てるような社会にして欲しい(昨年、ノーベル賞をとられた先生方もおっしゃっていたが)。
他の本棚 権太の既読, 岸リトル, netemoNetemo

最終更新 : 2009-01-18 01:05:38 +0900
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