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君はフィクション
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著者: |
中島 らも |
出版社: |
集英社 |
評価: |
☆☆☆(最大5) |
カテゴリ: |
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コメント: |
【購入動機:筆者&タイトル】
中島らもを読むのはこれが初めて。何ともアクの強い文章だった。評価として☆を三つしかつけなかったが、それは好んだ作品とできれば思い返したくない作品の評価を総合的に見たものである。
「コルトナの亡霊」はホラーテイストな文章であり、結構のめりこんで読めた。だが、主人公の死が何によってもたらされたのが不明瞭なのが少し残念。
(あと半分の短編を読んでから加筆予定) |
関連本棚: |
しばわんこ
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数学を使わない数学の講義
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著者: |
小室 直樹 |
出版社: |
ワック出版 |
評価: |
☆☆☆☆(最大5) |
カテゴリ: |
数学(経済学に関連した部分もあり)
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コメント: |
【購入動機:タイトル&自分の数学ギライを治すため】
初めて購入した数学に関する文庫。買ってから1年半くらい経過してお蔵入りになりかけていた。数学の根底にある考え方である「解の存在問題」、「集合論」、「必要条件&十分条件」、「正・逆・裏・対偶」などを通じて、『数学の論理』を具体例を通して教えてくれる。
ただし、「数学のオペレーション(因数分解などの計算)」に関してはこの本の筆者は「根性でやるしかないよ」と言っているので、もしソレが原因で数学が嫌いになった人は今後も中学・高校時代の「数学」は好きになれないかも・・・しれない。でも、『数学の論理』とそのオペレーションは別物であることから、この本を通じて数学の論理が好きになれる人もいるのでは?
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関連本棚: |
sakai
しばわんこ
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王様の速読術
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著者: |
斉藤 英治 |
出版社: |
ダイヤモンド社 |
評価: |
☆☆☆☆(最大5) |
カテゴリ: |
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コメント: |
【購入動機:装丁】
この本は『読書術』に関して紹介した本です。
筆者の言いたいことの1つは、『「読みたい!」と思った本をこの本に書いてある方法にしたがって「30分」でエッセンスを読み取ろう』というものでした。ただエッセンスを読み取ろうというのでは、従来までの「拾い読み」と何ら変わりの無いものになってしまいます。この本に書いていることを実践することができれば、おそらく「筆者が特に言いたいこと」と「読者が読む前に読み取ろうとしていたテーマに関する答え」の二つを読み落とすことなく、読書を楽しむことができるのではないでしょうか。
(まだ、僕自身はその読書法の習得中ですのでまた何らかの形でその成果を報告できたら、とは思っています。) |
関連本棚: |
岸リトル
toshiharu
しばわんこ
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ビジネスマン
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今夜は心だけ抱いて
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著者: |
唯川 恵 |
出版社: |
朝日新聞社 |
評価: |
☆☆☆☆(最大5) |
カテゴリ: |
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コメント: |
【購入動機:表紙&タイトル】
表紙だけ見ると、テーマが「女と男の情事」を扱っているものに見える。実際は、『現代版とりかへばや物語』である。
独身の中年女性と、彼女が別れた元夫が連れて行った娘。その二人のそれぞれの視点から物語は展開していく。ただ違うのは、彼女達の精神が入れ替わってしまう、ということである。
ただ、面白いことに「精神のホメオスタシス」というか、肉体の年齢に見合って精神年齢もそこに収束していく、というのがこの本のストーリーでは見られた。
最後の最後に僕は泣かされてしまった。「そこで来るか。。。」と。 |
関連本棚: |
しばわんこ
平蔵
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ある愛の詩 (角川文庫)
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著者: |
新堂 冬樹 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
☆☆☆☆☆(最大5) |
カテゴリ: |
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コメント: |
【購入動機:表紙】
絵に描いたような『純愛』もの。主な舞台は小笠原諸島。イルカと会話ができるほど心の澄んだ青年・拓海と、休暇に小笠原にやってきた音大生・流香。
流香には「失恋」の過去があった。その理由は相手からの突然の結婚の誘い。それに対して、彼女は踏み出せるほどの準備ができていなかった。それ以来、彼女は本心から愛することができなくなっていた。そんなところに、今まで出会ったことのない男である拓海が現れた。
拓海と流香の間にはどのような愛の詩が流れ、イルカは二人とどのような関わりをしていくのか?それは読んでのお楽しみ。 |
関連本棚: |
みいみ
kanapon
しばわんこ
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君の名残を
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著者: |
浅倉 卓弥 |
出版社: |
宝島社 |
評価: |
☆☆☆☆☆(最大5) |
カテゴリ: |
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コメント: |
【購入動機:タイトル&装画】
物語の舞台は平安末期。現代から3人の若者(女1人、男二人)があることをきっかけに過去へタイムスリップしてしまう。そのうちの男と女は剣道部の同級生だった。そして、互いにほのかな思いを抱いていた。だが、彼らがタイムスリップした場所では互いに相容れない立場にいるという憂き目にあう。
「愛していたものを殺さねば、愛するものを守れない」という選択に迫られる主人公。最後に彼らが目にしたものは何か。彼らは元の世界に戻れるのか?それとも。。。 |
関連本棚: |
hana*
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天使の梯子 Angel's Ladder
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著者: |
村山 由佳 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
☆☆☆☆☆(最大5) |
カテゴリ: |
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コメント: |
【購入動機:前作<天使の卵>】
前作から10年後の世界を描いた作品。
本作は古幡慎一という21歳の青年の視点から物語が描かれる。
彼は元高校教師の斉藤夏姫の教え子だった。
ある日突然高校からいなくなってしまった夏姫。
高校時代に慎一の心をかすめた慕情の想いが彼女との偶然の再開を境に加速し始める。思えば、彼らの関係は前作の歩太と春妃との関係に似ている。
だが、春妃のことを知らない慎一。
夏姫の背後に垣間見える男、歩太。
彼らの関係を知るために歩太に近づく。
そして歩太と夏姫、彼らの心の解放がラストに。 |
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にんげんだもの 逢 (角川文庫)
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著者: |
相田 みつを |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
☆☆☆☆☆ |
カテゴリ: |
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コメント: |
【購入動機:筆者&内容(メッセージ)】
活字と自筆の2通りで、相田みつをが他の人に対して、そして自分自身に対して伝えたかった、言いたかった言葉の数々が綴られている。
生きる上で大事なこと・・・、飾らずに、弱さをさらけ出してもいいから、
「素直」に生きること。当たり前のようでいて、一番難しい、その理想の生き方がこの本を読むことで『これがやっぱり大事なんやな』というのが伝わってきました。
「今更、相田みつを〜?」、なんて言わずに一度でいいから店頭ででも最初から通して眺めてください。15分くらいで読めるはず。
彼のメッセージが虚飾のないストレートなものだからこそ、読む側にもそのメッセージが伝わってくる。
情報発信者が溢れかえっている現代だからこそ、彼のような「飾らないメッセージ」を発信できるようになりたい、と僕は最後に思いました。 |
関連本棚: |
しばわんこ
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