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発売直後、一気に読みました。その衝撃! そして徐々に「何でぇー」と虚しく、やるせない気持ちになりました。予選リーグの興奮、仙台の違和感、直後に流れた「中田はずしのウワサ」等、何が真実か、何故あれ以上進めなかったのか…、当時の私は本書も消化しきれずにいました。
あれから3年間近、本書を何度か読み直し、それを契機にアテネ五輪の結果(あえて野球も含め)、ジーコジャパンの状況も見ながら、今は、トルシエ監督、2002ワールドカップの価値、いや、それ以上にサッカーというもののすごさ・すさまじさが、少しは垣間見えた気になっています。
当然、その後も日本のサッカー会を背負って行くはずの「山本コーチ」、ここまで語っていいの? と、当時は心配になったりもしました。が、著者は最後に「将来、日本代表の主将がワールドカップを頭上に掲げる日が来る。と、私は本気で信じている」と書いています。その思いがあってこそ、本書ができたのでしょう。そして、何よりワクワクするのは、日本はまだチャレンジを始めたばかりです。代表とともに、サポータも力をつけなくてはなりません。もちろんマスコミも。そのためにも『当事者が語る』ことがどんなに大切かと、改めて本書に感謝し、ぜひ皆さんにも読んでもらいたいと思っています。(2005年3月 記) |