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実感する化学 (上巻)
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著者: |
A Project of the American Chemical Society |
出版社: |
エヌ・ティー・エス |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
米国の化学の教科書なんだけれど面白い。単純に知識をまとめていくタイプではなく、オゾン層の問題など、日常的に係わることを題材に、化学の観点から読者に考えることを要求しながら知識の伝達も行われていく。オゾン層については高度と気圧の関係からオゾンの量など物理化学的な話題もあり、フロンによるオゾン消滅のメカニズムなど有機化学反応に関する話題も含まれている。また、問題にしても単に知識を問うのではなく、正解はなく考えることを要求させるようなものも含まれている。理系はもちろん、文系の人にも、一度は手にとって見てもらいたい本だ。 |
関連本棚: |
つとめさき
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[高等教育シリーズ] 成長するティップス先生 (高等教育シリーズ)
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著者: |
池田 輝政, 戸田山 和久, 近田 政博, 中井 俊樹 |
出版社: |
玉川大学出版部 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
名古屋大学の教育支援組織による授業のやり方のヒント集。Web上にも情報がある。大学で授業改革が言われて久しいけれど、このように、きちんと読み物にしているところは少なく、そういう点では評価できる。でも何で名大出版局ではなく、玉川大学から出てるのだろう…………… |
関連本棚: |
つとめさき
岸リトル
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分数ができない大学生―21世紀の日本が危ない
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著者: |
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出版社: |
東洋経済新報社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
この本の中に「学生が地図を満足に描けないのは中学校で幾何の授業がなくなったため」という記述がある。それを読んで、江戸時代には幾何の授業がなかったので、伊能忠敬は地図を描けなかったと三段論法をしてみたのだけれど、何が間違っているのだろう。
数学者がこんなことを言って本にしているようでは、数学はやっぱり必要ないかもしれない… |
関連本棚: |
つとめさき
takuji
一無
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レンズ設計の論理
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著者: |
中川 治平 |
出版社: |
東海大学出版会 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
レンズの設計法を具体的に学ぶのには役に立たないけれど、設計者(の少なくとも一人)がどのようにレンズの構成を理解しているのかを知るのには良い本。そして、本書を読むことにより、レンズの構成図を眺めたときに、今までとはちょっと違った視点で図面を見られるようになるのではないかという気がする。 |
関連本棚: |
つとめさき
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