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模倣犯〈4〉 (新潮文庫)
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著者: |
宮部 みゆき |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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コメント: |
高井由美子と樋口めぐみの出会いは意味があるのかと思いきや、お互いに加害者家族(由美子の場合は被害者なのだが)というつながりになったのか。めぐみの立場に立たされた由美子はいかなる行動を起こすのか興味深い。主犯格のピースが今まで愛称でしか呼ばれないのが腑に落ちなかったが、今巻の展開のための伏線だったのか、ニクいね。まだ誰も共犯者に不信感を抱いている人物が有馬義男以外に見当たらない(ピースが高井和明の友人だと言った時に、由美子が訝しがらなかったのが腑に落ちない。四面楚歌の状況で救いの手が差し伸べられた時の安堵を考えれば当然なのかもしれないのだが)が、残り1巻でどう急転するのだろうか。(2016年5月5日読了) |
関連本棚: |
さんばに
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BARBAPAPA
かじきくん
あーこ
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トンクル
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宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった(愛蔵版)
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著者: |
佐藤 勝彦 |
出版社: |
PHP研究所 |
評価: |
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カテゴリ: |
単行本
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コメント: |
教師が黒板で図解するように、文章だけではなく、随所に図やチャートが載っていて分かりやすい。著者の喩え方が身近な例(①近くにある電球と遠くに見える電球では明るさが違う。遠ざかっている星は暗く見え、近くの星は明るく見える。②親宇宙や孫宇宙はキノコからキノコが生えているようなもの。ワームホールはキノコの柄)で説明されていて、イメージしやすい。宇宙は遠い存在だと思うが、身近な例で説明できるように、日常と密接につながっているのだと感じさせられる。研究者だけではなく、万人が理解できる説明ができるようになるとき、宇宙の謎が解明されるというホーキングの主張には息を呑んだ。巻末に載っている同著者の『タイムマシンがみるみるわかる本』も読みたくなった。(2015年12月9日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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いつも宇宙人があなたの間近にいます
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著者: |
田村 珠芳 |
出版社: |
ハギジン出版 |
評価: |
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カテゴリ: |
単行本
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コメント: |
今巻は政治関連の話が多い。かれこれ出版されてから5年が経った書籍であり、当時の民主党政権についての評価が書かれている(今読むと、当時の動きが思い出せるので、懐かしい)が、現在の著者はどう思うのだろう。政権は民主党から自民党に戻った。日本はアメリカではなく、アジアと外交を深めたのか。先日、韓国と会議を開いたが、今の段階では大きく変化したとはいえない。ここのところ、UFO等の超常現象を特集したテレビ番組が多い。本書を読了した今日も放送されていた。宇宙人は本当にいるのかといつも漠然と観ているのだが、本シリーズによって宇宙への感じ方が変わるきっかけになった。(2015年12月2日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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すでに宇宙人が話しかけています
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著者: |
田村 珠芳 |
出版社: |
ハギジン出版 |
評価: |
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カテゴリ: |
単行本
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コメント: |
日本で古くから伝わっている神話や、エジプトやマヤ等の文明が宇宙人と関わりがあるとは思いも寄らなかった。宇宙人が地球人に紛れて暮らしているとよく言われているが、過去に神話や文明をもたらした宇宙人がそのまま地球に順応化し地球人になり、地球人の祖先が宇宙人ではないかと想像を巡らせると壮大に思う。地球人が宇宙人と呼ばれるのは、あながち嘘ではないかもしれない。本書は一見するとオカルトだが、自己啓発的で心を洗わされる気持ちにさせてくれる。(2015年12月1日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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これから宇宙人が救いにきます―UFO搭乗、あなたはできる人?できない人?意識の次元上昇(アセンション)がカギ!2008年、大変動の幕開け
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著者: |
田村 珠芳 |
出版社: |
ハギジン出版 |
評価: |
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カテゴリ: |
単行本
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コメント: |
ここのところ、テレビ番組で宇宙人の特集が組まれているのが気になり、本書を手に取った。序文を読んで、著者はリーマンショックを予期していたのかと勘ぐった。リーマンショック以後、金融や経済は世界規模で大打撃を受けたが、著者の読みが外れている事柄(ドルが廃止された等)もある。だが、本書は読みが当たるとか、外れるとかは問題ではないのかもしれない。本書に挙げられている宇宙人は良心的に見えるが、アメリカで宇宙人にアブダクション(誘拐)され、恐怖を感じた人はどうなるのか。宇宙人にも色々な趣向があるのかと思いを巡らせる。(2015年11月29日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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ONE PIECE 78 (ジャンプコミックス)
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著者: |
尾田 栄一郎 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
どんなに訪れた場所に複雑な事情があろうとも、数多の強敵が立ちはだかろうとも、ルフィが貫きたいのは「苦しんでいる仲間を助けたい」というまっすぐで揺るがない想いなのが清々しい。2年間の修行の時を経てルフィ一味は強くなったが、各人が一人ひとりの敵を倒すのに時間が引き伸ばされている(追い詰めたと思ったら逃げられたりと)ように感じた。SBSではないが、ルフィ頑張ってくれと応援したい。(2015年11月28日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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いぬやしき(4) (イブニングKC)
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著者: |
奥 浩哉 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
絶望の逃飛行と、救出の飛行――次巻予告の獅子神の逃飛行と、今巻予告の犬屋敷の飛行が対比されているのは、興味深い。前巻で丸々引っ張ったヤクザの話が今巻の最初で簡潔に終わっていたのには意表を突かれた。今後、ヤクザの巻が関わってくるのだろうか。獅子神と犬屋敷との戦いで終わるのか、それとも第三の勢力が登場するのか。安堂が犬屋敷と手を組んだことで、話は大きく進んだな。(2015年11月25日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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アルスラーン戦記(1) (少年マガジンコミックス)
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著者: |
荒川 弘 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
毎度思うが、荒川氏の描写は躍動感のある人物や動物に加えて、背景の描き込みも緻密で、あたかもその場にいるような空気が漂ってくる。戦の場面も怒号や爆音が聞こえてきそうで、硝煙が立ち上る様子がありありと見えるようだ。原作は結構巻数がありそうだが、果たしてどこまでコミカライズされるのか楽しみである。(2015年8月18日読了) |
関連本棚: |
hama
トンクル
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奴隷区 僕と23人の奴隷(5) (アクションコミックス)
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著者: |
オオイシ ヒロト, 岡田 伸一 |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
東京都二十三区が皆登場したら、物語は佳境に入るのだろうか――まだ二十人は登場していないな。鍵を握っているのは、今までの話を思い出すと、ユウガの友達のシンノスケと、練馬組長だな。それにしても、この作品に出てくる人物はどの人も所持金が多いな(百万円以上の蓄えがある)。SCMを手に取る人物はある程度の預貯金があるのか。(2015年8月17日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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奴隷区 僕と23人の奴隷(4) (アクションコミックス)
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著者: |
オオイシ ヒロト, 岡田 伸一 |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
今巻で話が大きく動いたな――SCM開発者の経緯やズシオウマルの秘密が明らかになり、すっきりした。東京都二十三区のどこかが苗字として出てきたら、その人物はきな臭いのだな、分かりやすい。第三の主人がSCMを盗用した大久保だと決めつけるのは早計かもしれないな。(2015年8月17日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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奴隷区 僕と23人の奴隷(3) (アクションコミックス)
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著者: |
オオイシ ヒロト, 岡田 伸一 |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
人を疑うか、もっと疑うかだ――中央アタルの言葉は登場人物だけではなく、読者にも向けられているな。人物の台詞は全て真実ではなく、嘘も含まれている。鵜呑みにしてはならぬな。巻末のリュウオウにはすっかり騙されたよ。今のところ、リュウオウとユウガの二つの勢力に分かれているのか。(2015年8月17日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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奴隷区 僕と23人の奴隷(2) (アクションコミックス)
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著者: |
オオイシ ヒロト, 岡田 伸一 |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
SCMについてのルールが徐々に明かされていくのだが、勝負者の都合に合わせた後付け設定に見えるのはなぜだろう。SCMを装着した二十三人の苗字は、東京都二十三区に因んでいるのだな。区名を覚える(知る)きっかけにはなる。犬が被験者になっているのは気になる。もしやサブタイトルの「僕」は犬を指しているのだろうか。(2015年8月17日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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よんでますよ、アザゼルさん。(10) (イブニングKC)
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著者: |
久保 保久 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
佐久間にかかった呪いは、不意のキスから始まっていたのか。要所要所に散りばめられた下ネタが何とも。アザゼルの佐久間への固執っぷりもなかなかだが、芥辺が彼女を必要とする理由は何だろう。まだ明かされそうにはないのか。退学した佐久間はこれからどうなるのだろう――芥辺探偵事務所の専属助手となるのか、それとも次巻には何事もなかったかのように復学しているのか。(2015年8月17日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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聖☆おにいさん(10) (モーニング KC)
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著者: |
中村 光 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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コメント: |
年中行事以外にも、何気ない日常の一コマも、ブッダとイエスにかかれば話が展開される(鍵紛失の事件簿)のが面白い。巻末あたりで、悪魔の誘惑の言葉が現代風にアレンジされているのには笑ってしまった。税率が変更される前に発売されたんだな、本コミックスは。節分やクリスマスの際に、二人のやりとりをふと思い出したら、楽しいのだろうなぁ。(2015年8月17日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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聖☆おにいさん(9) (モーニングKC)
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著者: |
中村 光 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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コメント: |
下界の行事に真剣(そう見える)に取り組み、斜め右上を行くブッダとイエスの言動が面白い。知識として聖人を知っていたとしても、生き生きと日常に溶け込む掛けを展開させるのは難しいに違いない。巻数を重ねても、二人の勢いが衰えないのには脱帽する、否、増しているように感じている。DJを導師に、ラジオを「天啓」と捉えるとはなかなかだな、ブッダ。(2015年8月17日読了) |
関連本棚: |
ふかふか
トンクル
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銀の匙 Silver Spoon 12 (少年サンデーコミックス)
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著者: |
荒川 弘 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
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高校卒業後、八軒は進学か農家に就職するとばかり思っていたが、まさか起業につながるとは思わなかった。巻末の次巻予告を見ると、残りの2年はあっという間に過ぎるらしいな。校長先生の『銀の匙』の話ではないが、高校時代だけではなく、八軒の今後を積み重ねていくように物語が展開されるかと思うと心が躍る。(2015年8月16日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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銀の匙 Silver Spoon 11 (少年サンデーコミックス)
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著者: |
荒川 弘 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
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学校は生徒にとっての「畑」で、どこ(勉学、部活、畜産)を耕して(自分を磨く)も自由で、失敗しても良い――畜産高校ならではの譬えかもしれないが、どこの学校でも言えることだなぁ。八軒の父の顔が誰かに似ているなと思ったら、スカーではないか。寮生活から下宿生活へ、二年生も変化の年になりそうだな。(2015年8月16日読了) |
関連本棚: |
トンクル
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