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空想科学大戦―空想科学COMICALIZATION (3)
空想科学大戦―空想科学COMICALIZATION (3)
著者: 柳田 理科雄, 筆吉 純一郎
出版社: メディアファクトリー
評価:
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コメント: 怪獣編、改造人間編と来て、今巻は巨大ロボット編だ。『空想科学読本』のガンダムの項で取り上げられた歩行の考察が漫画化され、絵で見るとますますリアリティがあった。前巻では、テーマが改造人間だけあって、人間ドラマが色濃く書かれて感情移入し、今巻は一つのロボットが科学的に成長していく様子に、手に汗を握った。『20世紀少年』の世紀末(1999年)に出てきた巨大ロボットがキャタピラで動いていたのは、理に適っていたのだな(その後のUFOは飛躍しすぎだと思ったが)。もはやズキンちゃんの惚れ性が名物と化している。(2013年9月17日読了)
関連本棚: トンクル
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空想科学大戦 4 (空想科学文庫 14)
空想科学大戦 4 (空想科学文庫 14)
著者: 柳田 理科雄
出版社: メディアファクトリー
評価:
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コメント: ついにウーターマン(ウルトラマン)、仮名ライダー(仮面ライダー)、カガクゴー(マジンガーZ)といった特撮ヒーローの王道が一堂に会するときが来たが――SAMONのアサハカは墓穴を掘って、被害がますます拡大、猫柳田にトラディショナル重工業の社長も若気の至りにうつつを抜かし、いったい誰が迷惑千万か。科学も真っ青な空気感が何ともいえない。毎話の終わりに締められていた作者による考察が、第4巻(文庫版)で巻末に来ているのは、出版時期の都合によるものだろうか。(2013年9月18日読了)
関連本棚: トンクル
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最後の空想科学大戦!
最後の空想科学大戦!
著者:
出版社: ジャイブ
評価:
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コメント: 最終巻の舞台は、いよいよ宇宙へ――どのように宇宙へ話をつなげるのかと疑問に思っていたら、影のヒロイン・ズキンちゃん救出作戦と来たか。5年の歳月を経て刊行された最終巻は、カラーページも含め、作画やコマ割(一つ一つのコマが大きくなったのだろうか。前巻までの昭和を感じさせる芋臭い作風が好きだった。ヒカガクが別人に、ズキンちゃんが美化されすぎのような気がする)が大きく変化していると感じた。最終巻との間に出版された『Dr.猫柳田の科学的青春』も読みたい。ところで、ワルサーの顔の色って何色だろう。(2013年9月18日読了)
関連本棚: トンクル
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Makoto (講談社漫画文庫 こ 3-12)
Makoto (講談社漫画文庫 こ 3-12)
著者: 郷田 マモラ
出版社: 講談社
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コメント: 『モリのアサガオ』を読んで、作者の他の作品も気になり、手に取った。霊が見える検察医が死者の想いを汲んで事件を解決していく話である。短編集で一つ一つの話がよくまとまっており、胸の温かくなるエピソードが多い。改めて、郷田氏はストーリーで訴える漫画家なのだと感じた。最後に、検察医つながりで『きらきらひかる』のヒロインが出てくるとは、作品を読みたい。(2013年9月18日読了)
関連本棚: トンクル
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セナのまわり道 (アクションコミックス)
著者: 郷田 マモラ
出版社: 双葉社
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コメント: こんな運転手がいたら、タクシーに乗ってみたい。大阪を舞台とした、女のタクシー運転手セナを取り巻く物語である。セナの歯切れの良さが小気味良く、読んでいてすっきりする。作者が描く大阪は、他の作品ともつながっていて、ファンには嬉しい。一つ一つのエピソードが、セナの(人生の)回り道なんだろうなぁと考えさせられる。(2013年9月19日読了)
関連本棚: トンクル
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蝉の女 「人間やねん」短編集 (アクションコミックス)
蝉の女 「人間やねん」短編集 (アクションコミックス)
著者: 郷田 マモラ
出版社: 双葉社
評価:
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コメント: 遊郭や水商売、ホームレス等、闇に紛れて生きている人々の姿を描いた短編集である。起承では救われない役回りの主人公達だけあって、結で幸せの兆候が見えても、素直に受け入れられないところが印象に残った。人物自身だけではなく、空や音で感情を表している点も感慨深い。作者が描く三日月は闇を纏っていて、どことなく抽象的だ。(2013年9月24日読了)
関連本棚: トンクル
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Dr.猫柳田の科学的青春―空想科学大戦!SPECIAL EDITION (第1集)
著者: 柳田 理科雄, 筆吉 純一郎
出版社: 幻冬舎コミックス
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コメント: 『空想科学大戦』シリーズで毎度お騒がせのDr.猫柳田の青春時代を描いた作品である。全体的に報われないオチが多いのだが、ドタバタ喜劇の性格が強いためか、後読感が悪くない。空想科学大戦のように、各巻で取り上げられるテーマが決まっているのだろうか、第5集までどのようにシナリオが展開されていくのか気になる。第6話で幼少期のモドキングが出てきたのにはにたり。巻末の昭和年表は必見!(2013年9月27日読了)
関連本棚: earth2001y トンクル
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Dr.猫柳田の科学的青春―空想科学大戦!SPECIAL EDITION (第2集)
Dr.猫柳田の科学的青春―空想科学大戦!SPECIAL EDITION (第2集)
著者: 柳田 理科雄, 筆吉 純一郎
出版社: 幻冬舎コミックス
評価:
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コメント: 巻頭のカラーページの景色が第1集では昭和の街並み、第2集では屋内ときて、第3集はどこが描かれるのだろうか。今巻でも第1集の巻末で紹介された出来事(自動車、チキンラーメン、バレンタインデー)がピックアップされた。次巻以降には洋式トイレやフラフープが登場するのかと思うと、想像が膨らむ。『空想科学大戦』のアサハカの非科学っぷりは、猫柳田のせいだったのか。(2013年9月30日読了)
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眠れなくなる宇宙のはなし (宝島SUGOI文庫)
眠れなくなる宇宙のはなし (宝島SUGOI文庫)
著者: 佐藤 勝彦
出版社: 宝島社
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コメント: 太古から現代まで、人類が抱いてきた宇宙への探求の歴史をたどった一冊である。知への興味は、宇宙に限らず、自分自身を知ることにつながっている。後半の宇宙の起源をめぐる理論を読んでいて、やはり読書は自分の知らない考えや世界を知るという点で楽しいものだと改めて感じさせてくれる。今年の11月28日に見えるというアイソン彗星を覚えておこう。アシモフの『夜来る』が読みたくなった。(2013年10月9日読了)
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ONE PIECE 72 (ジャンプコミックス)
ONE PIECE 72 (ジャンプコミックス)
著者: 尾田 栄一郎
出版社: 集英社
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コメント: ドフラミンゴを倒すために、ドレスローザの小さき民達が動き出す――レベッカの過去によれば、人間をおもちゃに変えてしまう悪魔の実の能力を持つ者は、ドフラミンゴと結託する前から存在していたのだろうか。単体で見ると愉快な能力と見てしまいそうだが、頭の手腕によって、能力が脅威となるのかが決まるのだな(現実でも言えることだと思う)。(2013年11月9日読了)
関連本棚: トンクル
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空想科学読本6 (空想科学文庫)
空想科学読本6 (空想科学文庫)
著者: 柳田理科雄
出版社: メディアファクトリー
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コメント: 『空想科学読本Q』では全国の書店で集めた疑問に、本巻では高校向けに発行された『図書館通信』に寄せられた質問に答えている。漫画や特撮だけではなく、古典の『大鏡』や『枕草子』が取り上げられているのには目を見張った。人間の空想は大昔から編まれていたと思うと感慨深い。『空想科学昔話読本』の執筆は本巻から着想を得たのかと思ってしまう。コブクロの歌詞の質問といい、今巻はオチにパンチが効いているなぁ。(2013年11月15日読了)
関連本棚: トンクル
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コクリコ坂から (角川文庫 み 37-101)
コクリコ坂から (角川文庫 み 37-101)
著者: 高橋 千鶴
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)
評価:
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コメント: 映画を観て、原作を読んでみたくなった。映画の印象が強いためか、後半で波乱の展開を迎えようとも、原作でも海ははつらつとして気丈な性格の持ち主に思えた。宮崎吾郎氏のあとがきを読んでいると、作品に触れての最初に抱いた印象は大事なのだと気づかされる。何度も作品に触れるうちに発見はあるけれど、知らず知らずのうちに印象を脚色し、自分の都合の良い考えに歪めていってしまう。宮崎吾郎氏が新しい別荘に行って、なかよしを手に取らなかったのは、旧別荘で抱いた作品の印象が強かったからだと思う。学園闘争等じっくり描かれていた前半に対して、終盤が駆け足気味だった(映画の落とし前の付け方が良かった)。巻末のあとがきは、NHKで映画制作を追ったドキュメントの内容を彷彿させる。(2013年11月15日読了)
関連本棚: トンクル
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レベル7(セブン) (新潮文庫)
レベル7(セブン) (新潮文庫)
著者: 宮部 みゆき
出版社: 新潮社
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コメント: 第一印象はサスペンス、これからいったい何が始まるのだろうと半信半疑にページをめくり始めた。徐々に明らかになる謎には手に汗握り、二つの追跡行の接点が最初から用意されていたことには目を丸くした。毎度著者の作品から感じられる、人物の心情や身辺描写の緻密さにも舌を巻く。少し時間を置いて、また再読したいと思う作品だ。(2013年11月24日読了)
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ICO  -霧の城-
ICO -霧の城-
著者: 宮部 みゆき
出版社: 講談社
評価:
カテゴリ: 単行本
コメント: 同名のゲームをノベライズした作品である。あとがきで著者が述べているように、ノベライズといえど、本作は宮部氏による解釈で構成されている。序盤でのイコが霧の城に行く件までは自然に読み進めれたが、城の中での探索シーンの描写がどこか単調に感じた。しかし、ページの多くを割くヨルダの回想には、目を見張るものがある。この作品のノベライズがあったからこそ、異世界長編の『ブレイブストーリー』が誕生したのではないかと感じる点もある。原作のゲームを手に取りたくなった。(2013年11月26日読了)
関連本棚: 2004年・しんじ もりかつ Kicow kura Haro カノぷ〜 あくび こきぞう dainichiro tou kuma nona nozom まちゅ Digitune masaka みみすけ まゆこ(^▽^) みちるん あおぞら 浅夏 わ様 はぼ コサカエミ にしのみやねこ geta6 hirschkalb トンクル
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Dr.猫柳田の科学的青春―空想科学大戦!SPECIAL EDITION (第3集)
著者: 柳田 理科雄, 筆吉 純一郎
出版社: 幻冬舎コミックス
評価:
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コメント: 猫柳田に恋のライバル(?)登場、ミチルさんを取り巻く騒動に拍車がかかる。科学と手品のまさかの融合の巻には、笑いが止まらなかった(タネ明かしをする猫柳田の振る舞いがやけにシュール)。このシリーズに流れるまったりとした空気感が何ともいえない。空想科学大戦に劣らず、ネッケツ家の御仁方も超人の域に達している。(2013年11月27日読了)
関連本棚: トンクル
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銀の匙 Silver Spoon 9 (少年サンデーコミックス)
銀の匙 Silver Spoon 9 (少年サンデーコミックス)
著者: 荒川 弘
出版社: 小学館
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コメント: 信用してるから、迷いなく話に乗れるのよ――タマコのこの台詞は胸に染みる。八軒がエゾノーで築いた信頼は彼自身を成長させ、動物を含め周囲も変えている。彼の頑張りを母に現場で見てもらえたのは大きい。父も態度に出さないだけで、八軒の変化を感じているのではないか。年が明けて2年目のエゾノー生活はいかに。鋼の錬金術師のキャラに似た特徴の人物(グラトニー似の生徒等)がいて、思わずほっこりした。(2013年11月29日読了)
関連本棚: トンクル
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Dr.猫柳田の科学的青春 第4集
著者: 筆吉 純一郎
出版社: 幻冬舎
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コメント: 空想科学大戦はぶっ飛んだ騒動が多かったが、Dr.猫柳田は各話の小粒感が何とも良い。日常の事柄(昭和30年代に限らず、今でもある満員電車、家庭用テレビの登場)が猫柳田の手にかかると、何でも科学的に解明され、こんな見方や発想ができるのかとたまげてしまう。気が付けば、物語が始まってから三年も時が過ぎているのか。第5集はどのようにして完結を迎えるのか気になる。今までの登場人物が勢揃いしてくれるのだろうか。(2013年11月29日読了)
関連本棚: トンクル
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Dr.猫柳田の科学的青春―空想科学大戦!SPECIAL EDITION (第5集)
Dr.猫柳田の科学的青春―空想科学大戦!SPECIAL EDITION (第5集)
著者: 柳田 理科雄, 筆吉 純一郎
出版社: 幻冬舎コミックス
評価:
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コメント: 毎度お騒がせの猫柳田とネッケツ家との珍騒動も今巻で完結。今まで出てきた登場人物が揃って大団円、猫柳田の科学的青春はまだまだ続く!とアップテンポで終わるかと予想していたが、良い意味で裏切ってくれた。どこか実現しそうで実現しない、けれどもぶっ飛び過ぎていない科学的発明の数々に目を丸くした。ネッケツ家のじいさんの四コマ漫画も一つ一つオチがあって面白い。空想科学生活読本でもお目見えしていた猫柳田、今後の活字本でもスピンオフとして登場してほしいなぁ。(2013年12月1日読了)
関連本棚: トンクル
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空想科学読本6.5 (空想科学文庫)
空想科学読本6.5 (空想科学文庫)
著者: 柳田理科雄
出版社: メディアファクトリー
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コメント: 今巻は、作者が前巻のスタイルに触発されて筆を執った作品である(レコードのB面の例えが何とも)。アニメの名シーンベスト100等で取り上げられてそこだけ見知っていた場面の一つ・星飛雄馬のクリスマスパーティーが考察されていて、嬉しかった(懐かしさもある。この考察は科学的というよりも、経営的だったな)。仮面ライダー等のお馴染みの作品はもとより、知らない作品の考察も目が離せず、興味関心はこうやって広がっていくのかと感慨深くなった。著者の昔年の疑問がつぎ込まれているだけあって、並々ならぬエネルギーを感じた。(2013年12月4日読了)
関連本棚: トンクル
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亜人(6) (アフタヌーンKC)
亜人(6) (アフタヌーンKC)
著者: 桜井 画門
出版社: 講談社
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コメント: 前巻を読んでから、かれこれ2年ぶりになる。永井圭と戸崎が手を組み、佐藤討伐への作戦が始まる――今まで謎に包まれていた下村泉の過去が明かされ、戸崎サイドに親近感が出てきた。2巻目以降、音沙汰がなかった海斗が登場した時には目を見張った。圭と海斗は離れていても、つながっている。亜人とIBMのつながり以上だと信じたい。(2016年9月16日読了)
関連本棚: トンクル
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