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(158/165)冊
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リングワールド (ハヤカワ文庫 SF (616))
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しずり雪
しずり雪
著者: 安住 洋子
出版社: 小学館
評価:
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コメント: 垢抜けない表題作は、長塚節賞受賞だそう。垢抜けなさも含めて、なんだか納得(長塚先生すみません)。江戸時代の長屋ものの短編集。 2014年5月
関連本棚: ピロコ
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風の海 迷宮の岸 十二国記 (講談社文庫)
風の海 迷宮の岸 十二国記 (講談社文庫)
著者: 小野 不由美
出版社: 講談社
評価: ★★★☆
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コメント: 主人公は蓬莱生まれの麒麟・泰麒。純真無垢な(でも自尊感情が低い)少年が、その素直さを軸にさまざまな人の助けを借りて大役を果たすところまで。前作「月の影 影の海」登場人物の再登場(時系列としては前作より前)がスパイス。 2014年5月
関連本棚: aruto tkmr あくび こきぞう 鍛鉄 リッキー叔父さん 司秋人 koic bit78 YomuYome kanapon joulli masahino 有栖川 Ring mnpk 佐治道綱 みづき ababincho 平蔵 あれあれ ピロコ
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月のころはさらなり
月のころはさらなり
著者: 井口 ひろみ
出版社: 新潮社
評価: ★★★☆
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コメント: 方言による会話と「鈴ならし」「魂翔け」などの神さびた単語によって、ちょっとちょっと特殊な田舎の庵が浮かんでくる。その特殊性を活かしきれていない感もあるが。子どもたちと大人の葛藤と成長の物語。読後感は希望を持たせ、すっきり。 2014年5月
関連本棚: まーも ピロコ
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神去なあなあ夜話
神去なあなあ夜話
著者: 三浦 しをん
出版社: 徳間書店
評価: ★★★
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コメント: ちょうど明日からWOOD JOB公開とのこと。あれ? こんな(軽~い)感じだったっけー? と思いつつ、主人公がパソコンに記録したという形で、神去村の日常がさらりさらりと綴られる。ちょっとあだると(繁ばあちゃん談)な雰囲気もありつつ、前作同様「つれづれ」。林業の様子が少なかったのが残念。 2014年5月
関連本棚: ピロコ
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半落ち
半落ち
著者: 横山 秀夫
出版社: 講談社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 主人公が「なぜ妻を殺したのか」ではなく、「妻を殺してから自首するまでの2日間は何をしていたのか」の謎解き。主人公を取り巻く人物(物語の語り手)が次々変わり、読ませる展開。いい意味で「男臭い」登場人物が魅力的。謎解きはあっけない。 2014年5月
関連本棚: junK 千葉みなと あかり もりかつ ちう ちこ あっつん sumitomo みかん(た行〜アンソロジー) らいさん ちー サハコ くうたん egg 2002年9月〜2003年・しんじ 偏り本棚(読破編) Taicho しんじの本棚(2002年9月〜2003年) makie 平蔵 hokorobi 竜胆 しのぴー musao3 ピロコ
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後巷説百物語 (Kwai books)
後巷説百物語 (Kwai books)
著者: 京極 夏彦
出版社: 角川書店
評価: ★★★★
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コメント: 前作・前前作の登場人物の「その後」にあたる、スピンオフ的な作品。本作の登場人物のスタンスと、そこから前作までのキャラクターが登場する「劇中劇」への導入の仕方が京極作品らしい。内容はエグイものの読後感が悪くないのが好き。書下ろしがなければ消化不良だったが、書下ろしを含めて出版することで書籍を手に取らせる作戦か! 2014年4月~5月
関連本棚: Mieko すろぷろ 鍛鉄 ci fukasawa probe 香澄 文学賞 GAKI ゆきと masahino jinc 偏り本棚(読破編) マドモアゼル とむの棚 piroshi タテイ Baghdad Cafe ドリアン lookwest ogijun ピロコ
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月の影 影の海(上) (講談社文庫)
月の影 影の海(上) (講談社文庫)
著者: 小野 不由美
出版社: 講談社
評価: ★★★☆
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コメント: 時間ができたので読み直し。ティーン向けではあるものの、波風立たない生活を送ってきた(送らされてきた)主人公が、突如わけのわからない世界に放り込まれ、信じては裏切られ、血なまぐさい中で徐々に自立していく過程は、結構エグイ。この後の展開を知っているからこそ、上巻では謎が謎のまま、主人公に救いがないことに改めて驚いた。 2014年4月
関連本棚: aruto tkmr nnh はい@ 鍛鉄 k_no リッキー叔父さん m-use koic bit78 kanapon masahino 有栖川 Ring 講談社文庫の100冊 佐治道綱 ababincho 平蔵 go.tekuteku ピロコ
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神々の午睡
神々の午睡
著者: あさの あつこ
出版社: 学習研究社
評価: ★★
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コメント: 小・中学生向け。序章と終章があるからこそまとまっていて、序章が一番面白いという作品。ギリシャ神話のような人間くさい神々がいる世界で、神と人と、その中間の存在とが共生している(むしろ神々によって振り回されている)。基本的に、中学生女子が好きそうなビジュアルの神様たち。内容は非常に薄っぺらい。 2014年4月
関連本棚: ピロコ
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鬼と三日月 山中鹿之介、参る!
鬼と三日月 山中鹿之介、参る!
著者: 乾 緑郎
出版社: 朝日新聞出版
評価: ★★★
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コメント: 歴史上の事実とあり得そうなフィクションを織り交ぜた、歴史謎解きもの。お家再興にかける家臣とそれぞれの思惑を持った忍一族の因縁が重なり合って、本来ならもう少し面白くてもよさそうなのだが、いまいち。忍一族がドロドロしているのが、生臭くて良い。 書いたデータが何度も消えたので、やる気のない感想で申し訳ない。 2012年9月22日~
関連本棚: ピロコ
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ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)
著者: リチャード P. ファインマン
出版社: 岩波書店
評価: ★★★★★
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コメント: 上巻に引き続き、わが道をゆくファインマン氏の圧倒的に楽しそうな生活ぶり。物理学者としての能力はもちろんだが、彼の好奇心はそれだけに留まらないのが素晴らしい。ブラジルの国立研究所でのエピソードは素敵。 2013年9月末
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手紙 (文春文庫)
手紙 (文春文庫)
著者: 東野 圭吾
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★
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コメント: ちょうど先日の、ある事件の犯人の弟が自死を選んだというニュースが流れた。犯罪加害者の家族は、はたして加害者なのか。「犯罪加害者は犯罪を犯すことで自分自身だけでなく家族が社会的に制裁を加えられることを理解しなくてはならない」という趣旨の内容が本書にもあった。そうだとしても、それは犯罪加害者が背負うべきことではないのか。犯罪加害者の家族が背負うべき社会的制裁なのか。私が甘いのか。 2014年4月
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Lionboy
Lionboy
著者: Zizou Corder
出版社: Puffin
評価:
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コメント:
関連本棚: Tinyの未読 ピロコ
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怪しい人びと (光文社文庫)
怪しい人びと (光文社文庫)
著者: 東野 圭吾
出版社: 光文社
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: うーん。短編集ながら、これが入ってるなら価値あり!的なピカイチの作品はなかったなぁ。先が読めてしまうストーリーが半分と、残念ながら面白いと感じないストーリーが半分。時間を潰すためならいいか。
関連本棚: sumikawa OG3 ちこ みかん(た行〜アンソロジー) 人造人間0号 noririn 権太の既読 みみすけ ちっち wabisabi ピロコ
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天地明察(下) (角川文庫)
天地明察(下) (角川文庫)
著者: 冲方 丁
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)
評価: ★★★★
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コメント: テーマに比べて、読みやすさに驚き。改暦とはこんなにも政治的なもので、こんなにも国を揺るがすものなのか。(でもそうだよな、と納得)人物譚になっていて、主人公がスーパーマンじゃないあたりが、共感を呼ぶのか(反感を呼ばないのか)。周りを固める人物、特にご老体の面々が魅力的。
関連本棚: blackbird reiko510の2012 T.Miyashima Mikan Akashita ヤッちゃんの部屋 ピロコ AkizoMickeyGo
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フィレンツェ―世界の都市と物語 (文春文庫)
フィレンツェ―世界の都市と物語 (文春文庫)
著者: 若桑 みどり
出版社: 文藝春秋
評価:
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コメント: 若桑みどりさん! 2013年10月8日~
関連本棚: veri ピロコ
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途中の一歩(下)
途中の一歩(下)
著者: 雫井 脩介
出版社: 幻冬舎
評価: ★★★
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コメント: 下巻は、くっつくペアが予想通りだったり予想外だったりと、恋模様が展開する。仕事に向かう姿勢には共感しつつも、やっぱりどうしてもソープオペラの陳腐な印象がぬぐえないまま、結末へ。結末に至る恋愛模様の締め(?)も、ご都合主義というか、打ち切りになった連載漫画のよう。 2013年10月5日~6日
関連本棚: ピロコ
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途中の一歩(上)
途中の一歩(上)
著者: 雫井 脩介
出版社: 幻冬舎
評価: ★★★
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コメント: 最初に読んだ雫井脩介作品が「犯人に告ぐ」だったからか、ハードボイルドで骨太な職業ミステリーを描く作者だと思っていたが、ここ2作品で印象が変わった。主要人物の造形が上手く、キャラクターには魅力があるが、話の軽さのせいか「お仕事もの」「ラブコメディ」的なテレビドラマを見ているような読後感がある。逆に、帯にあるような「共感しました!」はないなぁ。 2013年10月3日~4日
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ダックスフントのワープ (文春文庫)
ダックスフントのワープ (文春文庫)
著者: 藤原 伊織
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★
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コメント: すばる新人賞を受賞した「ダックスフントのワープ」と短編3編収蔵。独特の世界観と、自分の感覚に素直で、だからこそちょっと生きづらいキャラクターたちが織りなす繊細な作品。好きな人には響くだろう作品。個人的にはこの作風が続くと読めないが、一冊なら好き。このデビュー作から「テロリストのパラソル」が出来てくるとは思えない…! 2013年10月1日~3日
関連本棚: サトウ 権太 yoru fulmine mnpk walrus ピロコ
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輪違屋糸里 上
輪違屋糸里 上
著者: 浅田 次郎
出版社: 文藝春秋
評価: ★★
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コメント: 幕末、上洛した新撰組の歴々と島原の妓たちの物語。主人公の糸里自身より新撰組や彼らが間借りする住人士(郷士と縁のある町人)の人々に関わるエピソードが多く、特に新撰組に筆を割いている分、何故「糸里」がタイトルにもなっているのかわからないほど。作者の新撰組好きが伝わる。市井も含めて周りの女性陣が魅力的。 2013年9月13日~17日
関連本棚: min くろまる omiso syoko perfect.orange ちう ピロコ
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