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しずり雪
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著者: |
安住 洋子 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
垢抜けない表題作は、長塚節賞受賞だそう。垢抜けなさも含めて、なんだか納得(長塚先生すみません)。江戸時代の長屋ものの短編集。
2014年5月 |
関連本棚: |
ピロコ
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月のころはさらなり
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著者: |
井口 ひろみ |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
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コメント: |
方言による会話と「鈴ならし」「魂翔け」などの神さびた単語によって、ちょっとちょっと特殊な田舎の庵が浮かんでくる。その特殊性を活かしきれていない感もあるが。子どもたちと大人の葛藤と成長の物語。読後感は希望を持たせ、すっきり。
2014年5月 |
関連本棚: |
まーも
ピロコ
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神去なあなあ夜話
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著者: |
三浦 しをん |
出版社: |
徳間書店 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
ちょうど明日からWOOD JOB公開とのこと。あれ? こんな(軽~い)感じだったっけー? と思いつつ、主人公がパソコンに記録したという形で、神去村の日常がさらりさらりと綴られる。ちょっとあだると(繁ばあちゃん談)な雰囲気もありつつ、前作同様「つれづれ」。林業の様子が少なかったのが残念。
2014年5月 |
関連本棚: |
ピロコ
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神々の午睡
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著者: |
あさの あつこ |
出版社: |
学習研究社 |
評価: |
★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
小・中学生向け。序章と終章があるからこそまとまっていて、序章が一番面白いという作品。ギリシャ神話のような人間くさい神々がいる世界で、神と人と、その中間の存在とが共生している(むしろ神々によって振り回されている)。基本的に、中学生女子が好きそうなビジュアルの神様たち。内容は非常に薄っぺらい。
2014年4月 |
関連本棚: |
ピロコ
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鬼と三日月 山中鹿之介、参る!
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著者: |
乾 緑郎 |
出版社: |
朝日新聞出版 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
歴史上の事実とあり得そうなフィクションを織り交ぜた、歴史謎解きもの。お家再興にかける家臣とそれぞれの思惑を持った忍一族の因縁が重なり合って、本来ならもう少し面白くてもよさそうなのだが、いまいち。忍一族がドロドロしているのが、生臭くて良い。
書いたデータが何度も消えたので、やる気のない感想で申し訳ない。
2012年9月22日~ |
関連本棚: |
ピロコ
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途中の一歩(下)
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著者: |
雫井 脩介 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
下巻は、くっつくペアが予想通りだったり予想外だったりと、恋模様が展開する。仕事に向かう姿勢には共感しつつも、やっぱりどうしてもソープオペラの陳腐な印象がぬぐえないまま、結末へ。結末に至る恋愛模様の締め(?)も、ご都合主義というか、打ち切りになった連載漫画のよう。
2013年10月5日~6日 |
関連本棚: |
ピロコ
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途中の一歩(上)
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著者: |
雫井 脩介 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
最初に読んだ雫井脩介作品が「犯人に告ぐ」だったからか、ハードボイルドで骨太な職業ミステリーを描く作者だと思っていたが、ここ2作品で印象が変わった。主要人物の造形が上手く、キャラクターには魅力があるが、話の軽さのせいか「お仕事もの」「ラブコメディ」的なテレビドラマを見ているような読後感がある。逆に、帯にあるような「共感しました!」はないなぁ。
2013年10月3日~4日 |
関連本棚: |
ピロコ
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ダックスフントのワープ (文春文庫)
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著者: |
藤原 伊織 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
すばる新人賞を受賞した「ダックスフントのワープ」と短編3編収蔵。独特の世界観と、自分の感覚に素直で、だからこそちょっと生きづらいキャラクターたちが織りなす繊細な作品。好きな人には響くだろう作品。個人的にはこの作風が続くと読めないが、一冊なら好き。このデビュー作から「テロリストのパラソル」が出来てくるとは思えない…!
2013年10月1日~3日 |
関連本棚: |
郁
サトウ
権太
yoru
fulmine
mnpk
walrus
ピロコ
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輪違屋糸里 上
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著者: |
浅田 次郎 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
幕末、上洛した新撰組の歴々と島原の妓たちの物語。主人公の糸里自身より新撰組や彼らが間借りする住人士(郷士と縁のある町人)の人々に関わるエピソードが多く、特に新撰組に筆を割いている分、何故「糸里」がタイトルにもなっているのかわからないほど。作者の新撰組好きが伝わる。市井も含めて周りの女性陣が魅力的。
2013年9月13日~17日 |
関連本棚: |
min
くろまる
omiso
syoko
perfect.orange
ちう
ピロコ
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