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(158/165)冊
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神様のカルテ 2
神様のカルテ 2
著者: 夏川 草介
出版社: 小学館
評価: ★★★★
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コメント: 一巻同様、読みやすいが所々にぐっとくるツボを押さえてくるので、ニクイ作品。情け容赦ない現実に揉まれつつも、理想論を語る主人公が受け入れられているのは、職業が医者というある程度変人でも問題ない職種で(偏見?)、生き死にに真剣に関わっているからか。これがフリーターの話なら、理想論ばっかり言うんじゃねえ、になるのだろうか。 2013年5月13日~15日
関連本棚: こま melito sanpei 瑠璃羅 Mikan Akashita .SHO ピロコ
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シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫JA)
シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫JA)
著者: 山本 弘
出版社: 早川書房
評価: ★★★
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コメント: 科学的な筋のとおったフィクションがSFだと著者が言う通り、科学用語や概念も飛び出し、かつオタクっぽさに彩られた小作品集。短編によって好き嫌いがあるだろうし、作風にも好き嫌いが別れそう。趣味が重ならない相手には貸すべきじゃないな。 2013年5月6日~11日
関連本棚: くわーてぃ シャッチ ピロコ
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風神秘抄
風神秘抄
著者: 荻原 規子
出版社: 徳間書店
評価: ★★★
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コメント: 久しぶりに読みたくなって手に取った。甘酸っぱいような青春の香りのする作品。読み返してみると、歴史上の登場人物との関わり(フィクションとノンフィクションの出会うところ)が面白かった。勾玉三部作の最初の二作品が好きなので、それに比べると個人の色恋に終始して、イマイチ感が残る。 2013年4月17日~21日
関連本棚: 豆ゴハン yuko970023 紫雲 JIN まっとうなファンタジー ピロコ
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神様のカルテ (小学館文庫)
神様のカルテ (小学館文庫)
著者: 夏川 草介
出版社: 小学館
評価: ★★★★
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コメント: 主人公が夏目漱石に傾倒していることから、モノローグは読みやすいが古風な文章。地域医療に携わる新米医師(五年目)とその妻、取り巻く人々の物語。患者に教えられ、支えられながら、生死に真摯に向き合う主人公に好感が持てる。ちょっと天の邪鬼だけれど。 2013年4月26日~28日
関連本棚: つーさん isihara Mikan Akashita ピロコ
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イニシエーション・ラブ (文春文庫)
イニシエーション・ラブ (文春文庫)
著者: 乾 くるみ
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★
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コメント: 「必ず二回読みたくなる」という帯に惹かれた…が、二回読みたくなるのは確認したいからで、二週目行くぞ!という面白さがあるわけではない。確かにぱらぱら確認したけど。ストーリーは深みがない恋愛小説という感じ。 2013年4月24日~26日
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ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
著者: リチャード P. ファインマン
出版社: 岩波書店
評価: ★★★★
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コメント: ノーベル賞受賞者だとか、原爆開発の立役者だとか、そんな物理学者としてのファインマン氏ではなく、抜群のユーモアと人間味あふれる超個性派な子どもから大人までのファインマン氏が堪能できる。彼は一風変わっている、ではなく、かなり変わっている。人として面白い。 2013年3月25日~29日くらい
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Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything Across Italy, India and Indonesia (international export edition)
Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything Across Italy, India and Indonesia (international export edition)
著者: Elizabeth Gilbert
出版社: Penguin (Non-Classics)
評価: ★★★★
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コメント: 引き続き読書中。英語としても読みやすい。(高校生ならチャレンジしてみてほしい!)30代女性の結婚→もうダメ!→(心の声にしたがって)自分探しの物語。 2013年2月7日~
関連本棚: コサカエミ ピロコ
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カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)
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オー!ファーザー
オー!ファーザー
著者: 伊坂 幸太郎
出版社: 新潮社
評価: ★★★★★
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コメント: 「母親と父親と俺の、六人暮らし。」この一言から、すでに面白い。伊坂氏は一風変わった家族の繋がりを描くのが本当に上手いと思う。台詞回しや会話のテンポが軽妙洒脱で、伏線になっている部分はかなり読みやすく、もっとスマートな展開があるのでは、とも思うけれど、伏線が次々と回収されていくのが癖になる。 2013年1月27日~30日
関連本棚: まーも Loreleiの読みたい何か 彩 2011 ピロコ umeppshot
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魔法飛行
魔法飛行
著者: 川上 未映子
出版社: 中央公論新社
評価: ★★
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コメント: 個人的に受け付けないタイプのエッセイだった。個人の、まとまらない、垂れ流しの自己完結した思考を見せつけられているようで、恥ずかしいやら、なんとか系統だてようと苦心して乗り物酔いするやら、散々な目に合った。ただ、作者は人気が高いようなので、私に合わないということでしょう。 2013年1月26日
関連本棚: ピロコ
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不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か
著者: 米原 万里
出版社: 徳間書店
評価: ★★★★
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コメント: 基本的にエッセイは好みでない私でも、これは面白かった。ロシア語通訳者である作者の苦悩と、通訳にまつわる笑劇エピソードの数々。自分の体験だけでなく、論文や同僚からの聞き書きエピソードが盛りだくさん。自分自身の通訳体験を振り返りながら、うんうんと頷くこと多し。タイトルも通訳に関しての格言。 2013年1月23日~25日
関連本棚: 寺脇 犬 ピロコ
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世界が終わるわけではなく (海外文学セレクション)
世界が終わるわけではなく (海外文学セレクション)
著者: ケイト・アトキンソン
出版社: 東京創元社
評価: ★★
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コメント: 全体的に暗くて、ウィットに富んでるでしょとも言いたげなストーリー展開に、イギリス文学っぽいなあ…と思ったところ、まさに。一つ一つの物語は、人生の一場面を切り取った感じで、実際にたいしたことが起こるわけでもなかったり。登場人物がほかの話でも登場するが(それによって人間関係や時系列がわかることも)、それを読み解く物語でもない。 2013年1月18日~19日
関連本棚: ピロコ go.tekuteku
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マリアビートル
マリアビートル
著者: 伊坂 幸太郎
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)
評価: ★★★★
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コメント: 新幹線の中という条件のせいか、前作より登場人物同士が相互に関わりあっている。登場人物の魅力(繰り返してこその魅力)が随所に。これは伏線だな、と思っていた部分が後半でどんどん回収されていくのが心地よい。タイトルももちろん、伏線。 2013年1月15日~16日
関連本棚: うめの気になる SKZ kasta tadahikosaito さちまま 彩 2011 Yossy ピロコ
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猫を抱いて象と泳ぐ
猫を抱いて象と泳ぐ
著者: 小川 洋子
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★★
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コメント: とても不思議な感触の読後感(というより、読書感) 二枚貝の殻の中に静かに眠っているものを、そっと覗いている感覚を抱く物語。面白味がないわけでも展開がないわけでもない。むしろ、「広大なチェスの海」の果てしなさを目前にして、ほんの一端をかじるくらいの壮大な世界観と、トランクひとつ分くらいの小体な空間の両方を備えた良質な作品 2013年1月10日~11日
関連本棚: milue go.tekuteku ピロコ
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ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
著者: 三上 延
出版社: アスキー・メディアワークス
評価: ★★★
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コメント: 本というより、本の持ち主に纏わる謎を解く作品。平易で読みやすい文章。主人公が本が読めないため、読者も登場する本を知らないまま読み進められるのが良いのか…。条件は全て提示した上(ミスリードを含む)での謎解きが好きなら、ミステリーとしては好みがわかれると思う。ドラマ化は、登場人物の変更も合わせて、うまくいく要素が見当たらない。 2013年1月9日
関連本棚: うけたん isihara nob裁断済み39 0014 ピロコ AkizoMickeyGo matznaga hama
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バイバイ、ブラックバード
バイバイ、ブラックバード
著者: 伊坂 幸太郎
出版社: 双葉社
評価: ★★★
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コメント: 一遍ずつ書いたら50名に郵便で送る、という形で書かれた作品。そのせいか、続編を読むことで謎が解けていくタイプの物語ではなく、いつもの伊坂作品を期待すると当てが外れる。主役の一人は超個性的、もう一人は情けなさが漂うのに、イイヤツなんだよなあ。 2012年12月26日あたり~2013年1月7日
関連本棚: さちまま yasudall SKZ ピロコ
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往復書簡 (幻冬舎文庫)
往復書簡 (幻冬舎文庫)
著者: 湊 かなえ
出版社: 幻冬舎
評価: ★★★
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コメント: いかにも、な湊作品。「十年後の卒業文集」一番のトリックは読めてしまうが、高校生の感覚が蘇るのが楽しい。「二十年後の宿題」最後に誘因とも言うべき謎が解けるが、他のキャラクターの重要性が一気に薄れる…。読み応えはある。「十五年後の補習」人は人を守るためにも、自分を守るためにも嘘をつく。ちょっと安易。おまけはいらなかったな。 2012年12月25日~26日
関連本棚: 二瓶 ピロコ .SHO
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よろず御探し請負い候
よろず御探し請負い候
著者: 浅野 里沙子
出版社: 講談社
評価: ★★★
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コメント: 江戸に暮らす下級武士の子と、旗本の次男&三男坊が携わるお探し請負業。それぞれの過去が明らかになるエピソードもあり、典型的だが三人三様の性格が見える。手を貸す坊ちゃん2名が、後継ぎでなく仕官していない分、請負業が金持ちの道楽っぽく見えてしまうのが難点。軽~く読める一冊。 2012年12月20日~23日
関連本棚: ピロコ
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誘魔 (R/EVOLUTION 8th Mission)
誘魔 (R/EVOLUTION 8th Mission)
著者: 五條 瑛
出版社: 双葉社
評価: ★★★
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コメント: 今の日本の状況と重なる部分もありつつ、なんてタイムリーな!と思いながら読破。暗躍する政治家が見え隠れし、これまでの黒幕(らしき人物)が影を潜めるほど。この辺りは回収していかないと、流行りの「登場人物の能力のインフレ」になりかねないけど、どうまとめるのか…。 2012年12月15日~20日
関連本棚: ピロコ
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狂血 (R/EVOLUTION (7th Mission))
狂血 (R/EVOLUTION (7th Mission))
著者: 五條 瑛
出版社: 双葉社
評価: ★★★
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コメント: 主役級の登場人物の周りでストーリーが展開。最初は繋がりのなかった登場人物群がそれぞれ繋がり始め、舞台から消えると思わなかった人物が消えていったりと、“クライマックスに向かって進んでいる”と感じさせる。 2012年12月12日~15日
関連本棚: ピロコ
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