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(158/165)冊
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スカーレット〈4〉 (新潮文庫)
著者: アレクサンドラ リプリー
出版社: 新潮社
評価: ★★★
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コメント: スカーレットのロマンスもありつつ、最後の最後でレットとようやく、ようやく!!!理解しあえた場面は涙ぐみそうに。子は鎹とはよく言ったものだ。アイルランドに場面が移ってからは「風と共に去りぬ」の骨太なリアリズムは影をひそめ、cheesyな恋愛ドラマに成り果てたが、もうこれは作者が違うので仕方がない…! 2012年9月14日~15日
関連本棚: Masakim ピロコ
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スカーレット〈3〉 (新潮文庫)
著者: アレクサンドラ リプリー
出版社: 新潮社
評価: ★★★
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コメント: レットの離婚・再婚劇は、私に脅威的なヒステリーを起こした(英語の例文のようだ、笑)特に、レット側の描写がないことが大いに不満。なぜそうなったのか、が知りたい。(ここで、訳者の解説に納得)スカーレットが遅まきながら、見事に地に足を付けた女性になったところが、実に、実に感慨深い! 2012年9月14日
関連本棚: Masakim ピロコ
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まほろ駅前番外地
まほろ駅前番外地
著者: 三浦 しをん
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★
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コメント: 「まほろ駅前多田便利軒」続編。主人公二人の持つ厭世的な空気感が、いい具合に物語に味を与えてくれる。前作の登場人物も再登場し、意味深な新キャラクターや行天のトラウマが見えてきて、話が展開してきた。個人的には、ゲイリー・クラークのくだりがタイミングよく、かなり共感。 2012年9月28日~29日
関連本棚: SKZ ピロコ
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恋刃“Lancet” (R/EVOLUTION (4th mission))
恋刃“Lancet” (R/EVOLUTION (4th mission))
著者: 五條 瑛
出版社: 双葉社
評価: ★★★
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コメント: 3巻のサブキャラクターが主役となって展開する、スピンオフっぽい展開。キャラも増え、ストーリーも重層的になってきたが、だいたい一巻分で完結する(登場人物とその謎がつながる)事件があるので、わかりやすいといえばわかりやすい。 2012年10月3日~4日
関連本棚: ピロコ
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QED 式の密室 (講談社ノベルス)
QED 式の密室 (講談社ノベルス)
著者: 高田 崇史
出版社: 講談社
評価: ★★★
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コメント: 短編小説なので、さらりと読める。勝者の歴史ではない、陰の歴史が浮かび上がってくる式の考察は、作品中一番ぞくぞくきた。個人的には、所謂「式」のあやふやな(マージナルな!笑)感覚も好きなのだけど。 2012年10月8日~9日
関連本棚: pachi みづき こまい 飛焔 キズキ ピロコ
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狂血 (R/EVOLUTION (7th Mission))
狂血 (R/EVOLUTION (7th Mission))
著者: 五條 瑛
出版社: 双葉社
評価: ★★★
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コメント: 主役級の登場人物の周りでストーリーが展開。最初は繋がりのなかった登場人物群がそれぞれ繋がり始め、舞台から消えると思わなかった人物が消えていったりと、“クライマックスに向かって進んでいる”と感じさせる。 2012年12月12日~15日
関連本棚: ピロコ
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誘魔 (R/EVOLUTION 8th Mission)
誘魔 (R/EVOLUTION 8th Mission)
著者: 五條 瑛
出版社: 双葉社
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: 今の日本の状況と重なる部分もありつつ、なんてタイムリーな!と思いながら読破。暗躍する政治家が見え隠れし、これまでの黒幕(らしき人物)が影を潜めるほど。この辺りは回収していかないと、流行りの「登場人物の能力のインフレ」になりかねないけど、どうまとめるのか…。 2012年12月15日~20日
関連本棚: ピロコ
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線の波紋
線の波紋
著者: 長岡 弘樹
出版社: 小学館
評価: ★★★
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コメント: 最近のお気に入り、長岡弘樹。伏線がたくさんで、すべてが一つになるというよりは、一つ一つがつながっていってそれこそ、「線」となる印象。面白かったけれど、先が読めてしまうのが毎回の難点。 2012年10月29日
関連本棚: ピロコ
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愛しの座敷わらし 下 (朝日文庫)
愛しの座敷わらし 下 (朝日文庫)
著者: 荻原 浩
出版社: 朝日新聞出版
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: 話が良い方向へ転がり出した下巻。丸くおさまるハッピーエンドは(実はおさまってないのだけれど)、かなりのご都合主義だが、まあこれでいいのだと思う。ふむふむ、と読んで描かれている“理想の”家族像ににっこりすればよし。 2012年10月26日~27日
関連本棚: reiko510の2011 ピロコ
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愛しの座敷わらし 上 (朝日文庫)
愛しの座敷わらし 上 (朝日文庫)
著者: 荻原 浩
出版社: 朝日新聞出版
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: 前回読んだ萩原作品が方向性が中途半端で、熟してない作家だと感じたので、ちょっと不安もありつつ。ほぼ崩壊が間近の家族(父母娘息子祖母)が、やりたくなかった引っ越しを機に、少しずつ変わっていく物語。文章は読みやすい。 2012年10月23日~24日
関連本棚: reiko510の2011 ピロコ
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RDG レッドデータガール  はじめてのお使い (カドカワ銀のさじシリーズ)
RDG レッドデータガール はじめてのお使い (カドカワ銀のさじシリーズ)
著者: 荻原 規子
出版社: 角川グループパブリッシング
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: 予想通りのボーイミーツガールもの。頑張る女の子が主人公なのがこの作者の特徴。一生懸命頑張る主人公だけど、主人公が騎士くんに心動かされるエピソードと騎士くんが主人公に心動かされるエピソードが全くもってありきたりで、「え?そんな程度で好きになっちゃうの?」という感じ。水戸黄門的なお約束が好きな人は好きだろうけど、苦笑は否めない。 2013年7月27日
関連本棚: go.tekuteku 三代目平蔵 nozz2008 ピロコ 鳴葉 ataka8 あれあれ eriko
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千年鬼
千年鬼
著者: 西條奈加
出版社: 徳間書店
評価: ★★★
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コメント: 恨みつらみを糧にして育つ鬼の芽を、人が鬼になる前に回収する赤鬼と黒鬼。各話の冒頭の小詩に一番想像力を掻き立てられる。ストーリーは練り込まれてない感があるけれど(ライトノベル作家さん?)、小分けにして小作品を書くにはいいくらいなのか…。 2012年10月22日
関連本棚: ピロコ
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十六夜荘ノート (一般書)
十六夜荘ノート (一般書)
著者: 古内 一絵
出版社: ポプラ社
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: 大叔母の残した十六夜荘を相続することになった主人公と十六夜荘の住人達、戦中・戦後を生きた大叔母一家と客たちの二つのストーリーが交互に進んでいく。過去と現在はそこまで繋がらないものの、過去があっての今の十六夜荘、ということで主人公の価値観も変化。話自体はちょっと物足りない。 2012年11月1日
関連本棚: ピロコ
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デモナータ 2幕 悪魔の盗人
デモナータ 2幕 悪魔の盗人
著者: ダレン・シャン
出版社: 小学館
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: 展開は、残念ながら序盤からほぼ全て読める。1幕に負けず劣らず、グロテスクな描写がぎっしり。登場人物(物語を回していく主要登場人物は3人だそう)の関係性はここに来たか、という感じ。 2012年11月2日、5日
関連本棚: ひかぴー ピロコ
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PK
PK
著者: 伊坂 幸太郎
出版社: 講談社
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: ひねりのきいた展開と、張り巡らされた糸のようにつながっていく人間関係に、今回も唸る。(今回は切れ切れの時間で読んだこともあり、糸がつながりきれず、読み直してしまった。)全てが解明されなかったため、ちょっと不完全燃焼。 2012年11月7日~8日
関連本棚: ザ区 ピロコ kasta
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本能寺遊戯
本能寺遊戯
著者: 高井 忍
出版社: 東京創元社
評価: ★★★
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コメント: 高校生歴女三人による、歴史の謎解きミステリーという内容に興味を引かれ手に取った。キャラクターは三人三様。歴史に対するスタンスも三人三様。ある程度専門的な歴史知識が必要なくらい、史実に基づく説明(=登場人物が多い)が長い。せめて相関図がほしい……! 2013年7月21日~23日
関連本棚: ピロコ ちょこ
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デモナータ 4幕 BEC(ベック)
デモナータ 4幕 BEC(ベック)
著者: ダレン・シャン
出版社: 小学館
評価: ★★★
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コメント: 先史時代を思わせる島が舞台。これまでのストーリーにどう繋がるのか分からないまま終わるという点で異色。少女が主人公(!)で、「あたしは…」という一人称に耐えられれば楽しめる。気持ちが強い女の子は好感が持てます。 2012年11月21日
関連本棚: ひかぴー ピロコ
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アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
著者: フィリップ・K・ディック
出版社: 早川書房
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: ありそうな未来の図。今はよくある設定だけど、発表当時は衝撃的だったのでは。(解説を読むと当時の様子が想像できる)現実感を保ちつつもSFらしさが随所に。ただ、期待しすぎるのは厳禁。 2012年11月22日
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デモナータ 5幕 血の呪い
デモナータ 5幕 血の呪い
著者: ダレン・シャン
出版社: 小学館
評価: ★★★
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コメント: 四幕と繋がり、全体像が見えてきた。人物のルーツや背景が明らかになるという展開はあるものの、悪魔との関係や主人公の能力には新たな展開はみられず。六幕と前後編というつくりだと考えると納得。 2012年12月7日
関連本棚: ひかぴー ピロコ
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夜行観覧車
夜行観覧車
著者: 湊 かなえ
出版社: 双葉社
評価: ★★
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コメント: うーん。あっと驚く真相も、そういうことかという盲点もなく、謎解きというよりも淡々と二時間ドラマを見ている感じ。比奈子の言葉にあるように、「あまり幸せでない家族が、向かいの家の事件をきっかけに立ち直ろうとしている」「要は利用された」だけじゃないか、と私も感じた。“誰にでもあるちょっとした心の闇”ともまた違い、自分に合わない環境(この場合は社会的ステータスや生活水準、学力や能力)にいることで、自分の平衡感覚を失ってしまうことが描かれているが、それぞれの人物が拠って立つ事柄があまりに陳腐。共感も理解もできないまま読み終えた。唯一の謎解き感は、小島さんの夫は実在するのか。 2013年7月28日~29日
関連本棚: yasudall にしのみやねこ ピロコ
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