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ひろいもの
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著者: |
山本 甲士 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
安定感のある連作小説。各話とも、偶然拾ったものによって人生が変わるというコンセプトは共通しているものの、味付けがさまざまで飽きさせない。<br>
山本印の小悪党が活躍する「バッヂ」は、読者の予想の斜め上をいく展開。 |
関連本棚: |
三代目平蔵
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明治のお嬢さま (角川選書)
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著者: |
黒岩 比佐子 |
出版社: |
角川学芸出版 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
近代女性史は先行研究が豊富な分野だけに、物足りなさが残る。研究者が敢えて踏み入れないような切り口で論を進めないと、在野のノンフィクションライターには分が悪い。<br>
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関連本棚: |
三代目平蔵
benisuzu
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小説 遙かなる時空の中で〈2〉
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著者: |
近藤 史恵, ルビーパーティー |
出版社: |
光栄 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
ゲームの流れに沿ったラノベ。無難にまとまっていて不満を持つ読者もいるかもしれないが、この破綻のなさに作者の力量を見た。いや、うまいです。 |
関連本棚: |
ゆきと
三代目平蔵
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アラスカ 風のような物語 (小学館文庫)
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著者: |
星野 道夫 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
透明感のあるエッセイ。<br>
現代の快適さに馴染み、それを捨てることなどできそうにない私には、やはり著者の生き方は眩しく感じる。<br>
写真も秀逸。厳しくも美しいアラスカの自然に圧倒される |
関連本棚: |
whalebone
三代目平蔵
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カミラと英国王室
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著者: |
小林 章夫 |
出版社: |
グラフ社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
カミラ=悪女の図式をリセットするべく読んだ本。<br>
著者には真面目な著作も多いので、まさかゴシップ本のような内容ではあるまいと思っていたら、女性週刊誌のようなノリでびっくり。<br>
まあ、それなりに得るところもありましたがね。<br>
日本の皇室は英国王室に比べると真面目で偉いなあ…。<br>
それにしても、チャールズ皇太子が王位につくことはあるのだろうか。著者の言うとおり、王位は頭上を素通りして、息子に渡されるのではなかろうか。 |
関連本棚: |
三代目平蔵
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散りしかたみに (角川文庫)
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著者: |
近藤 史恵 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
梨園シリーズ第二弾。<br>
このシリーズはキャラクター小説として楽しむのが正解。<br>
ミステリ部分が多少弱かろうが(種明かしの部分のリアリティーはいかがなものか。梨園関係者から一喝されそう)、ツッコミどころ満載だろうが、気にしてはいけません。歌舞伎の薀蓄が楽しかったわ、くらいの大らかな気分で読みましょう。<br>
まあ、もし、本当に歌舞伎の名家でこの小説と同じことが起きたらどうなるのかな、と思わずにはいられませんが。 |
関連本棚: |
おまさ
三代目平蔵
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エッジ 下
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著者: |
鈴木 光司 |
出版社: |
角川グループパブリッシング |
評価: |
★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
どこまで読んでもヒロインに感情移入できなくて困った。<br>
物語も大風呂敷を広げすぎて空中分解したような印象。 |
関連本棚: |
三代目平蔵
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天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺
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著者: |
菅野 雪虫 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
巻を重ねるごとに目が離せなくなるアジア系ファンタジーの傑作。<br>
登場人物がそれぞれ成長しているのが嬉しい。<br>
今から五巻が待ちきれません! |
関連本棚: |
三代目平蔵
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桜姫 (文芸シリーズ)
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著者: |
近藤 史恵 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
ミステリの種明かしとしては、「そりゃないよ」と言いたくなる脱力ものの結末。ミステリだけの評価だったら★1つ。<br>
でも、何だかこの梨園探偵シリーズの空気感が心地いいんである。
がっくりしつつも、このシリーズの新作が出たら必ず読んでしまうと思う。
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関連本棚: |
三代目平蔵
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生きて、生きて、生きて―愛の極みまで
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著者: |
曽野 綾子, 16人の宣教者, 木村 博美 |
出版社: |
海竜社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
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コメント: |
海外邦人宣教者に対する、曽野綾子を中心とした支援活動については、『神さま、それをお望みですか』に詳しい。こちらを読んでから、本書を読むのがおすすめ。<br>
この本で取り上げられている宣教者が、いずれも高齢(中には既に召天された方もいたが)だったので驚いた。敢えてベテランの方にスポットを当てたのか、それとも後続があまり育っていないのか…。ある種異常な清潔病が蔓延する今の日本では、衛生状態の悪い土地への献身者は出てきにくいのかもしれない、という危惧を抱いた。
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関連本棚: |
三代目平蔵
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