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告白 上 (岩波文庫 青 622-8)
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著者: |
ジャン・ジャック・ルソー |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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コメント: |
ルソーの自叙伝で、死後の1782年と89年に分けて刊行された。ルソーが自己を誠実に追求した魂の内面の記録であり、真実の人間性の探究の書である。 |
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take3
匿名者
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神曲 上 (岩波文庫 赤 701-1)
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著者: |
ダンテ |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
ダンテの長編の叙事詩。地獄篇・煉獄篇(罪を悔い改める世界)・天国篇の三部からなり、ダンテが古代ローマの詩人ヴェルギリウスに案内されて地獄と煉獄をめぐり、ベアトリーチェに導かれて天国にのぼり、神の栄光に接するという筋である。ダンテは皇帝や教皇や悪人たちを地獄に落とし、当時のイタリアの政治の不正や教会の堕落への怒りをあらわにし、また、天国への導き手として永遠の恋人ベアトリーチェを登場させ、信仰や正義や善を通して人間の魂を浄化する救済の道を説いている。原典はイタリア語の口語体で書かれ、その後の近代文学に影響を与えた。 |
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ぱーまん
veri
匿名者
人造人間A
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枕草子 (岩波文庫)
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著者: |
清少納言, 池田 亀鑑 |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
清少納言(1000頃)の随筆集。四季それぞれの持つ味わいを述べ、はかなく移ろいゆくものの中に美をとらえた書として有名。世の無常を教える仏教的世界観に通じるものがある。 |
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★SAKI★
香澄
KT
moppuneko
匿名者
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神学大全 3
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著者: |
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出版社: |
創文社 |
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トマス=アクィナスの主著で、神の啓示に基づく信仰の真理と自然の光に基づく理性の真理を調和させ、カトリックの神学の体系を確立してスコラ哲学を完成させたもの。第1部(神)、第2部(人間)、第3部(キリスト)からなり、キリスト教に関わる六百の問題と三千の項目を含んでいる。 |
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匿名者
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人間本性論〈第1巻〉知性について
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著者: |
デイヴィッド ヒューム |
出版社: |
法政大学出版局 |
評価: |
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コメント: |
ヒュームの主著で、1739〜40年の刊行。経験論を徹底させて、すべての物のあらわれを知覚された感覚的印象に還元し、客観的な物質世界や自我などの実体性を否定し、さらに因果法則も知覚の習慣にすぎないと説いた。また、人間の感情生活に基づいた経験的な倫理が説かれる。「人性論」とも訳される。 |
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匿名者
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全訳 統治論 (ポテンティア叢書)
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著者: |
ジョン ロック |
出版社: |
柏書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
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ロックの主著で、1690年の刊行。「統治についての二論文」という題で、「統治二論」「市民政府二論」とも訳される。1688年の名誉革命を推進した市民の思想を理論化したもので、フィルマーの王権神授説を批判して、人民主権に基づく社会契約説が説かれる。 |
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匿名者
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ヘーシオドス 仕事と日 (岩波文庫)
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著者: |
ヘーシオドス |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
農民の日常生活を歌い、勤勉に働くことの尊さを諭した作品。人類の時代を金・銀・銅・英雄・鉄の5つに分け、現在を人間が堕落した鉄の時代であるとした。前半ではそのような時代にあって、勤勉な労働が幸福をもたらすと教え、後半では農耕と航海の教え、結婚と友情の教訓、物忌みや吉凶の日の暦などが歌われている。 |
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Spiegel
匿名者
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リヴァイアサン〈1〉 (岩波文庫)
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著者: |
T. ホッブズ |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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コメント: |
ホッブズの主著で、1651年の刊行。リヴァイアサンとは「旧約聖書」の「ヨブ記」に登場する巨大な海獣のこと。ピューリタン革命からクロムウェルの軍事独裁までのイギリスの混乱期を、ホッブズは自然状態における無秩序な闘争状態と考えた。そして、人民が国家に権力を全面的に譲渡する社会契約を結び、リヴァイアサンにたとえられる巨大な国家権力を確立して、平和を回復するべきだと説いた。国家に対する人民の抵抗権は認められず、絶対王政を擁護する結果となったため、イギリスの議会派から批判された。 |
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ぱーまん
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ふじ
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し○○
yamaken
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古今和歌集 (角川ソフィア文庫 (SP38))
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著者: |
窪田 章一郎 |
出版社: |
角川学芸出版 |
評価: |
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コメント: |
10世紀に醍醐天皇の詔によって撰ばれた最初の勅撰和歌集。古今とは、いにしえといまという意味であるが、のちの世の人がこの歌集をいにしえの古典として尊ぶという意味もこめられている。撰者は紀友則・紀貫之・大河内躬恒・壬生忠美岑の四人で、そのほかに六歌仙の僧正遍昭・在原業平・文屋康秀・喜撰法師・小野小町・大友黒主の歌が有名である。 |
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匿名者
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デカメロン―十日物語 (1) (岩波文庫)
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著者: |
ボッカチオ |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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コメント: |
ボッカチオの代表的な小説。デカメロンとは十日という意味で「十日物語」と訳される。ペストの流行を逃れてフィレンツェ郊外の別荘にこもった10人の若い男女が、毎日全員が一つの話を十日間するという筋立てで、あらゆる階級・職業の人が登場し、自由奔放な恋の話、男女のだましあい、偽善的な宗教家の話など、ルネサンス的な人間性の解放の精神にあふれている。また「三つの指輪」の話ではユダヤ教・キリスト教・イスラム教を等しくあつかう宗教的寛容さを見せている。原典はイタリア語の口語体で書かれ、近代文学への道を切り開いたものとされる。 |
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匿名者
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