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ライブドア・二重の虚構―夢から覚めたという夢
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著者: |
南堂 久史 |
出版社: |
ブイツーソリューション |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
<li><a href="http://www.asahi-net.or.jp/~FV6N-TNSK/gates/bangai96.html">ゲイツ君</a>で紹介されている。
<li><a href="http://www008.upp.so-net.ne.jp/nando-book/live01/index.htm">著者のページ</a> |
関連本棚: |
増井
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小学校でなぜ英語?―学校英語教育を考える (岩波ブックレット)
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著者: |
大津 由紀雄, 鳥飼 玖美子 |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
小学校から英語を教えることの問題点について書いてある(らしい)。
たとえば以下のような問題点がある。
<ul>
<li> 外国語として言語を学習する場合、
小学校から教えても進歩があまり変わらない。
実際英語を教えている小学校もあるのだが、
特に効果があったという話は聞かない。
<li> 英語をちゃんと教えられる担任はほとんどいない。
一度変な学習をしてしまうと修正するのが難しい。
<li> </ul>
2004/12/18開催の<a href="http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/2004/2004sympo.html">シンポジウム</a>。
<br>
<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4766410939">小学校での英語教育は必要か</a>という本もある。こちらの方が高価。 |
関連本棚: |
増井
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甦るトロイア戦争
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著者: |
エーベルハルト ツァンガー |
出版社: |
大修館書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
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関連本棚: |
増井
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ピーター先生と中学入試の算数に挑戦!
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著者: |
ピーター フランクル |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
数学
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コメント: |
<li>中学入試の算数問題には流行があって、
最近別の学校で出たのと同系統の問題が出題される可能性が非常に高い。
そういう傾向の問題については
<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4061496794">子どもに教えたくなる算数 (講談社現代新書)</a>
に詳しいが、
この本ではあまり流行に関係無い面白い問題がとりあげられている。
<li>2001年の中学入試問題を解いたもの。小学生新聞の連載らしい。
<li>華麗な解法や関連エピソードを期待したのだが、普通の解き方をしているものが多く、あまり面白い話はなかった。
残念ながら、あまり適切と思えない解法をしているものまであった。たとえば下の問題:
<blockquote>
長方形ABCDにおいてAB=15cm,AC=20cm. CF=10cm, FD=5cmとなる点FをCD上にとり、直線AFとBCの交点をEとする。四角形BEFDの面積はいくらか。
</blockquote>
これに対するピーターの解答は以下のとおり:
<blockquote>
直線AFを延長してBDと交わる点をGとする。またEからBDに垂線をおろして交わる点をHとする。 △ABGと△FDGは相似だから AB:BG=FD:DGであり、AB=15cm, FD=5cmだから BG:DG=3:1となり、DG=10cmになる。 △BEHと△BCDも相似だから、EHの長さをaとすると BH = 4a/3 になる。また、前述の相似関係よりHG=2*EH=2aであり、 BG=10a/3となる。BG=30cmだからa=9cmである...(続く)
</blockquote>
補助線から変数まで導入して計算してやっとEのY座標が求まったわけであるが、まだ面積は求まってないし...?
<br>
模範解答は以下のようになるだろうか。
<blockquote>
△ABEと△FCEは相似で、AB:CF=3:2だからAE:FE=3:2である。 △FECの面積は△AFCの面積の2/5になり、10*20/2*(2/5) = 40cm2 四角形BEFDの面積は、 △BCDの面積から△FECの面積をひいたものだから、150-40=110cm2.
</blockquote>
模範解答のように面積を直線計算しなくても、三角形の相似関係からEの座標はすぐわかるわけで、ピーターのようなややこしい計算をする必要は全くない。もっと良い解法が無いか真面目に考えないで答を書いてる気がする。
他にも適切と思えない解答をしているものがあったし、こぼれ話も不充分で、全体的に手抜きな印象があった。期待しすぎたのかもしれないが残念である。
<li>中学入試の算数問題というのは整数論的問題/パズル的問題/幾何クイズ問題の山であり、頭の体操にはもってこいである。予備知識がほとんど必要とされない点が良いのかもしれない。 (いろんな趣味は大抵修業が必要だが、パズルを解くのに修業は要らないので) 老化防止にも役立つかも? |
関連本棚: |
増井
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