(百式氏のページから引用:)
金持ち父さん系の類似書か?と思いきや、思わぬ良書だった本。著者の藤田さんが不動産などで成功していく話が書かれています。
そこには「考えることを人に任せることのリスク」が彼の経験を踏まえて書いてあります。売られるままに売られるのではなく、自分の常識と照らし合わせてきちんと理解しながらお金を使っていくべき(&増やしていくべき)、という彼の主張は明快かつ爽快です。
どんなに複雑に見えることでも投げ出さずに自分なりの考えを持って行動すること。それをこの本に教えてもらいました。
個人的には説明を聞いていて面倒だったらまかせちゃえ、ってことがよくあったのですが(それで確かに痛い目みてる・・・orz)、この本を読んでから重要な局面では粘り強く勉強しようと思えるようになりました。
藤田さんの経験はやっぱりすごいので、勉強するプロセスを楽しめるようになったし、決断を急かせる業者はそもそも信用できないということもわかったような気になっています(個人的にね)。専門家、という言葉にはだまされてはいけませんよね。頼れるのは自分の知性だけですな。勉強になりました。
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