マンガのためになら命を削ることも惜しまない、唐沢なをきの渾身の一冊。
本編はもちろん、吹き出し、擬音、目次、あとがき、奥付、果ては帯にいたるまで、ほぼ全てが版画で描かれている。
「版画だけで描いたマンガのなんと珍妙なことか! バカのマンガだ。バカよ……、まさにマンガバカ!」