最近出版された本ですが、整形外科疾患を運動機能の障害による症候群として捉え、その解剖・評価・治療までの流れを述べています。
この本と全く同じ考えではないですが、僕の関わる病院でも整形外科疾患を運動器の機能障害からおこる症候群として捉え、治療を行っています。
整形外科疾患を全く別々のものとして捉えるよりもはるかに治療の効率もよく、発症メカニズムに基づいた治療プログラムをたてることができるはずです。
この本はそういった疾患に対する考え方を養うにはとてもいい本だと思います。
ちなみに原著の名前は
Diagnosis and treatment of movement impairment syndromesです。
一読ください。