[ { "title" : "ヒゲのオタマジャクシ世界を泳ぐ", "isbn" : "410345301X", "date" : "2005-09-08T08:02:43.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "岡村 喬生", "categories" : "音楽家", "score" : "四", "comment" : " これも商売の話としては最適!\n\n 本書→著者遭遇→あわや門下生に???→門下にはならず\n\n という顛末のある、いわくつきの本。\n\n 傍で見ていて、それでいい人も居る という事を知った。\n " }, { "title" : "方言詩集まるめろ", "isbn" : "480660013X", "date" : "2005-09-08T08:46:51.000Z", "publisher" : "津軽書房", "authors" : "高木 恭造", "categories" : "人生", "score" : "拾", "comment" : " 日本語は一つではない。「自分の言葉で表現する」という事がいかに素晴らしいかという事を認識させてくれた本。\n\n この本は、特に朗読されると威力を発揮する。津軽弁が解らなくても涙するのは、言葉の音の抑揚や音容が言葉を凌駕しているからであろう。\n\n " }, { "title" : "ブレヒト詩集", "isbn" : "4622049244", "date" : "2005-09-08T08:08:22.000Z", "publisher" : "みすず書房", "authors" : "B. ブレヒト", "categories" : "人生", "score" : "五", "comment" : " ヒトラーとは別の意味で「我が闘争」を貫いたブレヒトの詩集。\n\n 浮世が、善悪という2つのカテゴリー分けがされていない場所だという事を、やさしく分からせてくれた気がする。\n\n 落胆はしたが、腰が据わった。\n" }, { "title" : "新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)", "isbn" : "4003231228", "date" : "2005-09-08T07:47:42.000Z", "publisher" : "岩波書店", "authors" : "アンブローズ ビアス", "categories" : "音楽家", "score" : "弐", "comment" : " 袈蕪奇者である、音楽家の私の思考の根底にある本。\n\n " }, { "title" : "ヨーロッパ退屈日記 (新潮文庫)", "isbn" : "4101167311", "date" : "2005-09-09T16:32:01.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "伊丹 十三", "categories" : "人生", "score" : "銃後", "comment" : " 未だに解せない死ではある。死後、とたんに映画作品がTV放映されなくなってしまったところが更に解せない。\n\n ともあれ、このエッセイは、映画とは離れた、ヨーロッパへある程度の期間滞在した人には身近な事柄が描かれておる。\n\n 忘れた頃におずおずと引き出して読むのに適した本である。" }, { "title" : "実験人形ダミー・オスカー 1 (キングシリーズ)", "isbn" : "4883157962", "date" : "2005-09-08T08:40:19.000Z", "publisher" : "小池書院", "authors" : "小池 一夫", "categories" : "人生", "score" : "笈", "comment" : " 本書を筆頭に全九巻。\n\n エロと知が結びついた、中高生の頃の愛読書。\n\n 今のエロ描写だけが独り歩きしたクソ漫画と違い、大人になっても読み応えある作品。\n\n さいとうたかお氏のゴルゴもそうだが、背後に膨大な資料があり、それに基き書かれている作品には、重みがある。\n\n 後年、ドイツに行った時、この本に登場するパンクのオネエチャンは本当に居た!\n" }, { "title" : "ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)", "isbn" : "4101228019", "date" : "2005-09-08T07:54:14.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "小澤 征爾", "categories" : "音楽家", "score" : "参", "comment" : " 私の中で「音楽家」と「商売」とが具体的に繋がった本。\n\n 出資者から金を貰い、彼等の音楽的・ステイタス的満足を与える代わりに金を貰う−という音楽家の基本スタンスを理解できた本。\n\n 特に小沢氏はわらしべ長者的でもある。\n" }, { "title" : "知的生活の方法 (講談社現代新書)", "isbn" : "4061158368", "date" : "2005-09-08T07:44:13.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "渡部 昇一", "categories" : "あけぼの", "score" : "壱", "comment" : " もやもやとした思春期を抜けると、自分のライフスタイルについて考える歳になっていた。\n\n 思えば、既に勤め人になるのは諦めていたように思う。\n\n 年収とかではなく、生き方そのものが、その人の人生を左右するという考え方を教えて下さったのがこの本。\n\n その後、元本であるハマトンも読むこととなった。\n " }, { "title" : "ゼンオンギターライブラリー ギターベーシックレパートリー100選(1)", "isbn" : "4112382014", "date" : "2005-09-09T16:20:53.000Z", "publisher" : "全音楽譜出版社", "authors" : "全音楽譜出版社出版部", "categories" : "音楽家", "score" : "拾参", "comment" : " 私の「ギタ本」の元本のひとつ。これと中華人民共和国の名曲選(歌本)が「ギタ本」を構成していると言っても過言ではないだろう。\n\n これからの私の商売のネタとして活躍を期待する!!\n" }, { "title" : "天才バカボン (1) (竹書房文庫)", "isbn" : "4884752937", "date" : "2005-09-08T08:33:45.000Z", "publisher" : "竹書房", "authors" : "赤塚 不二夫", "categories" : "人生", "score" : "鉢", "comment" : " この巻を筆頭に、現在は8巻が入手出来るようだ。\n\n 天才と馬鹿が同居するのは、まさに浮世そのものであり、時にバカの思考は天才を超える。\n\n ホモサピエンスの ステイタス、コンプレックス、パラドックス、メタモルフォーゼスなどが混沌としたところがいい。\n\n しかしながら、全体を流れる軽さ、明るさは、虚無感が支配する現代に於いて一つの光明である。\n" }, { "title" : "岸部シローの暗くならずにお金が貯まる―貯めだしたらとまらない", "isbn" : "4079169639", "date" : "2005-09-09T16:35:44.000Z", "publisher" : "主婦の友社", "authors" : "岸部 シロー", "categories" : "人生", "score" : "獣禄", "comment" : " この本を書いたままの姿勢を貫いていたら、決してあんな事にはならなかったのに…。\n\n ふざけた「シロー」のほうが「四郎」よりも人生に於いて軽妙でよかったのに…と、最近、よく姓名判断の例に出されるかたが書いた本。\n\n " }, { "title" : "土佐の月―浜崎浜子句集 (藍生文庫)", "isbn" : "4894024306", "date" : "2005-09-08T08:53:36.000Z", "publisher" : "ふらんす堂", "authors" : "浜崎 浜子", "categories" : "主治医", "score" : "拾壱", "comment" : " 私の20年来の耳鼻科主治医で俳人の、浜口浜子先生による句集。\n\n 浜子先生は、「百万人の遺言」にも奇稿しており、医師として、文学者として素晴らしい人格者である。\n\n " }, { "title" : "Ear Cleaning", "isbn" : "0911320903", "date" : "2005-09-08T08:20:01.000Z", "publisher" : "Imprint unknown", "authors" : "R. Murray Schafer", "categories" : "音楽家", "score" : "", "comment" : " 「サウンド・スケープ」とか「音楽療法」とか、そんな言葉が世の中を飛び交う前の本。\n\n 私は、超近距離聴(イヤーホン)を猛烈に嫌悪する。なぜならば耳が悪くなるからである。耳が悪いと、音楽家は色々と困る事がある。ましてや耳には状況を把握する能力もある為、その穴をふさいでしまうのは動物としての牙を折られたも同然である。\n\n 自然音以外の余計な音が多すぎるが、現代社会の困ったところである。\n\n " } ]