|
|
|
|
|
|
天才バカボン (1) (竹書房文庫)
|
著者: |
赤塚 不二夫 |
出版社: |
竹書房 |
評価: |
鉢 |
カテゴリ: |
人生
|
コメント: |
この巻を筆頭に、現在は8巻が入手出来るようだ。
天才と馬鹿が同居するのは、まさに浮世そのものであり、時にバカの思考は天才を超える。
ホモサピエンスの ステイタス、コンプレックス、パラドックス、メタモルフォーゼスなどが混沌としたところがいい。
しかしながら、全体を流れる軽さ、明るさは、虚無感が支配する現代に於いて一つの光明である。
|
関連本棚: |
過去から未来へ
k_hayashi_k
|
|
|
|
|
実験人形ダミー・オスカー 1 (キングシリーズ)
|
著者: |
小池 一夫 |
出版社: |
小池書院 |
評価: |
笈 |
カテゴリ: |
人生
|
コメント: |
本書を筆頭に全九巻。
エロと知が結びついた、中高生の頃の愛読書。
今のエロ描写だけが独り歩きしたクソ漫画と違い、大人になっても読み応えある作品。
さいとうたかお氏のゴルゴもそうだが、背後に膨大な資料があり、それに基き書かれている作品には、重みがある。
後年、ドイツに行った時、この本に登場するパンクのオネエチャンは本当に居た!
|
関連本棚: |
過去から未来へ
|
|
|
|
|
|
|
|
|
土佐の月―浜崎浜子句集 (藍生文庫)
|
著者: |
浜崎 浜子 |
出版社: |
ふらんす堂 |
評価: |
拾壱 |
カテゴリ: |
主治医
|
コメント: |
私の20年来の耳鼻科主治医で俳人の、浜口浜子先生による句集。
浜子先生は、「百万人の遺言」にも奇稿しており、医師として、文学者として素晴らしい人格者である。
|
関連本棚: |
過去から未来へ
|
|
|
|
|
|
|
|
|
方言詩集まるめろ
|
著者: |
高木 恭造 |
出版社: |
津軽書房 |
評価: |
拾 |
カテゴリ: |
人生
|
コメント: |
日本語は一つではない。「自分の言葉で表現する」という事がいかに素晴らしいかという事を認識させてくれた本。
この本は、特に朗読されると威力を発揮する。津軽弁が解らなくても涙するのは、言葉の音の抑揚や音容が言葉を凌駕しているからであろう。
|
関連本棚: |
過去から未来へ
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ヒゲのオタマジャクシ世界を泳ぐ
|
著者: |
岡村 喬生 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
四 |
カテゴリ: |
音楽家
|
コメント: |
これも商売の話としては最適!
本書→著者遭遇→あわや門下生に???→門下にはならず
という顛末のある、いわくつきの本。
傍で見ていて、それでいい人も居る という事を知った。
|
関連本棚: |
過去から未来へ
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ブレヒト詩集
|
著者: |
B. ブレヒト |
出版社: |
みすず書房 |
評価: |
五 |
カテゴリ: |
人生
|
コメント: |
ヒトラーとは別の意味で「我が闘争」を貫いたブレヒトの詩集。
浮世が、善悪という2つのカテゴリー分けがされていない場所だという事を、やさしく分からせてくれた気がする。
落胆はしたが、腰が据わった。
|
関連本棚: |
過去から未来へ
|
|
|
|
|
Ear Cleaning
|
著者: |
R. Murray Schafer |
出版社: |
Imprint unknown |
評価: |
|
カテゴリ: |
音楽家
|
コメント: |
「サウンド・スケープ」とか「音楽療法」とか、そんな言葉が世の中を飛び交う前の本。
私は、超近距離聴(イヤーホン)を猛烈に嫌悪する。なぜならば耳が悪くなるからである。耳が悪いと、音楽家は色々と困る事がある。ましてや耳には状況を把握する能力もある為、その穴をふさいでしまうのは動物としての牙を折られたも同然である。
自然音以外の余計な音が多すぎるが、現代社会の困ったところである。
|
関連本棚: |
過去から未来へ
|
|
|