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夜叉桜 (光文社時代小説文庫)
あさの あつこ
光文社
ISBN: 4334746764
紀伊國屋
,
Amazon
,
WebCat
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評 価
コメント
AkizoMickeyGo :
1作目よりストーリーが分かり易く無理が無く、スイスイ読めました。とはいえいろんなことを遠野屋に結び付けるのはあまりに物語的に都合よすぎる(不幸なことですが)気がしますが、とても面白かった。伊佐治は1作目で感じた印象のとおり、3人の中ではとても安心できる。2人の人間性考察や自身の振り返りのなかに、なんとも哲学的な深みがあります。人が生きていくこと、そこに避けられない生傷、理不尽、哀しみ、闇と光。本作のテーマみたいなこれらの事柄を、人それぞれが内に外に抱えつつ思い悩み、お互いに尊重したり反発しながら人の世を成り立たせているということを、彼を通じて上手に描いているなと感じます。続けて木練柿にいきます。弥勒と夜叉は対極で意味ありげなタイトルでしたが、次はタイトルから内容は想像できない。どんな展開になるのか楽しみ。一気に東雲の途まで行ってしまいそう。 2014-047
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最終
更新
: 2014-09-07 12:36:18 +0900
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評 価
コメント
1作目よりストーリーが分かり易く無理が無く、スイスイ読めました。とはいえいろんなことを遠野屋に結び付けるのはあまりに物語的に都合よすぎる(不幸なことですが)気がしますが、とても面白かった。伊佐治は1作目で感じた印象のとおり、3人の中ではとても安心できる。2人の人間性考察や自身の振り返りのなかに、なんとも哲学的な深みがあります。人が生きていくこと、そこに避けられない生傷、理不尽、哀しみ、闇と光。本作のテーマみたいなこれらの事柄を、人それぞれが内に外に抱えつつ思い悩み、お互いに尊重したり反発しながら人の世を成り立たせているということを、彼を通じて上手に描いているなと感じます。続けて木練柿にいきます。弥勒と夜叉は対極で意味ありげなタイトルでしたが、次はタイトルから内容は想像できない。どんな展開になるのか楽しみ。一気に東雲の途まで行ってしまいそう。 2014-047
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