|
蜩ノ記 (祥伝社文庫)
|
|
葉室 麟
祥伝社
ISBN: 4396338902
紀伊國屋,
Amazon,
WebCat
|
カテゴリ |
|
評 価 |
|
コメント |
reiko510の2013 :
|
理不尽を甘受しているように見える主人公と、監視の立場から
気持ちが変わって入れ込んでいく語り手(という意味では、
ある種のビルドゥングスか)を描いた、直木賞受賞作。
何度か書いたけど、最後に持っていくところがありきで書かれて
いる気がしてしまい、素直になれないのはひねくれた性格のせいか。
|
AkizoMickeyGo :
|
決して大どんでん返しのハッピーエンドはないだろうと予想がついて、読み終えるのが惜しいことと、きっとこうなるとの結末を先送りしたいとの気持ちが重なり、最後のほうはペースが落ちて、ようやく今日のお弁当で読み終わりました。映画化されるんですね。薫はお気に入りの堀北真希さんのようで、ぜひ見てみたい。秋谷が役所広司はいまいちだけど。「縁として結ばれるとは、生きていくうえの支えとなること。」とても素敵な文章でした。
2014-003
【映画鑑賞】テレビ放映をビデオして観ました。原作と同じところでグッと来た。「美しい景色を目にすると、自らと縁のある人もこの景色を眺めているのではないか、そう想うだけで心が和む。生きていく支えとはそのようなもの。」堀北真希さん最高でした。役所広司も悪くなかった、失礼しました。
|
Mikan Akashita :
|
映画を観てから読んだせいか、終始、蜩の声が効果的に頭の中を流れていた。
貧しい民を導く藩主たる人のあり方を説いて、自らの不幸を嘆くことなく清廉に生き抜いた武士の生涯。
悪辣な人間より人格者が多く登場するせいか、読後感が良い。
|
|
他の本棚 |
reiko510の2013, Mikan Akashita
|
最終更新 : 2015-12-27 13:06:03 +0900
|
カテゴリ |
|
評 価 |
|
コメント |
|
|
|
 大崎公園 披露山公園 源氏山公園 しおさい公園 城ヶ島公園
 真鶴 逗子 熱海 下田 伊東
|