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空白の叫び〈中〉 (文春文庫)
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著者: |
貫井 徳郎 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.11<br>
『<a href="/SKZ/4167682060">空白の叫び〈下〉 (文春文庫)</a>』の通り。 |
関連本棚: |
SKZ
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未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ (講談社現代新書)
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著者: |
畑村 洋太郎 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.11(以下、引用)<br>
誰だって大事故など起こしたくありません。それは東電をはじめとする原子力村の人達も同じです。彼らはこれまでまじめに仕事に取り組んできたし、大事故を起こしたからといって、これまでのことを全て否定するのはおかしなことです。<br>
ただし、この事故について述べるときに安易に使われている「想定外」という言葉には、そういったこれまでの努力をすべて台無しにするくらいの強い違和感があるのもたしかです。原発の仕事に携わっている人たちはそのことはぜひ自覚していただきたいと思います。<br>
私は原子力を危険なものだと見てきましたが、それは実際に扱っていた人たちが一番分かっていたことでしょう。対外的には「原子力は絶対に安全」と言っていましたが、扱いを間違えれば危険な凶器になるという認識は誰もが持っていたと思います。<br><br>
しかし、だからこそ、原子力技術を扱う仕事は、想定外という言葉で全て免罪になるような軽いものではないのです。社会から彼らに預託されていたのは、大変便利だけれど、大変危険でもある原子力技術をできるだけ安全に使うことです。そのために、あり得ること、起こり得ることを全て想定するといった程度のことは、普通にやっているのが当たり前というものです。 |
関連本棚: |
SKZ
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原発事故 残留汚染の危険性
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著者: |
武田 邦彦 |
出版社: |
朝日新聞出版 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.11<br>
「著者はテレビで保安院の会見を見て、一度も謝らないのにビックリしています」←これには同意。 |
関連本棚: |
SKZ
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影法師
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著者: |
百田 尚樹 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.11<br>
百田氏、時代小説まで書けるのか…。おかげで食わず嫌いだったこのジャンルも楽しく読ませてもらいました。楽しく、というか最後は涙を誘う感動作でしたが。 |
関連本棚: |
SKZ
nm090
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K・Nの悲劇 (講談社文庫)
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著者: |
高野 和明 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.10<br>
デビュー作『<a href="/SKZ/406274838X">13階段 (講談社文庫)</a>』で度肝を抜かれ、最新作『<a href="/SKZ/4048741837">ジェノサイド</a>』で個人的に「指名買い作家」となった高野和明。氏の3作目は、人工中絶という社会的なテーマに精神病?憑依?といったホラー要素を含めた何とも重い物語。作品としての質はもちろん高いのだけど、これからママになるような女性は決して読んではならないですね…。 |
関連本棚: |
らいさん
権太
UNO
SKZ
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明日の空
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著者: |
貫井 徳郎 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.10<br>
最近では奥田英朗・百田尚樹に続き、作家指名買いで読んでいる貫井氏。彼なりの「ペイ・フォワード」を描いた本作、普段の「やり切れないドロドロ感」を封印?した、切ないミステリー。中編につきサクっと読めます。 |
関連本棚: |
SKZ
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ボックス!
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著者: |
百田 尚樹 |
出版社: |
太田出版 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.10 ウルトラ今更<br>
落ちこぼれだけど天才肌の鏑矢、秀才かつ努力型の木樽。どちらかだけを主役に立てる物語はよくあるけど、二人の友情とか苦悩とかを交錯させるプロットはさすが百田氏。ほんの数mmだけボクシングを習いたくなったw |
関連本棚: |
キノベス!2008
yasudall
SKZ
ピロコ
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ダークゾーン
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著者: |
貴志祐介 |
出版社: |
祥伝社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.10 <br>
ktkr!またまた睡眠不足になるな…。<br>
・・・と思いきや。『クリムゾン』だとか『新世界』あたりを期待して読むと残念なことになります。棋界を下敷きにして、軍艦島を舞台にした怒涛の戦闘シーンにはさすがに圧倒されますが、オチというか肝心の骨子がなあ。 |
関連本棚: |
SKZ
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灰色の虹
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著者: |
貫井 徳郎 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.10<br>
冤罪がテーマ。こういう、理不尽な、救いの要素が一切ないミステリーを書かせたら本当に貫井氏は巧い。登場人物それぞれの立場や心の機微が徹底的に描かれているので、誰も悪くないようにすら思えてしまう。エピソードは切なすぎます。 |
関連本棚: |
Yossy
彩 2011
SKZ
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インドネシアの人々が証言する日本軍政の真実−大東亜戦争は侵略戦争ではなかった。 (シリーズ日本人の誇り 6)
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著者: |
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出版社: |
桜の花出版 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.09<br>
最終章でデヴィ・スカルノ女史が吼えていらした(基本的に同意)。<br>
<li>「中国に行った際、私はある人から「日本は将来中国の一省になるだろう」と言われ、さらに「日本としてはアメリカの一州になりたいのか、中国の一省になりたいのか、どっちなのだ」などと言われました。実際のところ、今のままの日本ではそう言われても仕方ないかもしれません」<br>
<li>「なぜ私立の学校の生徒たちがひざ小僧を出した服を着て、修学旅行だとしてフランスにまで行くのか?」<br>
<li>「全国の中学校の生徒たちには修学旅行で遊就館に行くことを義務づけ、日本人であることを再認識させるべき」<br> |
関連本棚: |
村代官
SKZ
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我が家の問題
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著者: |
奥田 英朗 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
★★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.10<br>
全6話の短篇集。奥田節、健在!今回も期待を裏切らない面白さ。やはりホームドラマを描く奥田英朗が一番好き。「どうやら夫は仕事ができないらしい」という書き出しで始まる二話目『ハズバンド』とか、なんかキュンとした(笑)<br>
収録:『甘い生活?』『ハズバンド』『絵里のエイプリル』『夫とUFO』『里帰り』『妻とマラソン』 |
関連本棚: |
SKZ
kasta
nm090
.SHO
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純平、考え直せ
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著者: |
奥田 英朗 |
出版社: |
光文社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.08<br>
坂本純平21歳、職業ヤクザ(ペーペー)。彼と彼を取り巻く「歌舞伎町の住民」の等身大がいつもの奥田節で綴られていく。軽妙で時折クスリとさせられる書きっぷりは相変わらずの安定感。オチは…。 |
関連本棚: |
SKZ
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ユリゴコロ
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著者: |
沼田 まほかる |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
2011.08<br>
恋愛ミステリーというジャンルなのでしょうか。死期間近の父親の部屋で見つけた「手記」は創作なのか、実話なのか。過去を紐解いてゆくうちに明らかになる家族の秘密とは?最後の十数ページでガツン!とやられた。 |
関連本棚: |
SKZ
nm090
ピロコ
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