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教養としてのコンピューターサイエンス講義 今こそ知っておくべき「デジタル世界」の基礎知識
ブライアン・カーニハン
坂村 健
酒匂 寛
日経BP
ISBN: 4822288730
紀伊國屋
,
Amazon
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WebCat
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評 価
コメント
akita11 :
「プログラミング言語C」のカーニハン先生の本。コンピュータの上から下まで、ソフトからハードまで、俯瞰的にみられる。順番は必ずしも下から上ではなくて、多少あちこちしている印象。あと後半のセキュリティ関連は、長くて、ちょっと神経質なくらいネガティブな話が多い印象。
増井 :
カーニハン先生の本、アルゴリズムの章が5%、プログラミングの章が8%なのにセキュリティとプライバシの章が15%もある。Webの章は8%だがその半分は各種の攻撃や危険の話である。「IoT」という言葉は登場するが脆弱性のことばかり書いてある。「ユビキタス」という単語は「ユビキタス監視」というコンテクストでしか出てこない。セキュリティの話が大事なのは確かかもしれないが、コンピュータを使って楽しいことができるという話が少なすぎるのではないか。ARとかVRとかの話は全く出てこないし、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)や表計算の話も無い。
カーニハン先生はコンピュータの基本的なハードウェア/ソフトウェア/プログラミング言語には昔から普通に興味があり、現在はセキュリティにおおいに興味が有るようだが、人間の叡智によってGUIや表計算やブラウザやCGやVRが開発されてきたことには全然興味が無いのかもしれない。誰かが商売で作ったアプリにすぎないとか思ってるのだろうか。ご本人がそういったことに興味が無いのは仕方がないが、コンピュータを教養として学ぶのに最も適した教科書だといって推薦するのは難しい気がする。
解説を坂村健氏が書いていて、自分が30年前に書いた本が今でも本書と同じぐらい有益だとか、自分の本の方が図が多いとか書いているのだが、WebもGoogleも無かったころに書かれた本が同じように有益なはずはないだろう。
教養としてのコンピューターサイエンス講義 第2版 今こそ知っておくべき「デジタル世界」の基礎知識
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最終
更新
: 2020-07-03 17:10:07 +0900
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コメント
「プログラミング言語C」のカーニハン先生の本。コンピュータの上から下まで、ソフトからハードまで、俯瞰的にみられる。順番は必ずしも下から上ではなくて、多少あちこちしている印象。あと後半のセキュリティ関連は、長くて、ちょっと神経質なくらいネガティブな話が多い印象。
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