|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
骨の島 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
|
著者: |
アーロン エルキンズ |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
星星星星 |
カテゴリ: |
文庫
|
コメント: |
5年ぶりの「ギデオン・オリバー」シリーズの新刊です。でも、ミステリアスプレスじゃないんですよね。読み応えありました。実は「古い骨」のリメイク?という解説文がありましたが、読んでるあいだ、そういうのを思い起こさせない展開でした。犯人は見事に外れましたね。冒頭部分の展開に見事に誘導されました。今回は、ギデオンとジュリーのからみが少なかったのがちょっと物足りなかったかな。そこで、星一つ減らしてます。 |
関連本棚: |
midorikiseki
nob裁断済みM01
尊
|
|
|
|
|
隠匿 (ハヤカワ文庫 HM (264-5))
|
著者: |
リンダ・フェアスタイン |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
星星星星月 |
カテゴリ: |
文庫
|
コメント: |
659ページ。美術館や博物館を舞台にしたミステリーということで読み応えあります。メトロポリタン美術館と自然史博物館を舞台とする殺人事件、美術館や博物館の裏事情がよく調べられています。これまで、人間の骨格展示て、あまり気に止めてこなかったのですが、よく考えたら、埋葬されてない、あるいは、盗掘されたものらしいです。ちょっと考えさせられました。で、犯人の方ですが、「まさか、犯人があいつだったとは」とかと書きたいところですが、登場人物が多すぎて、「こいつ、誰だったっけ?」という感じ。途中読んでて「怪しい」という感じがあまりせず。でも、博物館の中って、ほんとにこんなに複雑なの?関係者に聞いてみたいところ。
|
関連本棚: |
midorikiseki
優
尊
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ダイロンの聖少女 クラッシャージョウ(10) (ソノラマ文庫)
|
著者: |
高千穂 遙 |
出版社: |
朝日ソノラマ |
評価: |
星星星星 |
カテゴリ: |
文庫
SF
|
コメント: |
発売日(5/27)に本屋に行ったら、平積み状態だったのでうれしかったです。
シリーズ10冊目(別巻除く)。「ワームウッドの幻獣」と違って、今回は読後の満足感がありました。なんていうか、設定がおもしろい。ダイロンの移住事情など。この本、最初は「リュブランの聖少女」というタイトルだったようですが、なぜか変わってしまいました。今回の敵のサイボーグ。改造人間的なのは「人面魔獣の挑戦」でもありましたが、こっちとは違います。読みながら敵サイボーグの圧倒的な強さがひしひしと伝わってきました。今回は、リッキーが(他の力を借りて)活躍します。アルフィンが影薄いかも。でも、許す! |
関連本棚: |
midorikiseki
woods
あれあれ
Tarosa
nob裁断済みM02
|
|
|
|
|
|
|
|
|
五人姉妹 (ハヤカワ文庫JA)
|
著者: |
菅 浩江 |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
星月太陽 |
カテゴリ: |
文庫
SF
|
コメント: |
「博物館惑星」の作者で知られる菅浩江の9編の短編集。
その中で「五人姉妹」と「箱の中の猫」が心に残りました。
いっとき、「クローン技術でヒトラーを復活!」なんてのが話題になりましたが、「五人姉妹」はたとえクローンでも、人格形成はそれぞれという作者なりの考えが表されています。
「箱の中の猫」は、途中まではよくある近未来ものと思いきや、途中から展開ががらっと変わる。宇宙ステーションからの恋人の通信が、日を追ってタイムラグが長くなる。タイムラグが長くなるということは…、梶尾新治曰く「タイムトラベル」ものに通ずるものがあります。
書評者が、「泣きたくなる。切なくなく。」とコメントしていますが、わたしも同感です。 |
関連本棚: |
midorikiseki
sumikawa
m
蝶
Y.nabe
kiw
|
|
|
|
|
虹色の地獄 (ソノラマ文庫―クラッシャージョウ (999))
|
著者: |
高千穂 遙 |
出版社: |
朝日ソノラマ |
評価: |
星星星星星 |
カテゴリ: |
文庫
SF
|
コメント: |
「アニメ映画のベストワンは?」と聞かれたら、迷わず「クラッシャージョウ」をあげる。ソノラマ文庫で何度も繰り返して読んだあのクラッシャージョウが映画化すると聞いて、どれだけうれしかったことか。しかも、映画作品は見事に原作を反映したものだった。クラッシャージョウたちはもちろん、バード、コワルスキー、ダン、ミネルバにファイターにガレオン。さらにタロスの奥の手。これでもかのファンサービスに歓喜したものである。「虹色の地獄」はそのノベライズ。本編の番外編という感じはあるものの、こちらも見事なノベライズである。ぜひ、映画をビデオかDVDで見てから読むことをお勧めします。 |
関連本棚: |
midorikiseki
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
山本昌邦備忘録 (講談社文庫)
|
著者: |
山本 昌邦 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
星星星星 |
カテゴリ: |
文庫
ノンフィクション
|
コメント: |
山本昌邦(現アテネ五輪日本代表監督)が、見た日韓ワールドカップ。テレビなどでは、殊勝な発言をしていた筆者ですが、いろいろ言いたいことはたくさんあったんだなあ、と。ワールドユース準優勝の決勝前では、トルシエのわがままで選手たちが空腹状態だったと聞いて、あぜん。シドニー五輪も日韓ワールドカップも、もしかしたらもっと上に行けたのではないかと思ってしまい、非常にもったいないな。トルシエはあるレベルまで、日本を引き揚げてくれたけど、それより上を目指すというところで、空回りしていたな、と。あと、選手が目立つのがいやがっていたなんて、どっかの誰かのようだ(前の上司のこと)。
|
関連本棚: |
midorikiseki
権太の既読
進吾
じぇみに
中谷よしふみ
|
|
|
|
|
略奪 (講談社文庫)
|
著者: |
アーロン エルキンズ |
出版社: |
講談社 |
評価: |
星星星星 |
カテゴリ: |
文庫
|
コメント: |
アーロン・エルキンズファンを自認しながら、この本が出ていたのを4年近く知りませんでした。まさか講談社文庫から出ていたなんて。講談社文庫のミステリーって、殺伐としたのが多いからあまり手を出してないんです。「殺人事件で殺伐していないものはあるのか?」という突っ込みがありそうですが。それはともかく、この「略奪」はそういう殺伐さはなく(もちろん人が何人か殺されるのですが)、楽しく読むことができました。絵画鑑賞・美術館めぐりがの方が趣味の方は、おすすめです。途中から、犯人(の共犯)は「彼女」かな?と思ったのですが、見事に外れました。続編に期待します。 |
関連本棚: |
midorikiseki
midorikiseki_xxx
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|