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年表で読む情報百科 (中公新書ラクレ)
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著者: |
読売新聞校閲部 |
出版社: |
中央公論新社 |
評価: |
星月太陽 |
カテゴリ: |
新書
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コメント: |
雑学好きには思わず手に取ってしまう一冊。これ一冊で、品川ー名古屋間(?)はじゅうぶんに暇をつぶせます。計120のテーマ別の年表が収録されてます。高校生の受験勉強の参考になるかも。わたしは「旧ユーゴ紛争史」「コンピューターゲーム史」「宇宙開発事故」などの年表に関心を引きました。できれば「仁科賞」「朝日賞」「京都賞」も収録してほしかったなと。 |
関連本棚: |
midorikiseki
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五人姉妹 (ハヤカワ文庫JA)
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著者: |
菅 浩江 |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
星月太陽 |
カテゴリ: |
文庫
SF
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コメント: |
「博物館惑星」の作者で知られる菅浩江の9編の短編集。
その中で「五人姉妹」と「箱の中の猫」が心に残りました。
いっとき、「クローン技術でヒトラーを復活!」なんてのが話題になりましたが、「五人姉妹」はたとえクローンでも、人格形成はそれぞれという作者なりの考えが表されています。
「箱の中の猫」は、途中まではよくある近未来ものと思いきや、途中から展開ががらっと変わる。宇宙ステーションからの恋人の通信が、日を追ってタイムラグが長くなる。タイムラグが長くなるということは…、梶尾新治曰く「タイムトラベル」ものに通ずるものがあります。
書評者が、「泣きたくなる。切なくなく。」とコメントしていますが、わたしも同感です。 |
関連本棚: |
midorikiseki
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m
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隠匿 (ハヤカワ文庫 HM (264-5))
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著者: |
リンダ・フェアスタイン |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
星星星星月 |
カテゴリ: |
文庫
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コメント: |
659ページ。美術館や博物館を舞台にしたミステリーということで読み応えあります。メトロポリタン美術館と自然史博物館を舞台とする殺人事件、美術館や博物館の裏事情がよく調べられています。これまで、人間の骨格展示て、あまり気に止めてこなかったのですが、よく考えたら、埋葬されてない、あるいは、盗掘されたものらしいです。ちょっと考えさせられました。で、犯人の方ですが、「まさか、犯人があいつだったとは」とかと書きたいところですが、登場人物が多すぎて、「こいつ、誰だったっけ?」という感じ。途中読んでて「怪しい」という感じがあまりせず。でも、博物館の中って、ほんとにこんなに複雑なの?関係者に聞いてみたいところ。
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関連本棚: |
midorikiseki
優
尊
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本と私 (岩波新書 新赤版 (別冊8))
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著者: |
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出版社: |
岩波書店 |
評価: |
星星星星星 |
カテゴリ: |
新書
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コメント: |
岩波書店が創業90年を記念として「本と私」という題で、原稿を募集したもの。818人が応募し、そのうち、19の原稿がこの本を掲載された。個々の本への思いは様々。この19篇に絞るのは編者もなかかな大変だったろうと思う。それでも、「一冊の本が人生を変える」というのを実感する。この本を読んで「夏目漱石」「寺田寅彦」「新渡戸稲造」の本をいまだにまともに読んでいない自分が非常に情けない。自己への読書の姿勢への反省も含めて、また読み返したい一品である。 |
関連本棚: |
midorikiseki
寺脇 犬
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