[ { "title" : "風魔(下) (祥伝社文庫)", "isbn" : "439633530X", "date" : "2010-02-22T06:22:58.000Z", "publisher" : "祥伝社", "authors" : "宮本 昌孝", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "戦国ものはきちんと系統だった時代背景の知識がない分、読むのに時間がかかってしまうのが難点。記憶はあちこちの小説の記憶から。でも後半はやっとスピードが上がってきたかも。結局2/1読了。 " }, { "title" : "弥勒の月 (光文社時代小説文庫)", "isbn" : "4334744567", "date" : "2010-02-02T13:05:57.000Z", "publisher" : "光文社", "authors" : "あさの あつこ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "先に続編の「夜叉桜」を読んでしまって、先に読んでおくべきこちらを探したという次第。バッテリーのあさのあつこさん、のイメージは全く裏切られます。2/2読了" }, { "title" : "荒蝦夷 (集英社文庫 く 19-6)", "isbn" : "4087462420", "date" : "2010-02-04T13:54:03.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "熊谷 達也", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "うう、やってしまいました。既読。\r\n「炎立つ」の少し前。アテルイの父が主人公の時代。\r\n10世紀のイングランドと戦闘後の残酷さは同類。\r\n" }, { "title" : "海の底 (角川文庫)", "isbn" : "4043898029", "date" : "2010-02-16T23:05:21.000Z", "publisher" : "角川グループパブリッシング", "authors" : "有川 浩", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "「空の中」と読後感が似ていて、基本的に登場人物に\r\n悪い人がいない、というのは普段ノワールとかピカレスクとかを\r\n読む人にとっては、少し物足りなさを感じてしまうのかも。\r\n作者がラノベ出身だからなのか。\r\nでも、設定も面白いし人情味もあり、夜読み始めてそのまま読了。2/16\r\n(昨年から続く深海ものエッセンスはちらっとだけでした・・・)" }, { "title" : "夜を急ぐ者よ (ポプラ文庫)", "isbn" : "4591114538", "date" : "2010-01-14T12:07:02.000Z", "publisher" : "ポプラ社", "authors" : "佐々木 譲", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "年末からの佐々木譲つながりで年初の1冊。\r\nと思っていたら直木賞候補の報。それを見越しての\r\n旧作の掘り起こし文庫化かわかりませんが、さすがに\r\n初期すぎて、ハードボイルドタッチ以外には何も残らず。\r\nそれでも3度目の候補で受賞なるか。\r\n太平洋戦争冒険3部作は大好きなので取ってほしいものです。\r\n1/5読了\r\n1/14直木賞受賞、おめでとうございます。\r\n一時、廃刊になっていた太平洋戦争3部作もこれで売れる\r\nんだろうな~" }, { "title" : "聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫)", "isbn" : "4101288194", "date" : "2010-01-06T22:53:35.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "帚木 蓬生", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "聖灰の暗号〈下〉 (新潮文庫)", "isbn" : "4101288208", "date" : "2010-01-07T23:22:07.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "帚木 蓬生", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "キリスト教関連の遺物発見+暗号謎解き+現代まで続く敵対集団とのアクション、という、ここ数年の歴史ミステリパタンながら、日本人研究者を違和感なく主人公に置いてます。どちらかというと、アクションより歴史・宗教色が強め。1/6に上下1日で読了。\r\n" }, { "title" : "犬の力 上 (角川文庫)", "isbn" : "4042823041", "date" : "2010-01-13T12:27:29.000Z", "publisher" : "角川書店(角川グループパブリッシング)", "authors" : "ドン・ウィンズロウ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "犬の力 下 (角川文庫)", "isbn" : "404282305X", "date" : "2010-01-13T12:36:00.000Z", "publisher" : "角川書店(角川グループパブリッシング)", "authors" : "ドン・ウィンズロウ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "昨年のこのミス海外1位、の割にこの本棚では登録なしで寂しいです。\r\n骨太ノワールで、アメリカが外国の紛争をどれだけ操っていたかという\r\n部分はきっと本当なんだろうな、と思わせるところもいいし、正義も\r\n悪もどっちがどっちというところも小説としての面白みを広げている。\r\n読み応え十分の上下巻で1/13読了。" }, { "title" : "四十にして惑わず―サラリーマン「論語」小説 (光文社文庫)", "isbn" : "4334747116", "date" : "2010-01-18T13:21:46.000Z", "publisher" : "光文社", "authors" : "江上 剛", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "少し重い読書が続いたので、軽めを1冊。1/14読了" }, { "title" : "イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)", "isbn" : "479667361X", "date" : "2010-01-18T13:27:06.000Z", "publisher" : "宝島社", "authors" : "海堂 尊", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "実際に自分の理論武装の方式をこんな風に他人に向かって主張する人ばかりの\r\n世の中はないと思うけど。あと筆者の主張がフィクションで浮かんでくるのも\r\n多少興ざめ。\r\nいずれにしても、昨年末のブラックペアンも同様上下巻にする意味不明。\r\nと文句を書きましたが、キャラ立ち、前後作とのつなげ方は秀逸。1/17読了。" }, { "title" : "大聖堂 (下) (ソフトバンク文庫)", "isbn" : "4797332581", "date" : "2010-01-21T05:12:37.000Z", "publisher" : "ソフトバンク クリエイティブ", "authors" : "ケン・フォレット", "categories" : "海外小説", "score" : "", "comment" : "以前より読んでみたかった小説のひとつ。\r\nスティーブンとモードの内戦時代はカドフェルの\r\n時代背景と同じで、色々知っている人の名前が出て\r\nきました。\r\n相当の量がありながら、一気に3日で読了。1/21。\r\n" }, { "title" : "大聖堂 (中) (ソフトバンク文庫)", "isbn" : "4797332573", "date" : "2010-01-21T05:10:06.000Z", "publisher" : "ソフトバンク クリエイティブ", "authors" : "ケン・フォレット", "categories" : "海外小説", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "TOKAGE 特殊遊撃捜査隊 (朝日文庫)", "isbn" : "4022645296", "date" : "2010-01-23T06:39:12.000Z", "publisher" : "朝日新聞出版", "authors" : "今野 敏", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "会社では別の意味ですが、自分にはSITはこちらのほうがしっくりくる。。\r\n1/22読了。" }, { "title" : "風魔(上) (祥伝社文庫)", "isbn" : "4396335288", "date" : "2010-01-27T04:14:18.000Z", "publisher" : "祥伝社", "authors" : "宮本 昌孝", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "戦国モノはあまり好みませんが忍者もの。\r\n風魔って、子供のころ読んだ本あったな。" }, { "title" : "風魔(中) (祥伝社文庫)", "isbn" : "4396335296", "date" : "2010-02-01T12:54:17.000Z", "publisher" : "祥伝社", "authors" : "宮本 昌孝", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "ここまで1月中読了。" }, { "title" : "大聖堂―果てしなき世界 (下) (ソフトバンク文庫)", "isbn" : "4797346256", "date" : "2010-02-11T01:46:29.000Z", "publisher" : "ソフトバンククリエイティブ", "authors" : "ケン・フォレット", "categories" : "海外小説", "score" : "", "comment" : "前作の200年後、14世紀のキングスブリッジ。\r\n前作と同様、上中下の大作。\r\n2/10読了" }, { "title" : "大聖堂―果てしなき世界 (中) (ソフトバンク文庫)", "isbn" : "4797346248", "date" : "2010-02-11T01:43:37.000Z", "publisher" : "ソフトバンククリエイティブ", "authors" : "ケン・フォレット", "categories" : "海外小説", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "大聖堂―果てしなき世界 (上) (ソフトバンク文庫)", "isbn" : "479734623X", "date" : "2010-02-11T01:41:43.000Z", "publisher" : "ソフトバンククリエイティブ", "authors" : "ケン・フォレット", "categories" : "海外小説", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "海賊モア船長の憂鬱 下 (角川文庫)", "isbn" : "4043690053", "date" : "2010-02-16T12:28:29.000Z", "publisher" : "角川書店(角川グループパブリッシング)", "authors" : "多島 斗志之", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "東インド会社と海賊の時代。\r\n文の途中の微妙な改行が不思議な読後感。\r\n最後50ページくらいの段階で、この枚数で\r\n話が終わるかと心配になったくらい、軽く終わらせてます。\r\n2/16読了" }, { "title" : "海賊モア船長の憂鬱 上 (角川文庫)", "isbn" : "4043690045", "date" : "2010-02-16T12:28:04.000Z", "publisher" : "角川書店(角川グループパブリッシング)", "authors" : "多島 斗志之", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)", "isbn" : "404275001X", "date" : "2010-02-17T14:17:06.000Z", "publisher" : "角川書店", "authors" : "パウロ コエーリョ", "categories" : "海外小説", "score" : "", "comment" : "普段、ミステリー・エンタメ色の濃い読書が多いけど、たまには\r\n文学色のある寓話を。\r\n星の王子様を彷彿、というコメントもあったけど、自分的には\r\nかもめのジョナサン(なんと、自分の初購入文庫!)のほうが\r\n近い気がする。\r\n2/17あっという間に読了。" }, { "title" : "1000の小説とバックベアード (新潮文庫)", "isbn" : "410134552X", "date" : "2010-02-19T14:58:13.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "佐藤 友哉", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "途中まで読んでお休みしていたものを、ハラハラドキドキものの在庫がなくなったので再度ピックアップ(こういうのが常時2~3冊、枕元に放置されています)。\r\n「小説」ってなんだっけ、というお話。2/19読了" }, { "title" : "いつか陽のあたる場所で (新潮文庫)", "isbn" : "4101425493", "date" : "2010-02-19T14:53:47.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "乃南 アサ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "乃南アサさんなのでミステリに入れましたが、普通の小説の印象。下町風景、人情がありつつ、毒もある。ここらがラノベとはちょっと違うな、と思います。2/18読了" }, { "title" : "人柱はミイラと出会う (新潮文庫)", "isbn" : "4101312419", "date" : "2010-02-23T13:31:39.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "石持 浅海", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "江戸の風習がまんま続いている以外は全く普通なとこが、反対に笑える連作ミステリー。この作者は「アイルランドの薔薇」が最初で結構シリアス系なイメージがあった\r\nので、ちょっとお気楽でいいかも。2/23読了。実は今日もう2冊目。" }, { "title" : "少年たちのおだやかな日々 (双葉文庫)", "isbn" : "4575506893", "date" : "2010-02-26T10:45:51.000Z", "publisher" : "双葉社", "authors" : "多島 斗志之", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "前回初読だった作者の短編作品。\r\n2/24読了" }, { "title" : "家族の言い訳 (双葉文庫)", "isbn" : "457551246X", "date" : "2010-02-26T10:47:02.000Z", "publisher" : "双葉社", "authors" : "森 浩美", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "不用意なことに昼休みに手持ちが切れてしまったため、\r\n会社の本棚から借り読み。\r\n2/25読了" }, { "title" : "屋上ミサイル (上) (宝島社文庫) (宝島社文庫 C や 2-1)", "isbn" : "4796675612", "date" : "2010-02-26T10:47:42.000Z", "publisher" : "宝島社", "authors" : "山下 貴光", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "楽園 (角川文庫)", "isbn" : "4041880130", "date" : "2010-03-02T14:57:55.000Z", "publisher" : "角川書店(角川グループパブリッシング)", "authors" : "鈴木 光司", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "ミステリーというより、壮大なファンタジーか。3世代(1万年空いてるけど)の\r\n話だけど、一番最初の話が面白かった。鈴木光司のデビュー作。3/2読了" }, { "title" : "真夏の島に咲く花は (講談社文庫)", "isbn" : "4062765705", "date" : "2010-03-02T14:54:12.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "垣根 涼介", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "旅行業を生業としているものとしては、なんとなく設定が気になって\r\nエンターテイメントとして楽しめなくなったかも。\r\n3/1読了。" }, { "title" : "狼花―新宿鮫〈9〉 (光文社文庫)", "isbn" : "4334747086", "date" : "2010-03-07T06:26:54.000Z", "publisher" : "光文社", "authors" : "大沢 在昌", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "単純なノワールやアクションを読みたい気分だったんだけど、\r\n今度は妙に理論建てして語らせるから、途中相当すっとばし\r\nました。\r\n3/7読了" }, { "title" : "ベルリン飛行指令 (新潮文庫)", "isbn" : "4101223114", "date" : "2010-03-11T14:53:09.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "佐々木 譲", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "2000年くらいに3部作まとめて借りて読んだため手元になく、\r\nその後絶版になったことを知り、面白い本でも容赦ないな、と\r\n思ったものでしたが、直木賞を取って本屋に3部作並んでいた\r\nので、まとめて大人買いしました!\r\nそもそも、戦争からめた冒険ものは好きで、これと似たような\r\n現代に何らかの記録から戦時中の外国での(有名でない)日本人\r\nの冒険譚をひも解く、という設定は、逢坂剛とか帚木蓬生もあり。\r\n3/10読了。" }, { "title" : "エトロフ発緊急電 (新潮文庫)", "isbn" : "4101223122", "date" : "2010-03-11T14:53:32.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "佐々木 譲", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "ということで、3部作の2つめ。\r\n1作目に比べて、甘さが同じようにありながら、\r\nクールさが少し増した感じ。\r\n3/11読了\r\n場所と冒険、ってことしかからまないけど、\r\n船戸与一の「蝦夷地別件」、は面白かった。\r\nどこいっちゃったかな?\r\n" }, { "title" : "ストックホルムの密使 (下巻) (新潮文庫)", "isbn" : "4101223165", "date" : "2010-03-16T12:33:17.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "佐々木 譲", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "北海道への家族スキー旅行に持っていったものの、毎日夕食後ほぼ\r\nすぐに眠りについてしまい、結局帰りの飛行機と帰宅後のベッドの\r\n中で読了。3/15。" }, { "title" : "アカシア香る (集英社文庫)", "isbn" : "4087463583", "date" : "2010-03-17T21:00:24.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "藤堂 志津子", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "ミステリーの合間の息抜き。\r\nこういう普通の小説って、主人公にどれだけ共感できるか、\r\nだと思うけど、今回はこういう人もいるんだろうな~、程度。\r\n2/16読了。" }, { "title" : "臨床真理 (上) (宝島社文庫 C ゆ 1-1)", "isbn" : "4796675736", "date" : "2010-03-29T11:32:33.000Z", "publisher" : "宝島社", "authors" : "柚月 裕子", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "このミス大賞受賞作。新人にしては構成もインパクトもあり◎。\r\nそれにしてもこのミス大賞シリーズはこの枚数で必ず2分冊って、\r\nなぜ?" }, { "title" : "燃える蜃気楼(下) (講談社文庫)", "isbn" : "406275522X", "date" : "2010-03-29T11:22:48.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "逢坂 剛", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "イベリアシリーズ第3作(既読)。\r\nここまでしか購入していなかったことに今更気づく。\r\n戦局はどんどん進んでいくのに、主人公にいまひとつ感情移入\r\nできないせいで、スパイの日常が描かれているだけで盛り上がれ\r\nないのかも。\r\nでもここまで読んだので、なんとか最後まで片付ける予定。" }, { "title" : "遠ざかる祖国(下) (講談社文庫)", "isbn" : "4062751461", "date" : "2010-03-29T11:18:28.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "逢坂 剛", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "イベリアシリーズ第2作(既読)。" }, { "title" : "遠ざかる祖国(上) (講談社文庫)", "isbn" : "4062751453", "date" : "2010-03-29T11:17:58.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "逢坂 剛", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "イベリアシリーズ第2作(既読から)。" }, { "title" : "ソロモンの犬 (文春文庫)", "isbn" : "4167773503", "date" : "2010-03-29T11:26:22.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "道尾 秀介", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "うーん、悪意があるならもっとそう書けばいいのに、中途半端に\r\nミステリーにしようとするから面白くなくなる。3/28読了" }, { "title" : "鷲と虎 (角川文庫)", "isbn" : "4041998034", "date" : "2010-04-08T13:26:23.000Z", "publisher" : "角川書店", "authors" : "佐々木 譲", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "また佐々木譲の第二次大戦ものに戻って。こちらも既読。\r\nもっと二人が最初から理解しあうような印象を持ってたけど、\r\n誤解から始まっていたのね。4/2読了" }, { "title" : "告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)", "isbn" : "457551344X", "date" : "2010-04-08T13:27:25.000Z", "publisher" : "双葉社", "authors" : "湊 かなえ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "1年以上前から、本屋大賞ということもあって宣伝も大きく、\r\n前評判の高かった作品の文庫化。すでに映画化決定。\r\n監督も言うとおり、冒頭シーンで約50ページ分も先生が教室で\r\n一人語るシーンは、通常考えたらありえない、と思うけど、\r\n小説はそういう意味のリアリティからは自由なんだな、と最後まで\r\n読んで思った。4/8読了" }, { "title" : "暗い国境線 上 (講談社文庫)", "isbn" : "4062762161", "date" : "2010-04-08T13:26:59.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "逢坂 剛", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "イベリアシリーズ4作目。実は文庫発売時に購入していなかったことに\r\nつい先日気がついたもの。約1年前に出てました。\r\nもう、いいかげんストーリーもキャラクターも慣れきっていて、時間だけは\r\nきちんと1年づつくらい戦争が進んでいくのが不思議。" }, { "title" : "暗い国境線 下 (講談社文庫)", "isbn" : "406276234X", "date" : "2010-04-08T13:27:11.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "逢坂 剛", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "イベリアシリーズ4作目下巻。\r\n1年前に出たのにまだ1刷。ちょっとやばいか?そんなものか。出版不況。\r\n4/7読了" }, { "title" : "向井帯刀の発心 \u003c物書同心居眠り紋蔵\u003e (講談社文庫)", "isbn" : "4062765527", "date" : "2010-04-08T13:26:43.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "佐藤 雅美", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "シリーズもの。時代劇のシリーズものって山ほどあるので、\r\n一度読み始めて惰性で続けるものもあって、その一つ。4/5読了" }, { "title" : "ルームメイト (中公文庫)", "isbn" : "4122046793", "date" : "2010-04-13T15:19:43.000Z", "publisher" : "中央公論新社", "authors" : "今邑 彩", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "帯には誇大広告の罰則は適用されないのかと、昨年の「ストロベリーナイト」以来\r\n久々に思った。安易な設定だし、結末にも全くびっくりしないし。4/13読了\r\n" }, { "title" : "千年樹 (集英社文庫)", "isbn" : "4087465438", "date" : "2010-04-13T05:11:42.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "荻原 浩", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "時代を超えたショートストーリー、救いのあるものとないものが混在。\r\n作者の作風も本によって大きく違うので、それが1冊に両方含まれている\r\n感じ。4/12読了" }, { "title" : "ギャングスター・レッスン―ヒートアイランド〈2〉 (文春文庫)", "isbn" : "4167686031", "date" : "2010-04-19T15:13:19.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "垣根 涼介", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "文春文庫の今月の新作、に惑わされて買ってしまったが、奥付きを読むと1次文庫2007年2月徳間文庫刊、とあり、どう考えても既読(でも手元にはないんだよね。)\r\nもちろん、話としてはめちゃ面白いし、シリーズの今後も期待できるんだけど、\r\n自分がちょっと悲しい。ちなみに、シリーズⅣが文春で出るにあたり、自社文庫で\r\n出てないⅡを文庫化しました、ってとこが真相のよう。文庫の出版社移動って、\r\nどんな手続きを踏むのか、一度その道の人に教えてもらいたいものです。\r\n(しかし、広告にはその旨書いて欲しいものだ)\r\n4/17読了" }, { "title" : "私の男 (文春文庫)", "isbn" : "4167784017", "date" : "2010-04-19T15:07:00.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "桜庭 一樹", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "直木賞受賞作。受賞した時から、文庫化したら、の期待読み。概ね期待以上。\r\nミステリーの範疇に入れるべきか悩むが、この小説の中心はミステリーじゃ\r\nないかな、と。\r\n通俗小説すぎず、芥川賞の「意味分かりません」にもならない、ぎりぎりの\r\nバランスが高評価の所以か。\r\n4/15読了" }, { "title" : "じぶくり伝兵衛 重蔵始末(二) (講談社文庫)", "isbn" : "4062751984", "date" : "2010-04-22T14:36:46.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "逢坂 剛", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "逢坂剛でイベリアシリーズから相当離れて、重蔵始末シリーズ。\r\n主人公がちょっとできすぎではあるけど、鬼平と同じ火盗改の与力。\r\n4/19読了" }, { "title" : "ぼくのキャノン (角川文庫)", "isbn" : "4043647107", "date" : "2010-04-24T07:23:44.000Z", "publisher" : "角川書店(角川グループパブリッシング)", "authors" : "池上 永一", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "風車祭と同じ沖縄もの。元気な年寄りと孫世代が中心な奇想天外な話なのも同じ。\r\nそのふざけ度合いが結構ツボ。\r\nこの作者を知ったのは、「テンペスト」の書評からでそっちは文庫化待ちだけど、\r\nその前に結構お気に入りになりました。4/23読了\r\n" }, { "title" : "ラスト・チャイルド(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)", "isbn" : "4151767045", "date" : "2010-05-15T00:47:36.000Z", "publisher" : "早川書房", "authors" : "ジョン・ハート", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "解説にはミスティックリバーを想起させる、とあったが、自分的にはそれもありだが+スタンドバイミーかな、というところで、映画化の可能性大だと思います。\r\nキャストは主人公ジョニーがもちろん一番重要だけど、ハント刑事が映画だと主人公になるんだろうな。5/14読了" }, { "title" : "ラスト・チャイルド(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)", "isbn" : "4151767037", "date" : "2010-05-15T00:46:56.000Z", "publisher" : "早川書房", "authors" : "ジョン・ハート", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "ミステリーの中にいろんな要素が入っていて、かつ全体を通して小説としての完成度もあり、また読後感としては救いもあり、全体評価が高いのもうなずけます。\r\n" }, { "title" : "眩暈を愛して夢を見よ (角川文庫)", "isbn" : "4043706049", "date" : "2010-05-15T00:45:32.000Z", "publisher" : "角川書店(角川グループパブリッシング)", "authors" : "小川 勝己", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "カテゴリーをミステリーでくくっていますが、普段読んでいるのはエンタメ色が強いので、これはどうにも作家の自己満足なのかその手のファンには受けるのかもしれないが、自分には「これって何?」で終わりました。5/12読了。" }, { "title" : "ウロボロスの古写本 下 (ハヤカワ文庫 NV ク 20-4) (ハヤカワ文庫NV)", "isbn" : "4150411980", "date" : "2010-05-15T00:44:57.000Z", "publisher" : "早川書房", "authors" : "レイモンド・クーリー", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "この結末はやはりどうよ・・・\r\nGW中は読書もしないし更新もしていなかったら、いつ何を読んでいたか記憶がとんでますが、多分4/27読了。" }, { "title" : "ウロボロスの古写本 上 (ハヤカワ文庫 NV ク 20-3) (ハヤカワ文庫NV)", "isbn" : "4150411972", "date" : "2010-05-15T00:44:05.000Z", "publisher" : "早川書房", "authors" : "レイモンド・クーリー", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "いわゆるダビンチコードもどき。と貶しているようで、結構この手は好きなので出ると帯につられて買って後悔することも多し。展開は面白くても、結末はどうしても尻すぼみかありえない(納得できない)状況になってしまうのは、この手の歴史秘密ものの宿命か。\r\nこの本は、錬金術師と賢者の石、がテーマで、実は「鋼の錬金術師」アニメは結構錬金術を正しく解説しているな、と再発見。" }, { "title" : "シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫)", "isbn" : "4151744029", "date" : "2010-05-22T13:45:24.000Z", "publisher" : "早川書房", "authors" : "デニス ルヘイン", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "ミスティックリバーのデニスルヘイン。映画公開されたことで本書も露出されてます。\r\nとは言え、あまり事前情報なしに読み始めていたのは幸いか。(映画でもラストシーンは話してはいけない、とか、出版時は袋閉じされていた、とか余計な情報ですね。)\r\nあ、読んでない人ゴメン!\r\n5/22読了" }, { "title" : "さよならまでの三週間 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 12-2)", "isbn" : "4151779027", "date" : "2010-05-28T14:34:04.000Z", "publisher" : "早川書房", "authors" : "C.J.ボックス", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "うーん、悪くはないんだけど、味方も敵も簡単に人が死にすぎ。\r\nあと、敵の動機がどうもあまりびっくりしない。\r\n文春のミステリー書評に出てたけど、少しほめすぎじゃん?\r\n5/24読了" }, { "title" : "海のカテドラル 下 (RHブックス・プラス)", "isbn" : "4270103310", "date" : "2010-05-28T14:41:08.000Z", "publisher" : "武田ランダムハウスジャパン", "authors" : "イルデフォンソ ファルコネス", "categories" : "海外小説", "score" : "", "comment" : "中世を舞台にした小説は慣れない人には厳しいと思うけど、今年は大聖堂からスタートしてあたり年かも。5/28読了。" }, { "title" : "海のカテドラル 上 (RHブックス・プラス)", "isbn" : "4270103302", "date" : "2010-05-28T14:34:33.000Z", "publisher" : "武田ランダムハウスジャパン", "authors" : "イルデフォンソ ファルコネス", "categories" : "海外小説", "score" : "", "comment" : "14世紀のバルセロナを舞台にした、非常に「大聖堂」と似た要素が詰まった小説。領主と農奴、都市と商人、教会と異端、中世の建築、成功と裏切り、女性が結構強いところ、などなど。向こうが3代記で3冊なのでこっちは2世代で上下冊。" }, { "title" : "夜を守る (双葉文庫)", "isbn" : "4575513490", "date" : "2010-05-30T03:12:39.000Z", "publisher" : "双葉社", "authors" : "石田 衣良", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "ジャンル入力に迷うけど、たしかIWGPはミステリーに入れてたよな、と思いこちらに。\r\nそう迷いたくなるほどに悪人は出てきません。脇役はキャラが分かりやすいけど、主人公はマコトほど分かりやすくはないようで(独白も少ないし)、今後シリーズ化するなら楽しみなところ。\r\n" }, { "title" : "警官の紋章 (ハルキ文庫)", "isbn" : "4758434751", "date" : "2010-06-02T05:25:52.000Z", "publisher" : "角川春樹事務所", "authors" : "佐々木 譲", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "北海道警察シリーズ3弾目。解説が言う通り、組織の中の警察を扱うシリーズは横山以降色々あるけど、構成がしっかりしている点では群を抜いているでしょう。6/2読了。" }, { "title" : "サニーサイドエッグ (創元推理文庫)", "isbn" : "4488406114", "date" : "2010-06-07T13:36:05.000Z", "publisher" : "東京創元社", "authors" : "荻原 浩", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "荻原浩は芸風が幅広いところも好きですが、これはギャグミステリーとでも\r\n言うのでしょうか。もっと笑いをてんこ盛りにしてくれもいいかと思うけど、\r\n多少控え目。6/7読了。" }, { "title" : "階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫)", "isbn" : "4344414756", "date" : "2010-06-16T13:07:09.000Z", "publisher" : "幻冬舎", "authors" : "越谷 オサム", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "青春小説。楽しくていいです。\r\n6/15読了" }, { "title" : "朝日のようにさわやかに (新潮文庫)", "isbn" : "4101234205", "date" : "2010-06-16T13:10:03.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "恩田 陸", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "本当に、色々なテイスト、趣向の短編14編が入っています。\r\nそれぞれ他の長編にリンクしていたり、アンソロジーの1作だったり。\r\nこうやって並べられるのは、引き出しの多さを自覚しているからなんで\r\nしょうね。\r\n\r\n6/16読了" }, { "title" : "ミノタウロス (講談社文庫)", "isbn" : "4062766515", "date" : "2010-06-22T04:38:51.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "佐藤 亜紀", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "国内小説のカテゴリーだけど、内容は全くの外国文学。\r\n小説本文より解説のほうが難解だった。。。\r\n現代直前の世界には、以前の世界から変わる大きなエネルギーが満ちていたのだ、と納得。日本は維新でもそれ以降も庶民は大きく巻き込まれなかったけど、中国とかロシアとかは違うんだね。\r\n「バルタザールの遍歴」は既読のはずだけど、記憶ないな。。。\r\n6/20読了\r\n" }, { "title" : "仁侠スタッフサービス (集英社文庫)", "isbn" : "4087465632", "date" : "2010-06-22T04:48:35.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "西村 健", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "本がどこかに消えちゃったけど、電車の中で軽く読了。\r\n6月どこか。" }, { "title" : "家日和 (集英社文庫)", "isbn" : "4087465527", "date" : "2010-06-22T14:07:15.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "奥田 英朗", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "奥田英郎の小説って、思い出すと、男性の描き方はすごくいいんだけど、\r\n女性についてはいまいち?というケースが多いことを思い出しました。\r\nそこだけが弱点。帰りの品川駅で買って、夕食後には読了。6/22。" }, { "title" : "ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)", "isbn" : "4151200606", "date" : "2011-01-03T01:56:22.000Z", "publisher" : "早川書房", "authors" : "コーマック・マッカーシー", "categories" : "SF", "score" : "", "comment" : "これはやっぱりSFかな?\r\n終末もの、ポストアポカリプスというのが正確なところ。\r\nWIKIの「終末もの」、という記事を見てもらうと分かりやすいけど、映画でも\r\n「アルマゲドン」に代表される終末をみんなの叡智で回避!(そもそもこの映画に\r\n見える、アメリカが世界を救う、っていうアピールは最低・・・)という展開から、\r\nだんだん終末は救えないのが当たり前、なのでしょうか。\r\nそして、アラゴルン役のモーテンセン主演で映画化されるという本作は、その映画評で\r\n読んだ通り、原作の世界を映像化するのは困難だろうと思わせる詩的味わいに満ちて、\r\n怖いけど読み応えがあります。\r\n6/23読了" }, { "title" : "名残り火―てのひらの闇〈2〉 (文春文庫)", "isbn" : "4167614065", "date" : "2010-06-28T21:14:40.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "藤原 伊織", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "登場人物の造形がいいと、やっぱり小説は面白い。\r\nただし多少難点を言うと、謎解きの過程と結末の付け方はすごく面白いのに\r\n動機がいまいち。というかよく分からない。ちょっとごまかされたような?\r\nいずれにしても、これが藤原伊織の作品としては最後になる。\r\n6/28\r\n" }, { "title" : "枕女優 (河出文庫)", "isbn" : "4309410219", "date" : "2010-06-28T21:11:31.000Z", "publisher" : "河出書房新社", "authors" : "新堂 冬樹", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "新堂冬樹なんだからミステリーなんだろうけど、amazon星もぼろぼろの通り、\r\n買って損した。損した=作者で指名買いなのに面白くない、ということです。" }, { "title" : "ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)", "isbn" : "4344410602", "date" : "2010-07-02T07:48:14.000Z", "publisher" : "幻冬舎", "authors" : "宮田 珠己", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "会社の本棚から。\r\n文章が面白い人って、発想&表現力の両方がすごいから尊敬する。\r\n話は旅行記みたいなもの。\r\n6/29読了" }, { "title" : "亜玖夢博士の経済入門 (文春文庫)", "isbn" : "4167773740", "date" : "2010-07-02T07:50:10.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "橘 玲", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "表紙が子供の学習帳みたいになってます。経済、というか\r\n色々な考え方の練習帳みたいなもの。\r\n後書きを、スタバはグランデを買え、の人が書いていて面白かった。\r\n6/30読了" }, { "title" : "つくもがみ貸します (角川文庫)", "isbn" : "4043888023", "date" : "2010-07-02T07:51:34.000Z", "publisher" : "角川書店(角川グループパブリッシング)", "authors" : "畠中 恵", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "すっかりそのまま畠中ワールド。\r\n7/1読了。" }, { "title" : "蛇行する川のほとり (集英社文庫)", "isbn" : "4087465888", "date" : "2010-07-02T07:54:44.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "恩田 陸", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "ドラマ化するには少し毒味が足りないけど、その分、小説としては\r\nきれいに登場人物たちの魅力を見せているのかもしれません。\r\n7/2読了" }, { "title" : "ジーン・ワルツ (新潮文庫)", "isbn" : "4101333114", "date" : "2010-07-06T22:48:16.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "海堂 尊", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "桜宮市から離れて東京の一大権威の大学病院に場を移した本作。\r\n不妊治療・代理出産に関する現実から取り残された法制度と、\r\n産婦人科現場を含めた地域医療に対する医療制度改革の悪弊、などなど、\r\n相変わらず厳しい問題提起てんこ盛りながら、ストーリーも伏線てんこ\r\n盛りで目を離せない展開。\r\n映像化も決まったようです。\r\n7/6読了。\r\n" }, { "title" : "メタボラ(上) (朝日文庫)", "isbn" : "4022645547", "date" : "2010-07-14T12:42:15.000Z", "publisher" : "朝日新聞出版", "authors" : "桐野 夏生", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "桐野さんにしては、読みやすいのは、主人公たちが若いから?\r\n社会的な課題を素材にしながらも、小説としての面白さは十分。\r\n" }, { "title" : "メタボラ(下) (朝日文庫)", "isbn" : "4022645555", "date" : "2010-07-14T12:43:29.000Z", "publisher" : "朝日新聞出版", "authors" : "桐野 夏生", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "今年100冊目目。の記念の1冊。個人的に。\r\n\r\n7/9読了" }, { "title" : "ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)", "isbn" : "4796677399", "date" : "2010-07-14T15:03:15.000Z", "publisher" : "宝島社", "authors" : "海堂 尊", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "著者お得意の、同じ登場人物、場面や、以前の作品で触れられていた\r\n挿話を、別の視点で独立した1つのお話にしてしまう、という趣向の短編。\r\n付録は、もう著者と編集者の趣味でくっつけてしまったような用語集や年表。\r\n海堂トリビアみたいなもの。\r\n7/14読了" }, { "title" : "滝山コミューン一九七四 (講談社文庫)", "isbn" : "406276654X", "date" : "2010-07-22T14:17:26.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "原 武史", "categories" : "ドキュメンタリー", "score" : "", "comment" : "1962年生まれで東久留米の南の滝山団地で育った著者。1965年生まれで、同じ東久留米の北側の団地で育った自分。\r\n出てくる地名や風景が子供時代の記憶を想起させるうえ、一方でやはり学校のクラスからは多少の距離を置き塾に通い(地元ではあったが、クラスメートたちは半分が四谷大塚に通い、男女の御三家に合格していった)中学受験を体験した自らをどう重ね合わせ、ただし何が違うのか。学者は自らを主人公にして語ることは禁忌と言いながら、個人は社会から切り離せず、社会を描写するためには個人を語らなければならない、という逆説の中で、非常に貴重な証言だと言える。\r\nそして、自分の育った時代と環境を時代背景を重ね合わせることが普通の人にはできていないことだとも思った。\r\n7/22読了" }, { "title" : "荒地の恋 (文春文庫)", "isbn" : "4167559048", "date" : "2010-07-28T12:59:33.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "ねじめ 正一", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "最近、少し読書スピードが落ち気味。\r\n\r\nで、これはあまり馴染みのない詩人の世界を描いたお話。小説以上に、自らをさらけ出さないと詩は書けないからこそ、詩人の生き様は激しいのか。\r\nそんな世界を、事実か小説かの境目を感じさせず仕立てた、詩人の小説。\r\n7/27読了" }, { "title" : "狐笛のかなた (新潮文庫)", "isbn" : "4101302715", "date" : "2010-08-01T22:07:54.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "上橋 菜穂子", "categories" : "ファンタジー", "score" : "", "comment" : "守り人シリーズの最新が出たと思ったら、読んでない作品の\r\n文庫が出ていたので。\r\n最後が良かった。\r\n8/2読了" }, { "title" : "沈底魚 (講談社文庫)", "isbn" : "4062767201", "date" : "2010-10-06T13:23:56.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "曽根 圭介", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "江戸川乱歩賞受賞作なのに、という期待外れ感増大要因を除いても、\r\nキャラに魅力はないし、組織内部の争いというには直接的すぎるし、\r\n曲がりなりにも組織の中でそれなりのスタイルで生きてきたなら、\r\nこんな結末の付け方しないだろうし。\r\n\r\n一発屋なのかしら。\r\n\r\n" }, { "title" : "ぬばたま (新潮文庫)", "isbn" : "4101340315", "date" : "2010-08-29T05:58:32.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "あさの あつこ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "8月上旬。" }, { "title" : "蒼路の旅人 (新潮文庫)", "isbn" : "4101302790", "date" : "2010-08-29T06:00:21.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "上橋 菜穂子", "categories" : "ファンタジー", "score" : "", "comment" : "少し大人になったチャグムの冒険。バルサは出てきません。\r\n続く。。。という感じの終わり方。\r\n8月上旬。" }, { "title" : "砂漠 (新潮文庫)", "isbn" : "4101250251", "date" : "2010-08-29T06:02:30.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "伊坂 幸太郎", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "伊坂ワールドにしては、時代感たっぷりの80年代の学生生活。\r\n8月上旬。" }, { "title" : "有頂天家族 (幻冬舎文庫)", "isbn" : "4344415264", "date" : "2010-08-29T06:03:49.000Z", "publisher" : "幻冬舎", "authors" : "森見 登美彦", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "この作者実は初めて、だけど相当笑わせてもらいました。\r\n8月上旬。" }, { "title" : "銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)", "isbn" : "4344415329", "date" : "2010-08-29T06:05:41.000Z", "publisher" : "幻冬舎", "authors" : "高田 郁", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "簡単に言うと、今でいう羊羹をかんてんから作り出した職人のおはなし。\r\nでも、この作者らしく、電車で涙がこぼれちゃうような人情話。\r\n8月中旬。" }, { "title" : "こころげそう (光文社時代小説文庫)", "isbn" : "4334748236", "date" : "2010-08-29T06:49:54.000Z", "publisher" : "光文社", "authors" : "畠中 恵", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "しゃばけ、のシリーズとは少し雰囲気が違う、恋模様のもつれと幽霊のお話。\r\n8月中旬。" }, { "title" : "あじさい日記(下) (講談社文庫)", "isbn" : "4062767317", "date" : "2010-08-29T06:52:42.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "渡辺 淳一", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "わざとか、と思うくらい、主人公の思考回路がまぬけ。\r\n妻も日記通りなら同じ。\r\nそうじゃないよね?\r\n8月中旬。" }, { "title" : "あじさい日記(上) (講談社文庫)", "isbn" : "4062767074", "date" : "2010-08-29T06:51:06.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "渡辺 淳一", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "上司からの借り読み。\r\n" }, { "title":null,"isbn" : "7841674153", "date" : "2010-08-24T22:48:36.000Z", "publisher":null,"authors" : "", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "無用庵隠居修行 (文春文庫)", "isbn" : "4167414155", "date" : "2010-08-29T07:03:39.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "海老沢 泰久", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "行動が自由になるから、隠居後が小説の格好のテーマかも。\r\n同様な設定はいくつかあるけど、これもなかなか。\r\n8月下旬。" }, { "title" : "でいごの花の下に (集英社文庫)", "isbn" : "4087464482", "date" : "2010-08-29T07:04:33.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "池永 陽", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "沖縄の話。最近多いかも。\r\n8月下旬。" }, { "title" : "東京駅物語 (文春文庫)", "isbn" : "4167576074", "date" : "2010-08-29T07:04:05.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "北原 亞以子", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "明治以降だけど、雰囲気は時代小説。\r\n人がからんで短編がつながっていくところは、先日読んだ\r\n有川浩の阪急電車と同じ。\r\n8月下旬。\r\n" }, { "title" : "レイニー・パークの音 (講談社文庫)", "isbn" : "4062767031", "date" : "2011-01-03T01:55:36.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "早瀬 乱", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "うーん。" }, { "title" : "みなさん、さようなら (幻冬舎文庫)", "isbn" : "4344415191", "date" : "2010-09-06T13:21:40.000Z", "publisher" : "幻冬舎", "authors" : "久保寺 健彦", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "どうカテゴライズすればいいのか、ちょっと悩む小説。\r\nとりあえず自分的には、滝山コミューンに続く今年2冊目の「団地もの」。\r\n\r\n8/31読了。" }, { "title" : "黒い悪魔 (文春文庫)", "isbn" : "4167773899", "date" : "2011-01-03T01:53:01.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "佐藤 賢一", "categories" : "海外小説", "score" : "", "comment" : "「3銃士」は実家にあって家族みんなで散々読み倒したうえ、\r\n復刊.COMで復刊依頼出して再度全巻買い揃えたほどの大好きシリーズ。\r\nその作者デュマの父からの三代記。\r\nこの作者はきらいじゃないけど、ちょっとグロいとこが敬遠してましたが、\r\nこの作品に関しては時代が新しいこともあってか、そういう場面はありません\r\nでした。\r\nそれにしても、この主人公のストーリーは相当脚色されているんだろうけど、\r\n実在の人物としてはすごいな、という感じです。\r\n今後、父、子、孫、と続くのが楽しみ。\r\nちなみに、こういう分冊なら毎月刊行でもちっとも問題なし。\r\n9/6読了\r\n" }, { "title" : "テンペスト 第一巻 春雷 (角川文庫)", "isbn" : "4043647115", "date" : "2010-09-06T13:33:07.000Z", "publisher" : "角川書店(角川グループパブリッシング)", "authors" : "池上 永一", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "池永永一を最初に知ったのはこの書評からで、先に他の作品をずいぶん\r\n読んでお気に入りになったものの、やはり待ち遠しかった文庫化。\r\n今回、4分冊で毎月1冊の刊行、となっているが、これは戦略ミスだと思う。\r\nローマ人の物語は分冊で何年もかけて読んでもいいけど、こういう先が\r\n知りたくなるストーリーを宙ぶらりんで待たせるのはいかがなものか。\r\nとりあえず①は9/5読了。さて、次はどうしようか?" }, { "title" : "愛書家の死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 タ 2-10)", "isbn" : "4151704108", "date" : "2010-09-16T12:48:13.000Z", "publisher" : "早川書房", "authors" : "ジョン・ダニング", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "数年前のベストセラー以来。\r\n読書(古書)と競馬で、思ったより後者に傾きが。\r\n主人公と謎解きの中心人物と、いずれもその人生に悩むところが\r\n単なるミステリーではない趣きを醸している。\r\n9/14読了" }, { "title" : "陰の声 重蔵始末(五) 長崎篇 (講談社文庫)", "isbn" : "4062766922", "date" : "2010-09-16T12:51:16.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "逢坂 剛", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "実在の重蔵の人生に合わせて、火付盗賊改から、長崎奉行の与力に。\r\n(その後、蝦夷に行くのも実際のことらしい)。\r\n9/15読了" }, { "title" : "霧のソレア (光文社文庫)", "isbn" : "4334747434", "date" : "2010-09-17T15:05:06.000Z", "publisher" : "光文社", "authors" : "緒川 怜", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "航空クライシス、国際謀略、空中戦と映画みたい次々話をてんこ盛りにしちゃって、\r\n作者も読者も収拾がつかなくなる、典型。\r\nでも、どうもミステリー文学大賞「新人賞」だということで、選者の先生方も\r\nそこには目をつぶった、ということらしいです。\r\n主人公の名前のイメージは、どうも語感からか「クール」みたいで、一匹狼の\r\n女性刑事役とかが多い気がする。自分も同名。\r\n9/17読了" }, { "title" : "今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)", "isbn" : "4758435022", "date" : "2010-10-01T13:34:43.000Z", "publisher" : "角川春樹事務所", "authors" : "高田 郁", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "最近、結構平積みになっていて、評判がいいのかしら。\r\n人情噺はそのままで、主人公が少し大人になってきた感じ。" }, { "title" : "テンペスト 上 若夏の巻", "isbn" : "4048738682", "date" : "2010-10-01T13:41:23.000Z", "publisher" : "角川グループパブリッシング", "authors" : "池上 永一", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "結局、文庫化を4か月かけて待つ気になれず、図書館で単行本で上下巻を\r\n予約。新作のほうは相当待つようでしたが、こっちは2人待ちで入手。\r\nブックリーダーの時代に図書館ってのはアナログかと思うが、予約も\r\nネットできるし、自宅に蔵書が増えないという観点ではメリットは同じ。\r\n\r\nこれから数年後の世の中で、いったい図書館はどうなるんだろう、と\r\n考えてしまった。コンテンツをリーダー向けに貸し出すのであれば、\r\nネットビジネスは成り立たないし、図書館のためだけにリアルな本を\r\n作るのも、これはまた間抜けだし。\r\nさて?\r\n\r\n" }, { "title" : "中原の虹 (2) (講談社文庫)", "isbn" : "4062767422", "date" : "2010-10-01T13:59:36.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "浅田 次郎", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "難点を言えば、西太后を正当化するが故に説明が過剰になっているところ。\r\nあとは、張作霖って歴史で習った時は暗殺された時のことだから、どうも\r\n生きている張作霖って慣れないかも。。。\r\n\r\nあと、前に読んでた「テンペスト」と微妙に時代が続いてました。\r\n\r\n10/1読了" }, { "title" : "中原の虹 (1) (講談社文庫)", "isbn" : "4062767414", "date" : "2010-10-01T13:56:13.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "浅田 次郎", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "前2作も面白かったですが、今作は一層スピード感を増して2作をあっという\r\n間に読み終えました。残り2巻を待つか、またまた図書館にむかうか検討中。\r\n" }, { "title" : "テンペスト 下 花風の巻", "isbn" : "4048738690", "date" : "2010-10-01T13:47:47.000Z", "publisher" : "角川グループパブリッシング", "authors" : "池上 永一", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "何か連載漫画のような、ジェットコースタードラマのようなストーリーの\r\n展開に(裏切りと死があまりに簡単すぎ)、軽さは禁じ得ないものの、\r\n面白さという点においては◎は保障するし、琉球という存在に興味を持たせる\r\nという意味においても役割を果たす小説だと思う。\r\nちょうど、「琉球処分」が積読状態で、これからテンペストと比較しながら\r\n読むのが楽しみになりました。9/27読了" }, { "title" : "鉄腕アトムは電気羊の夢を見るか", "isbn" : "4794965621", "date" : "2010-10-06T13:34:45.000Z", "publisher" : "晶文社", "authors" : "布施 英利", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "図書館で、本屋と違って小説以外の棚がいっぱいあるな~、と\r\n思いながらたまたま手に取った本。\r\n3題噺みたいにして何かしらアトムと関係つけて自分の専門の\r\n話をしている本。\r\n\r\n内容はさておき、題名は有名なあの作品をもじって(オマージュ?)\r\n付けられているわけですが、このパターンは相当ケースがあるようで、\r\n今更ながら本家の題名の付け方がうまかった、ということなんでしょうね。\r\n\r\n10/6読了" }, { "title" : "夏と花火と私の死体 (集英社文庫)", "isbn" : "4087471985", "date" : "2010-10-07T10:17:26.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "乙一", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "中原の虹 第三巻", "isbn" : "4062140713", "date" : "2010-10-20T15:30:13.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "浅田 次郎", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "やはり結局文庫発刊を待ち切れず、図書館で予約しました。\r\n" }, { "title" : "中原の虹 第四巻", "isbn" : "4062143933", "date" : "2010-10-20T15:32:33.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "浅田 次郎", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "作中で結構時代は動いてきているんだけど、張作霖に決着はついて\r\nいないし、この終わり方は中途半端。\r\nこの勢いのまま次を読みたいので、新作は図書館予約中。\r\n10/17読了" }, { "title" : "アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))", "isbn" : "4150102295", "date" : "2010-10-20T15:32:51.000Z", "publisher" : "早川書房", "authors" : "フィリップ・K・ディック", "categories" : "SF", "score" : "", "comment" : "題名借り、の本家。\r\n有名な割に、実は初読。今年はオーソドックスなSFの当たり年です。\r\nSFは何も夢物語やアクションじゃない、ってことを再認識しました。\r\n10/20読了" }, { "title" : "箕作り弥平商伝記 (講談社文庫)", "isbn" : "4062766949", "date" : "2010-10-22T13:03:20.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "熊谷 達也", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "大正時代だからちょっと時代小説じゃないかもしれないけど。\r\n所謂サンガをひねった題材にとったお話。\r\nしかし、実は「箕」自体があまりイメージ湧かない・・・\r\n使ったことないしね!\r\n9月に読んだ本。" }, { "title" : "パルテノン (実業之日本社文庫)", "isbn" : "4408550078", "date" : "2010-11-05T05:19:17.000Z", "publisher" : "実業之日本社", "authors" : "柳 広司", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "古代ギリシアを題材にした、筆者の初期作。\r\nパルテノン神殿が中世までちゃんと残っていたとは知りませんでした。\r\nローマ人の物語の復習もできました。" }, { "title" : "小説 琉球処分(上) (講談社文庫)", "isbn" : "4062767694", "date" : "2010-10-28T05:10:04.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "大城 立裕", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "テンペスト(含む池上永一もの)とつながる沖縄もの。ほぼ知識がない時代・場所のため\r\n非常に新鮮(幕末ものがそもそもあまり好みではなかったこともあり。)\r\n10/27読了。最近少しペース落ち気味。" }, { "title" : "小説 琉球処分(下) (講談社文庫)", "isbn" : "4062767708", "date" : "2010-11-14T12:53:16.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "大城 立裕", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "明治新政府の側の交渉のイライラが笑える。それでも、武力だけで制圧した\r\n訳ではなく、一方新政府を戦って敗れたいくつかの勢力は同化していったのに\r\n結局沖縄だけ一種独特な在り方を持ち続けたのは、やはりその地域性なのか。" }, { "title" : "風の陣【風雲篇】 (PHP文芸文庫)", "isbn" : "4569675476", "date" : "2010-11-14T14:07:16.000Z", "publisher" : "PHP研究所", "authors" : "高橋 克彦", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "蝦夷については、「炎立つ」以前はほとんど知らなかった世界。\r\n史実はどうしても覆せないところを、それでもどこまで演出して\r\n見せられるか、小説の面白さが発揮されていると思う。\r\nさて、こうなるとやはり火怨と炎立つは再読かな?ついでに、\r\n大河ドラマもビデオ借りてみようかしら。" }, { "title" : "風の陣 天命篇 (PHP文芸文庫)", "isbn" : "456966881X", "date" : "2010-11-14T14:03:39.000Z", "publisher" : "PHP研究所", "authors" : "高橋 克彦", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "3作目" }, { "title" : "風の陣[大望篇] ((PHP文芸文庫))", "isbn" : "4569663117", "date" : "2010-11-14T14:03:20.000Z", "publisher" : "PHP研究所", "authors" : "高橋 克彦", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "2作目。" }, { "title" : "風の陣 [立志篇]", "isbn" : "4569575862", "date" : "2010-11-14T14:01:28.000Z", "publisher" : "PHP研究所", "authors" : "高橋 克彦", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "火怨、炎立つ、は既読なものの、本作は初読。\r\nPHP文芸文庫刊行に合わせ、前3作含めて売り出し中。\r\n(間抜けは某浜松町書店は、最新1作のみ平積みして、前3作が\r\n欠品、というお粗末さ。)" }, { "title" : "最愛 (文春文庫)", "isbn" : "4167131153", "date" : "2010-11-14T14:16:31.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "真保 裕一", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "そして、1日で一緒に読んでしまった作品と、偶然テーマが似通っていたのかと\r\n思っていたら、アマゾンで「よく一緒に購入されている商品」で一緒になって\r\nいて、ちょっとびっくり。こちらも、ミステリーと恋愛の揺れが一層深い。" }, { "title" : "木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)", "isbn" : "4167729032", "date" : "2010-11-14T14:14:24.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "恩田 陸", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "歴史ものが続いていたので少し気分を変えて。\r\nミステリーか恋愛ものか、謎解きの意味が揺れる小説。\r\n" }, { "title" : "白銀ジャック (実業之日本社文庫)", "isbn" : "4408550043", "date" : "2010-11-19T14:33:42.000Z", "publisher" : "実業之日本社", "authors" : "東野 圭吾", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "文庫描き下ろし。広告も大量投下。\r\n普段、国際謀略ものなんぞを読みつけていると、内容はシャビー。\r\nむしろ国内観光産業の悲哀、がテーマかも。\r\n" }, { "title" : "ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)", "isbn" : "4408550086", "date" : "2010-12-14T15:16:27.000Z", "publisher" : "実業之日本社", "authors" : "山本 幸久", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "お手軽、ということでバスガイドが主人公のお仕事小説。\r\n" }, { "title" : "ヒラムの儀式(下) (講談社文庫)", "isbn" : "4062762889", "date" : "2010-12-14T15:09:21.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "エリック・ジャコメッティ, ジャック・ラヴェンヌ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "メーソンに対立する組織として「オデッサファイル」にも出てくるナチ残党が\r\n登場するなどスケールは大きいものの、最後はやっぱりこの系統にありがちな\r\n謎の正体がなんともな~、感が残ってしまいました。\r\n会社の本棚より(この本棚、残した人の趣味が相当GOODでみんな喜んでます)。" }, { "title" : "ヒラムの儀式(上) (講談社文庫)", "isbn" : "4062762870", "date" : "2010-12-14T15:05:54.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "エリック・ジャコメッティ, ジャック・ラヴェンヌ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "いつもの「歴史謎解き・現代に続く秘密結社」の系統だが、これは\r\n現代のメーソンの組織・活動を踏まえた(共作の1人は現メーソン)だけ\r\nあって、荒唐無稽さは相当抑えめ。" }, { "title" : "ホルモー六景 (角川文庫)", "isbn" : "4043939027", "date" : "2010-12-14T15:18:10.000Z", "publisher" : "角川書店(角川グループパブリッシング)", "authors" : "万城目 学", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "以前より興味はあったものの、先に新刊のこちらを読んでしまい、\r\n早々に前作をきちんと読みました。" }, { "title" : "鴨川ホルモー (角川文庫)", "isbn" : "4043939019", "date" : "2010-12-16T14:05:27.000Z", "publisher" : "角川グループパブリッシング", "authors" : "万城目 学", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "ドラマの鹿男が面白かったので題名は知っていたものの、未読であった本書を、\r\n次作を先に読んでしまい、戻り読書。\r\nいや~、面白くって読んでいなかったことを後悔。。。\r\n" }, { "title" : "ゴールデンスランバー (新潮文庫)", "isbn" : "410125026X", "date" : "2010-12-16T14:05:05.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "伊坂 幸太郎", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "展開は途中でほぼ読めるものの、最後までなぜ?の不条理はそのまま、\r\nというのがある意味「らしい」のかもしれません。" }, { "title" : "田村はまだか (光文社文庫)", "isbn" : "4334748694", "date" : "2010-12-16T14:08:02.000Z", "publisher" : "光文社", "authors" : "朝倉 かすみ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "題名でまず人を惹き付ける、で装丁で「いったいこれは何?」と悩ませる。\r\nある設定の中での群像短編集、みたいなものだけど、さりげないことを\r\n味わい深く仕上げている逸品。" }, { "title" : "セリヌンティウスの舟 (光文社文庫)", "isbn" : "4334744176", "date" : "2010-12-16T14:10:10.000Z", "publisher" : "光文社", "authors" : "石持 浅海", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "悪意のない謎解きミステリー。となっているけど、やっぱりミステリーには\r\n一定の悪意は必要なんじゃないかな、とむしろ思わされた。" }, { "title" : "世界の涯の物語 (河出文庫)", "isbn" : "4309462421", "date" : "2011-01-03T01:54:33.000Z", "publisher" : "河出書房新社", "authors" : "ロード・ダンセイニ", "categories" : "ファンタジー", "score" : "", "comment" : "色々なファンタジー小説に影響を与えた(らしい)。短編。" }, { "title" : "無音潜航 (角川文庫)", "isbn" : "4043757034", "date" : "2010-12-16T14:18:23.000Z", "publisher" : "角川書店", "authors" : "池上 司", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "現代の潜水艦もの。\r\n(ここ1年くらいの深海物の読書のおかげで、最近じゃ、すっかりアクティブと\r\nパッシブのソナーの違いも理解しているよん!)\r\nテロなどの背景より、潜水艦同士や哨戒艇との攻防(戦略戦)が主題でした。\r\n" }, { "title" : "陸奥甲冑記 (中公文庫)", "isbn" : "4122044170", "date" : "2010-12-16T14:14:01.000Z", "publisher" : "中央公論新社", "authors" : "沢田 ふじ子", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "Readerでの読書1作目。\r\n話題作でもなんでもない本書を手に取ったのは、そういうラインナップだから。\r\nとにかく、ReaderStoreはたこ(使えない)。\r\n読みやすさに関しては、読み始めたら気にならなくはなったけど、ページめくりで\r\n暗転するのは、やはり改善が求められるかも。\r\n\r\n本書はアテルイの時代のお話。先日の風の陣の1世代後。" }, { "title" : "さよなら、そしてこんにちは (光文社文庫)", "isbn" : "4334748686", "date" : "2010-12-14T15:10:47.000Z", "publisher" : "光文社", "authors" : "荻原 浩", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "メーソン物を読むのに時間がかかっていたので、国内の手軽な短編ものを続けて。" }, { "title" : "BG、あるいは死せるカイニス (創元推理文庫)", "isbn" : "4488493017", "date" : "2010-12-21T13:08:28.000Z", "publisher" : "東京創元社", "authors" : "石持 浅海", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "会社本棚から借りました(石持浅海さんが5作くらい入ってました。)\r\n題名はなんだかよく分からないけど、ある特殊設定の世界を十二分に\r\n活かしたミステリー。以前に読んだ「人柱」短編集でも特殊設定以外は\r\n普通どおり、というところが上手いです。" }, { "title" : "えびす聖子(みこ) (文春文庫)", "isbn" : "4167164159", "date" : "2011-01-03T01:47:20.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "高橋 克彦", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "SF風古事記。因幡の白兎はロズウェルの宇宙人(目が大きくって小さく弱々しい)のイメージ。" }, { "title" : "コンラッド・ハーストの正体 (新潮文庫)", "isbn" : "4102171711", "date" : "2011-01-03T01:50:02.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "ケヴィン ウィグノール", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "エスピオナージュの変形版。ただし、最近はボーンアイデンティティーでこういう話も珍しくはなくなった感じ。年内最後の読了。" } ]