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reiko510の2014の本棚
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火天の城 (文春文庫)
山本 兼一
文藝春秋
ISBN: 4167735016
紀伊國屋
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カテゴリ
歴史小説
評 価
コメント
reiko510の2014 :
信長に仕えて安土城築城を任された総棟梁を骨太に描いた大作。 ぎりぎり命を懸けてなんとかやり遂げられることだけを命じる信長と、 それに応えてできないところはできないと断りつつ、物資や要員の調達から バテレンの建築も学びながらの新しい趣向への挑戦まで、大きな仕事を する、ということがよく分かる本作です。
AkizoMickeyGo :
山本兼一さんは初読でしたが普通に読みやすく面白かったです。 内容的には、歴史とか背景とか、当時のしきたりとか、築城技術とか、番匠という職分とか、いろいろなテーマで読むことができるかもしれませんが、私は父と子、夫と妻、乱破と乱破される相手、棟梁と一門、これらの間のお互いに持つ不満・反発・猜疑、お互いに持つ共感・尊重・好意が振り子のように行き来する人間関係の描かれ方のほうが本書では印象に残りました。 2014-040 【追記】テレビ放映が急遽野球中継で中止になってしまったので、DVD借りて映画も見ました。本読んで今夏は現地も実踏したので、そのイメージが映像で再現されることを期待していましたが、結果は「残念」。大きなものを造る話ではなく、原作と脚本の違いでガッカリするパターンでした。
T.Miyashima :
いつの時代も父子には確執がある
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最終
更新
: 2014-07-13 09:44:06 +0900
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信長に仕えて安土城築城を任された総棟梁を骨太に描いた大作。 ぎりぎり命を懸けてなんとかやり遂げられることだけを命じる信長と、 それに応えてできないところはできないと断りつつ、物資や要員の調達から バテレンの建築も学びながらの新しい趣向への挑戦まで、大きな仕事を する、ということがよく分かる本作です。
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