読書お休み終了です。積ん読も優先順序つけないと…
[ { "title" : "シグマフォース シリーズ8 チンギスの陵墓 下 (竹書房文庫)", "isbn" : "4801905099", "date" : "2015-12-27T01:13:55.000Z", "publisher" : "竹書房", "authors" : "ジェームズ・ロリンズ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "偽りの楽園(下) (新潮文庫)", "isbn" : "4102169385", "date" : "2015-12-30T17:07:23.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "トム・ロブ スミス", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "偽りの楽園(上) (新潮文庫)", "isbn" : "4102169377", "date" : "2015-12-30T17:07:25.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "トム・ロブ スミス", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "シグマフォース シリーズ8 チンギスの陵墓 上 (竹書房文庫)", "isbn" : "4801905080", "date" : "2015-12-27T01:13:56.000Z", "publisher" : "竹書房", "authors" : "ジェームズ・ロリンズ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "忘れられた巨人", "isbn" : "4152095369", "date" : "2015-12-19T19:34:45.000Z", "publisher" : "早川書房", "authors" : "カズオ イシグロ, Kazuo Ishiguro", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "ロマノフの十字架 上 (竹書房文庫)", "isbn" : "4801900984", "date" : "2015-02-13T18:58:46.000Z", "publisher" : "竹書房", "authors" : "ロバート・マセロ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "過去の遺物(と言ってもこれは20世紀)と科学と冒険もの(シグマシリーズとかとは違って謀略色はありません。)\r\n\r\n" }, { "title" : "ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)", "isbn" : "4048691899", "date" : "2015-02-06T19:31:53.000Z", "publisher" : "KADOKAWA/アスキー・メディアワークス", "authors" : "三上 延", "categories" : "国内ミステリー", "score" : "", "comment" : "関係者がみんな知り合いになってきていて、確かに鎌倉ってそんな感じの\r\nところかもしれないな、と妙に納得していました。\r\n太宰は高校生の頃に正しく少しかぶれて、桜桃忌に2回くらい行った覚えが\r\nありますが、あまり深く読み込んではおらず「晩年」も記憶がありませんでした。\r\nだいたいみんなそんな感じなのでは?\r\n" }, { "title" : "スナイパーの誇り(下) (扶桑社ミステリー)", "isbn" : "459407166X", "date" : "2015-01-27T19:22:06.000Z", "publisher" : "扶桑社", "authors" : "スティーヴン・ハンター", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "現代に活躍の場を設定できず、第二次大戦の独ソ戦下のウクライナを舞台にして、現代の主人公と行き来させるストーリーは、最初に感じたより非常に面白く、年末読書に引き続きスパイものとしても楽しめました。\r\nラストは、映画みたいなオチだけど。" }, { "title" : "もう一度学びたいギリシア神話", "isbn" : "4791614488", "date" : "2015-01-29T04:13:13.000Z", "publisher" : "西東社", "authors" : "", "categories" : "勉強", "score" : "", "comment" : "昨年読んだまさにギリシャ神話を題材にした作品とミダス王のミステリーを続けて読んだこと。\r\nホビットの冒険を見た後にトールキンの神話世界からクトゥルフ神話といった創作神話と北欧神話など色々いて話題(サブカル・アニメでもよく使われるし)が広がったこと。\r\nあとは、世界遺産の勉強に役立つことから、子供の本を借りておさらいしてみました。\r\n聖書と神話は西欧文化の理解には必須ですね。" }, { "title" : "ツーリストの帰還(下) (ハヤカワ文庫NV)", "isbn" : "4150412944", "date" : "2015-01-30T21:22:35.000Z", "publisher" : "早川書房", "authors" : "オレン スタインハウアー", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "警察小説がだんだん組織の中に踏み込んでいったのと同様に、スパイ小説も外に向かっての活躍より組織を守る内部の戦いや存在の隠匿を主題に持つようになった気がします。(もちろん2重、3重スパイという存在は昔からあるから、敵は必ずしも外にいないのがスパイ小説だけど)。ザ・カンパニーの部署名がとツーリストとトラベルエージェントなのは笑いました。\r\n内部的な葛藤とスパイの手管、という意味ではそれなりだったけど、事案そのものの面白さはなく、同時代性もあまり感じない。" }, { "title" : "ツーリストの帰還(上) (ハヤカワ文庫NV)", "isbn" : "4150412936", "date" : "2015-01-30T20:56:39.000Z", "publisher" : "早川書房", "authors" : "オレン スタインハウアー", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "引き続き、今回は現代のスパイもの。シリーズの2作目から入って\r\nしまいましたが、ストーリーが結構ひきずっているので、その説明で\r\n1作目を読み返さなくても十分なくらい。\r\n" }, { "title" : "屍者の帝国 (河出文庫)", "isbn" : "4309413250", "date" : "2015-01-29T14:33:19.000Z", "publisher" : "河出書房新社", "authors" : "伊藤 計劃, 円城 塔", "categories" : "国内ミステリー", "score" : "", "comment" : "伊藤計劃が遺したプロットを円城塔が、様々な作品の登場人物を登場させて世界一周冒険に仕立てた、ある意味ゾンビ(フランケンシュタインのクリーチャー)の出てくる19世紀後半を舞台にしたエスピオナージュ。\r\n死者と生者の違いは何か、魂とは何か、怪しい科学で説明されるけど、現実には今でもまだわかってないんだな、と改めて感じます。\r\n登場人物のラインアップは「リーグオブレジェンド」か「ヴァンヘルシング」以上のはちゃめちゃさ。小ネタ満載、とのことで、たぶん自分も正解率は5割程度かも。読者に求められるレベルは相当高いです。カラマーゾフの妹読んでおいて助かった。\r\n" }, { "title" : "スナイパーの誇り(上) (扶桑社ミステリー)", "isbn" : "4594071651", "date" : "2015-01-27T19:10:03.000Z", "publisher" : "扶桑社", "authors" : "スティーヴン・ハンター", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "スワガー・サーガの新作。引退した狙撃手に何をさせるか、作者も読者も困ります。" }, { "title" : "THE MIDAS CODE 呪われた黄金の手 上 (竹書房文庫)", "isbn" : "4801900577", "date" : "2015-01-29T03:01:54.000Z", "publisher" : "竹書房", "authors" : "ボイド・モリソン", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "シグマフォースシリーズと同類の、歴史ミステリー+現代科学+陰謀もの。\r\nダヴィンチコードに科学が加わっているのが最近の流行りです。" }, { "title" : "THE MIDAS CODE 呪われた黄金の手 下 (竹書房文庫)", "isbn" : "4801900585", "date" : "2015-01-29T03:48:32.000Z", "publisher" : "竹書房", "authors" : "ボイド・モリソン", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "アルキメデス、ミダス王、パルテノンときたので、ギリシャ神話を確認したくなってしまいました。それは次に。\r\nここ3作連続で、ステガノグラフィーというキーワードが出てきましたが、時々そういう経験があって、読書がつながる不思議を感じます。" }, { "title" : "百万のマルコ (創元推理文庫)", "isbn" : "4488463045", "date" : "2015-02-06T20:24:47.000Z", "publisher" : "東京創元社", "authors" : "柳 広司", "categories" : "国内ミステリー", "score" : "", "comment" : "ジョーカーゲームシリーズが映画化で作品並んでいた中の未読の短編集。\r\n東方見聞録がマルコポーロが牢獄で囚人相手に語った内容を作家が書きとめた、\r\nという史実をもとにしていて、1作づつ途中で囚人たちが謎解きをする、\r\nという趣向。\r\nそういえば、マルコポーロもスパイだった、という説もあるそうです。" }, { "title" : "ロマノフの十字架 下 (竹書房文庫)", "isbn" : "4801900992", "date" : "2015-02-13T19:05:35.000Z", "publisher" : "竹書房", "authors" : "ロバート・マセロ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "ということで、3つの軸のどれも微妙にスケール感がなく、\r\nストーリー展開もダイナミックさに欠けてます。\r\nラスプーチンの描写とアナスタシアの逃亡譚は少女マンガな感じ。\r\n雑学:スペイン風邪は1918年インフルエンザのパンデミックで、\r\n1次大戦の戦死者より多い犠牲者を出したとのこと。" }, { "title" : "『ジョーカー・ゲーム』の謎 (中経の文庫)", "isbn" : "4046003863", "date" : "2015-02-06T20:54:35.000Z", "publisher" : "KADOKAWA/中経出版", "authors" : "", "categories" : "国内ミステリー", "score" : "", "comment" : "映画化に合わせた解説本を、普段はあまり読まないけど手に取ったのは、マイブームのスパイものだからでしょうか。中野学校の出身者たちが戦後も、戦時中は防諜目的だった東南アジア各国の独立に力を貸し続けてた、いうのはあまり知らなかった。\r\nサマセットモーム、グレアムグリーン、ジョンルカレなどの作家はスパイとしては3流、\r\nというのは笑える。\r\n最後の007は伊藤計劃のオマージュで最近よく登場してるし、映画は子供の頃いっぱい見たけど実は本で読むのは初めてでした。\r\n" }, { "title" : "たんぽぽ娘 (河出文庫)", "isbn" : "430946405X", "date" : "2015-02-06T23:05:11.000Z", "publisher" : "河出書房新社", "authors" : "ロバート・F. ヤング", "categories" : "SF", "score" : "", "comment" : "「栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック 」にも掲載されている\r\n題名短編を含む、「抒情SF」と言われる優しい、だけどしっかりSFな作品集。\r\nビブリアに取り上げられたことで改訳改訂版が出て、今回文庫化。1980年の\r\nコバルト文庫「海外ロマンチックSF傑作選2」はなんとアマゾンで14000円。\r\n復刊ドットコムでも復刊して、その上この文庫が出て値崩れでしょうね。\r\n\r\n" }, { "title" : "本日は大安なり (角川文庫)", "isbn" : "4041011825", "date" : "2015-02-07T23:22:08.000Z", "publisher" : "KADOKAWA/角川書店", "authors" : "辻村 深月", "categories" : "国内小説", "score" : "", "comment" : "スパイものやSFと並行して主に自宅お風呂で読んでいた本で、高級結婚式場で展開される\r\n色々な事情を抱えた4組の披露宴をグランドホテル形式で描いていきます。\r\nウェデイングプランナーのお仕事小説としても読めるし、お気楽にまあまあ楽しめました。\r\n単行本で奥付が平成23年2月25日(大安)初版発行となっていたらしいが、文庫化で手を抜いてるのは残念です。" }, { "title" : "八十日間世界一周 (角川文庫)", "isbn" : "4042022022", "date" : "2015-02-07T23:22:18.000Z", "publisher" : "角川書店", "authors" : "ジュール・ヴェルヌ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "屍者の帝国で、登場人物や舞台を使う小ネタというより物理的な移動がほぼ80日間世界一周をなぞっている気がして気になっていました。\r\n岩波少年文庫を探すかな?と思っていたら自宅に角川クラシックス(平成6年改版13版)がありました。すっかり忘れていた。海底2万里も同シリーズ(平成8年)がありました。\r\n調べるついでに岩波少年文庫の一覧を眺めていてとても楽しかったです。\r\n" }, { "title" : "フランケンシュタイン (新潮文庫)", "isbn" : "4102186514", "date" : "2015-02-13T19:05:48.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "メアリー シェリー", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "新訳版出版は「屍者の帝国」を意識してなのか。誰もが知っていながら読んだことの\r\nある人が余りいないであろう本作については、そもそもフランケンシュタイン=怪物の\r\n創造主であることも(怪物には最後まで名前がない)、作者が19歳の女性の処女作である\r\nことも(そのため結構描写は甘い)、映画と違って怪物が知的感情的に人間に近く内面の\r\n葛藤が描かれることも(「失楽園」を読んで相似に影響される)、はい、私ももともとは\r\n知りませんでした。\r\n次はブラム・ストーカーも読んでみようと思っています。\r\n" }, { "title" : "泣きながら、呼んだ人 (小学館文庫)", "isbn" : "409406043X", "date" : "2015-02-17T06:18:17.000Z", "publisher" : "小学館", "authors" : "加藤 元", "categories" : "国内小説", "score" : "", "comment" : "こちらもお風呂読書。母と娘の奇妙な歪みについては最近タレント本も含め1つのテーマになっているようですが(父と息子にはそれがないのが不思議。でも流星ワゴンなんかその系譜か?)、そんな関係を描いた4連作。" }, { "title" : "三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)", "isbn" : "4101276358", "date" : "2015-02-17T06:20:42.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "有川 浩", "categories" : "国内小説", "score" : "", "comment" : "テレビ東京でドラマ化して大ヒット。の続編。これもドラマ化予定。\r\n" }, { "title" : "64(ロクヨン) 上 (文春文庫)", "isbn" : "4167902923", "date" : "2015-04-11T04:21:54.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "横山 秀夫", "categories" : "国内ミステリー", "score" : "", "comment" : "作者お得意の刑事畑ではない分野を扱った警察もの。今回はむしろ刑事と対立し、かつ記者とも対立する(と言っても記者クラブという変な特権に守られて持ちつ持たれつ)、広報という部署に異動させられてしまった主人公。" }, { "title" : "64(ロクヨン) 下 (文春文庫)", "isbn" : "4167902931", "date" : "2015-04-11T04:42:48.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "横山 秀夫", "categories" : "国内ミステリー", "score" : "", "comment" : "昭和64年の誘拐事件と現在の誘拐事件の捜査と報道規制の攻防、過去の捜査の謎、警察組織をめぐる軋轢、主人公の娘の失踪、など色々な要素がからみあって進むため、最後は少し焦点がぼやけてしまっているかもしれません。" }, { "title" : "第九軍団のワシ (岩波少年文庫 579)", "isbn" : "4001145790", "date" : "2015-04-11T17:09:31.000Z", "publisher" : "岩波書店", "authors" : "ローズマリ サトクリフ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "先日懐かしく眺めた岩波少年文庫で、シリーズ制覇できなかった記憶のあるサトクリフ作品を、当然近くの書店では店頭にはありませんので取り寄せで大人買い。\r\n昨年勉強した世界遺産にも出てきましたが、古代ローマ時代の城壁(ハドリアヌスの長城)守備のローマ軍とその時代のブリトン住民の関係性は、日本で言えば(小説の題材として結構好きな)東北の柵をめぐる大和朝廷と蝦夷の関係を想起させます。\r\nストーリーは、怪我で軍隊における前途の希望を絶たれた若き100人隊長(羽飾りのついた兜の軍装が有名)が、ブリトン人の奴隷であった友人と父の軍団が跡を絶った地方まで旅をして奪われた軍団象徴のワシを持ち帰る、という少年文庫らしいビルドゥングスながら歴史的な興味も満たす作品です。" }, { "title" : "キャプテンサンダーボルト", "isbn" : "4163901949", "date" : "2015-04-11T05:52:49.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "阿部 和重, 伊坂 幸太郎", "categories" : "国内ミステリー", "score" : "", "comment" : "話題作家2人の合作、ということで単行本借りました。\r\n普段は伊坂読者で阿部作品はシンセミアのみですが、なんだか普通の\r\n伊坂ものと違和感はあまりなし。少しどぎついシーンがあったかな、\r\nくらいです。\r\nAMAZONコメントに色々書かれていますが、設定の違和感は確かに感じて\r\nしまう作品でした。" }, { "title" : "ぬけまいる (講談社文庫)", "isbn" : "4062779854", "date" : "2015-04-11T06:08:10.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "朝井 まかて", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "気楽に読みたい本はどうしてもお風呂になるかな~。\r\n何かを胸に抱えた武家の嫁・商家を切り盛りして成功するも何か空しい女主人・家の飯屋を手伝う三十路にしてフリーターの元3人娘、いきなりの抜け参り道中もの。\r\n" }, { "title" : "道化師の蝶 (講談社文庫)", "isbn" : "4062930072", "date" : "2015-04-11T17:07:25.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "円城 塔", "categories" : "国内小説", "score" : "", "comment" : "すでに円城塔は何作か読んでいますが、芥川賞受賞作はエンタメ色より文学色が強いうえに難易度も高く(エンタメだけど難易度高い、というのもありますので)、万人向けではないようです。言葉が掴みどころなく銀色の虫捕り網で捕まえて図書館へ持って行く、イメージで読み進める読書になりました。" }, { "title" : "天神 (集英社文庫)", "isbn" : "4087450538", "date" : "2015-04-11T17:29:59.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "小森 陽一", "categories" : "国内小説", "score" : "", "comment" : "ファイターパイロットを目指す訓練生たちの、訓練の日々や人間関係を描く作品。有川さんのような甘さはなく、トップガンの純粋な格好良さもなく、もう少し個性があるほうが記憶に残る気がします。\r\n作者の経歴通りに脚本・原作の印象。" }, { "title" : "新解さんの謎 (文春文庫)", "isbn" : "4167225026", "date" : "2015-04-11T18:17:39.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "赤瀬川 原平", "categories" : "エッセイ", "score" : "", "comment" : "昨年物故の作者、別冊宝島のトマソンもどきは昔読んだものの、本家についてはトマソンも老人力もエッセイ中心の著書のため初読。電車で読み始めて笑いを堪えるのに一苦労しました。辞書編纂は昨年の舟を編むでその進め方と奥深さを知りましたが、新解さんをぜひあの映画に登場させてみたいです。" }, { "title":null,"isbn" : "4103360119", "date" : "2015-04-11T23:28:55.000Z", "publisher":null,"authors" : "", "categories" : "国内小説", "score" : "", "comment" : "中国の有名な故事、小説の脇役を主人公にした連作短編。万城目さんの今までの作風に比べ抑制の効いている展開が、むしろそれぞれの主人公が自分とは何かを見つめ直す様を際立たせていると感じます。\r\n人形のままでなく最後は意地を通すのが小気味良く、と思ってましたが受け取り方は様々なもの。" }, { "title" : "ブーリン家の姉妹 3 宮廷の愛人(下) (集英社文庫)", "isbn" : "4087606112", "date" : "2015-04-19T01:50:34.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "フィリッパ・グレゴリー", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "小説では最後までウィリアムセシルが側近だけど、映画ではウォルシンガムを中心に宗教面と結婚を含む外交面を描いてました。映画を後から見ると印象がどうしても残ってしまう。。。\r\nエリザベスは結局ダドリーを選ばず(とは言っても実際には関係は続いたよう)に王権と結婚するという史実通りで、小説としては最後が少し大人しくなりすぎた印象です。\r\n\r\n映画は、そのあとの「エリザベスゴールデンエイジ」まで続けてみてみました。" }, { "title" : "ともしびをかかげて〈下〉 (岩波少年文庫)", "isbn" : "4001145820", "date" : "2015-04-12T06:50:03.000Z", "publisher" : "岩波書店", "authors" : "ローズマリ サトクリフ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "中学生向けとなっていても多分私も高学年で読んでいると思うけれど、この作品の理解は難しいでしょうね。岩波少年文庫に入っていることで大人の読者を減らしてしまっているのは勿体ない作品です。" }, { "title" : "ともしびをかかげて〈上〉 (岩波少年文庫)", "isbn" : "4001145812", "date" : "2015-04-12T06:42:10.000Z", "publisher" : "岩波書店", "authors" : "ローズマリ サトクリフ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "サトクリフの3作目、これは子供時代に読んだ覚えがあり題名だけはとても記憶に残っていました。でも今回読み返してみて、内容はほぼ忘れていましたけど。。。\r\nストーリーは全2作(ついでの次の4作目も)に比べ、登場時点は同じようにブリタンニアに配属されたばかりの百人隊長ですが、すぐにローマ帝国はブリタンニアから撤退しその際に主人公は脱走し全2作の先祖の家に戻るものの、その後サクソン人に襲われデーン人に奴隷にされブリテン人の王をいだく隊長になるが家族とは心を通わせられず、というように単なる冒険・成長譚ではない人生を描く物語です。" }, { "title" : "銀の枝 (岩波少年文庫)", "isbn" : "4001145804", "date" : "2015-04-12T06:25:47.000Z", "publisher" : "岩波書店", "authors" : "ローズマリ サトクリフ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "サトクリフ大人買いの2作目。同じくローマ帝国支配下のブリタンニアで、前作主人公の係累にあたる少年と従兄弟が皇帝を僭称する勢力に抵抗する冒険を描きます。\r\nローマ人の軍事支配の中で退役軍人の移住地保養地として栄えた都市にバースなどがありますが、主人公の従兄弟もブリタンニア生まれのローマ人として成長していて、ヨーロッパからアフリカ・中央アジアまで属州支配を進めたローマのすごさに改めてびっくりです。" }, { "title" : "アマゾニア (下) (扶桑社ミステリー)", "isbn" : "4594072216", "date" : "2015-04-18T18:25:12.000Z", "publisher" : "扶桑社", "authors" : "ジェームズ・ロリンズ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "Amazonで主人公たち以外のレンジャー部隊が簡単に死にすぎる、ってコメントがありましたが、エンタメは小説も映画もそういうものじゃないだろうか。。。" }, { "title" : "アマゾニア (上) (扶桑社ミステリー)", "isbn" : "4594072208", "date" : "2015-04-18T18:21:30.000Z", "publisher" : "扶桑社", "authors" : "ジェームズ・ロリンズ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "Σフォースシリーズの作者のほぼ同系統の作品。アマゾンの探検気分を味わえる。" }, { "title" : "愛憎の王冠〈下〉―ブーリン家の姉妹〈2〉 (集英社文庫)", "isbn" : "4087605884", "date" : "2015-04-18T20:04:45.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "フィリッパ グレゴリー", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "シリーズを読み終わった後に映画の「エリザベス」を見ました。主人公をエリザベスにしてメアリーを醜く描いていて、一般的にもブラディーメアリー<バージンクイーンと評されるのは、エリザベスの時代が長かった間に歴史が書き残されたからだろうな、と感じます。\r\nこの小説ではどっちもどっち。陰謀を巡らす周りの貴族たちやスペインのフェリペ王も含め、ドロドロの歴史劇。\r\n" }, { "title" : "ブーリン家の姉妹 3 宮廷の愛人(上) (集英社文庫)", "isbn" : "4087606104", "date" : "2015-04-18T20:05:03.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "フィリッパ・グレゴリー", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "3作目はエリザベスの統治初期時代。宗教面と外交面で不安定な王権を支えるウィリアム・セシルという忠実で堅実な臣下を信頼しながらも、ロバート・ダドリーの前では1人の女になってしまうエリザベス。ダドリーとその妻エミリーの関係を並行して描いていきます。" }, { "title" : "書店ガール 3 (PHP文芸文庫)", "isbn" : "4569761844", "date" : "2015-04-19T01:57:25.000Z", "publisher" : "PHP研究所", "authors" : "碧野 圭", "categories" : "国内小説", "score" : "", "comment" : "吉祥寺の現実の書店を色々と彷彿させる前作に比べると、子育て両立の苦労話と、震災後の仙台の書店が2つの柱になっているので、身近感が少し減った感じです。\r\nただ、先日の乃南さんの作品もそうですが、すこしづつ震災のことを普通に(一般の人々が感じたように)小説に取り入れる作家が増えてきたような気がします。\r\n4月からドラマ化ということで色々取り上げられて、実際の書店の仕事ってこんなじゃない、とか言われちゃうんじゃないかな~。" }, { "title" : "悪しき遺産 (下) ブーリン家の姉妹4 (集英社文庫)", "isbn" : "4087606317", "date" : "2015-04-19T02:41:51.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "フィリッパ グレゴリー", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "小説は、アンの義妹で夫とアンの近親相姦を告発したジェーン・ブーリンの目から語られ、やはり4番目と5番目の王妃に仕えながらも一族の陰謀に翻弄され、最後にはアン、夫のジョージ、そしてキャサリン妃に続いて刑死するまでを描きます。彼女を裏切った一族のトマス・ハワード卿(アン・ブーリン裁判でアンを見捨てて有罪を下した裁判長)は、やはり大逆罪でとらえられ処刑されるはずが直前にヘンリー8世が死去し、メアリー女王の時代に釈放され病死した、というのはなんともすっきりしない史実です。\r\n改めて、ロンドン塔に再度訪問して怖い思いをしてみたくなりました。(前回訪問時は、リチャード3世の甥2人の話しか読んでいなかったので。)\r\n" }, { "title" : "悪しき遺産 (上) ブーリン家の姉妹4 (集英社文庫)", "isbn" : "4087606309", "date" : "2015-04-19T02:20:30.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "フィリッパ グレゴリー", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "ブーリン家シリーズの4作目は前作から少し時代が戻って、ヘンリー8世の4番目と5番目の妻の話になります。エドワード6世を生んだ3番目の妻ジェーン・シーモアも含め、アン・ブーリンには知名度では劣る2人の妻のうち、アン・オブ・クレーブスは政略結婚で婚姻の無効を受け入れ王の妹として遇されますが、キャサリン・ハワードはアンやジェーンと同様に王妃の侍女として有力貴族に送り込まれた一族の娘でアンと同じ運命をたどります(それを最初から想像して結婚しているところが怖い。。。)" }, { "title":null,"isbn" : "4102161392", "date" : "2015-04-20T06:17:30.000Z", "publisher":null,"authors" : "", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "シリーズ4作目。少し話の流れがもとに戻って、クリフトン年代記の名前に恥じないストーリーになってきたところ。" }, { "title" : "追風に帆を上げよ(下): クリフトン年代記 第4部 (新潮文庫)", "isbn" : "4102161406", "date" : "2015-04-20T06:20:28.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "ジェフリー アーチャー", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "作者らしく、コンゲームチックなストーリーになってきました。\r\nシリーズとしては、最後まで想定せずに書き進めているんだろうな。。。" }, { "title" : "虚像の道化師 (文春文庫)", "isbn" : "4167903113", "date" : "2015-04-25T20:32:26.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "東野 圭吾", "categories" : "国内ミステリー", "score" : "", "comment" : "ガリレオシリーズ。短編の1作目は先にTVで見てしまった作品でした。\r\n他のやっつけものに比べれば面白いけど、どうしても読むか、と言われると最近はどちらでも、という感じになってきたかもしれません。ファンの方にはすみません。" }, { "title" : "旅のラゴス (新潮文庫)", "isbn" : "4101171319", "date" : "2015-04-25T20:30:03.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "筒井 康隆", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "日本のSFはここ数年読みだしたところで、作家名はほぼ知っているもののちゃんと読んだことがなかったカテゴリー(時をかける少女だけは中学の時に読んだけど)。\r\nなぜか昨年この「旅のラゴス」が平積みになっていたので手に取りましたが、SFというより幻想的なファンタジー、それも「アルケミスト」に似た文学性を感じさせる作品でした。良かったので、読まず嫌い(嫌いというか手にとらない)はだめだな、と反省。\r\n#アマゾンのAmazonオールタイムベスト小説100に2013年末に掲載されたからか。\r\nと思っていたら、日経2015/4/15に「筒井康隆「旅のラゴス」 発売後20年、謎のヒット 」という記事が出ていました。(自分はちょうど4/12に読了)。\r\n---------------------------------\r\n大いに売れているのだが、特別なきっかけがあったわけでもなく理由はよくわからない。そんな“謎のヒット”となっているのが、筒井康隆の小説『旅のラゴス』(新潮文庫・490円)だ。\r\n \r\n画像の拡大 \r\n 本書は、高度な文明を失った代わりに人間が超能力を獲得し始めた世界で旅を続ける男の物語。人の一生と文明の興亡を重ね合わせて描くSFだが、『時をかける少女』などと比べれば知名度のある筒井作品ではない。\r\n 発売は1994年。文字を大きくするため改版した昨年はじめ以降、じわじわと人気に。近年は年に3千~4千部程度の実売だったものが、この1年あまりで10万部もの大増刷。累計では26刷23万8千部に上る。\r\n 特に宣伝したわけでもなく、版元も不思議がる本書のヒット。考えられる要因がネットの口コミだ。「おもしろい小説」といったキーワードで検索すると出てくる、消費者が作るまとめサイトに本書を上位に置いたものがある。アマゾン等のネット書店での売れ行きがよく、購入者の4割弱が20代以下と若い世代の支持が多いのも“ネット発”の傍証といえようか。\r\n ネット上には「スタジオジブリが本書の映画化を希望したが筒井氏が断った」旨の書き込みも散見される。新潮社が筒井氏、ジブリの双方に確認したところ、そうした事実はないという。\r\n 新潮社営業部の後藤結美氏は「ヒットの理由がはっきりいえないので、帯やパネルも『売れてます』とか『おもしろい』という弱いコピーになってしまう。ストーリーが組み立てられれば、より強く書店に訴えられるのですが」とぼやきつつ、「もちろん、読んで期待を裏切らない作品だから支持されているのだと思います」と胸を張る。\r\n 新潮社は今夏のフェア「新潮文庫の100冊」に本書を採用する予定。“謎のヒット”の勢いはまだまだ続きそうだ。\r\n---------------------------------------\r\n" }, { "title" : "有頂天家族 二代目の帰朝", "isbn" : "4344027272", "date" : "2015-04-25T21:08:12.000Z", "publisher" : "幻冬舎", "authors" : "森見 登美彦", "categories" : "国内小説", "score" : "", "comment" : "実は森見さんの初読は「有頂天家族」でした。本屋大賞の「夜は短し歩けよ乙女」を手に取らずなぜこちらを、というのは自分でも分からないけど、森見さんに相当はまったことは間違いなしです。\r\nその後アニメ化も結構面白かったし、続編が出たので楽しみにしていましたが、期待を裏切らずお馴染みのメンバーに新登場の2代目を絡めて、狸の毛が舞う天狗との大くんずほぐれつ。何が好きって、森見さんの言葉使いが大好きです。(事故の後だけに一層)。" }, { "title" : "フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン (集英社文庫)", "isbn" : "4087453057", "date" : "2015-04-25T21:13:15.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "小路 幸也", "categories" : "国内小説", "score" : "", "comment" : "バンドワゴンシリーズの番外短編。時期がばらばらなので、シリーズを読んでいないと、登場人物の関係が分かりにくいだろうな、とは思います。ドラマ化(2013年秋)は見なかったけど視聴率はいまいち(平均7.1%)だったよう。本は面白いんだけどね。古書店ものはビブリアもそうだけどドラマはうけないのかな。" }, { "title" : "暗き炎 下 チューダー王朝弁護士シャードレイク (集英社文庫)", "isbn" : "4087606716", "date" : "2015-05-05T03:06:35.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "C.J. サンソム", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "日本史でも裁判の記録が実は中世の歴史研究では一番使えるらしいですが、弁護士という職業はいつの時代もあまり変わらないようです。ミステリーとしては、2つの事件が並行して(というか両立を迫られて)タイムリミットもあってそれなりにハラハラしますが、謎解きという意味では今一つ。最近勉強しているせいか、コンスタンチノープルの陥落とか、ハンザ同盟とか、時代の前後感がなんとなく腹落ちします" }, { "title" : "暗き炎 上 チューダー王朝弁護士シャードレイク (集英社文庫)", "isbn" : "4087606708", "date" : "2015-05-05T03:00:45.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "C.J. サンソム", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "シリーズの2作目を飛ばして次作を読んでしまったので、ヘンリー8世続きで1クリックしてみました。\r\nまさにブーリン家シリーズ4作目と同時代、アン・オブ・クレーブスの肖像画という言いがかり?で失脚していくクロムウェルと、キャサリン・ハワードを使ってのしあがるノーフォーク卿。前作から引き続き、カトリックと修道院解体で民衆の生活も大きく変わる中、ロンドン市内の描写は疫病流行るよね、と思わせる汚れ具合です。" }, { "title" : "鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐", "isbn" : "4041018889", "date" : "2015-07-19T17:10:47.000Z", "publisher" : "KADOKAWA/角川書店", "authors" : "上橋 菜穂子", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "仕事がピークな中本屋大賞受賞もあり読み始めたものの、単行本は一気に読まないとさすがに面白くても話の展開において行かれます。ただでさえ、この小説の勢力図は難しかったので。\r\nということで、改めて時間ができてから上下巻一気に再読。" }, { "title" : "鮫島の貌: 新宿鮫短編集 (光文社文庫)", "isbn" : "4334769055", "date" : "2015-07-10T04:51:49.000Z", "publisher" : "光文社", "authors" : "大沢 在昌", "categories" : "国内ミステリー", "score" : "", "comment" : "鮫島の短編集。両さんの話は両さん側の本で読んでた(^o^)" }, { "title" : "光圀伝 (上) (角川文庫)", "isbn" : "4041020484", "date" : "2015-07-10T04:59:56.000Z", "publisher" : "KADOKAWA/角川書店", "authors" : "冲方 丁", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "冲方さんが天地明察に続き歴史小説を書いたのは知っていたので文庫化即購入しましたが、実は光圀自体をよく知らなかったことを思い知らされました。\r\n時代劇ドラマは見てたけど。" }, { "title" : "『光圀伝』謎解き散歩 (新人物文庫)", "isbn" : "4046013605", "date" : "2015-07-10T15:40:20.000Z", "publisher" : "KADOKAWA/中経出版", "authors" : "", "categories" : "歴史小説解説", "score" : "", "comment" : "ということで、珍しく小説自体より時代や周辺情報に興味を覚えて本書購入。\r\n歴史読本の特集が底本。\r\nそして早速紹介されている、湯島聖堂、東本願寺、浅草寺と江戸散歩を楽しんできました。孔子像は確かにあまり見ませんね。\r\n水戸にも行ってみたくなりました。" }, { "title" : "光圀伝 (下) (角川文庫)", "isbn" : "4041020492", "date" : "2015-07-10T15:29:42.000Z", "publisher" : "KADOKAWA/角川書店", "authors" : "冲方 丁", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "光圀本人の側から描いているので、懊悩し悲しみの中で生きていることが小説として盛り上がるけど、周りの人間からすると出来が良すぎて付き合いにくいだろうな〜、と凡人は感じます。天地明察もそうだけど、嫁の出来過ぎ加減が特に共感を損なうかと。\r\nとは言え、江戸初期の社会情勢が戦国から変わっていく様や、その時期の学問が何を志すのか、歴史を行動の判断基準に置く意味、現代の価値観との大きな断絶、など色々勉強になりました。" }, { "title" : "シグマフォース シリーズ⑦ ギルドの系譜 下 (竹書房文庫)", "isbn" : "4801902758", "date" : "2015-07-11T16:09:30.000Z", "publisher" : "竹書房", "authors" : "ジェームズ・ロリンズ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "技術面でも、過去の反物質や超能力とかに比べると、非常にまっとうにここ30年ほどであり得る技術(既に一部実現も含め)のように思えました。シンギュラリティという言葉も、30年後には過去を振り返る言葉になっているのかも。\r\n" }, { "title" : "シグマフォース シリーズ⑦ ギルドの系譜 上 (竹書房文庫)", "isbn" : "480190274X", "date" : "2015-07-11T16:05:46.000Z", "publisher" : "竹書房", "authors" : "ジェームズ・ロリンズ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "毎度毎度のお馴染み展開ですが、今回は歴史趣味が少し薄め。その分、メンバー達全員に万遍なく活躍ソロパートを用意している感じ+新しいメンバー+αがとても魅力的。\r\n\r\n" }, { "title" : "触法少女 (徳間文庫)", "isbn" : "4198939594", "date" : "2015-07-18T20:02:17.000Z", "publisher" : "徳間書店", "authors" : "ヒキタ クニオ", "categories" : "国内ミステリー", "score" : "", "comment" : "この作者の何か現実から離れて描写される悪とも定かでない世界を感じる作品に比べると、陳腐な現実に近い印象。落ちは悪くはないが、やはりそういう作者ではないと感じていたので違和感。" }, { "title" : "チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)", "isbn" : "4063722015", "date" : "2015-07-16T15:44:02.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "惣領 冬実", "categories" : "歴史コミック", "score" : "", "comment" : "丁度半年くらい前に海外ドラマをたまたま見て塩野さんを読み返した時に以前から読みたかった本作、家族が1〜7巻買っていたので借りて一気読み。まだまだ時代としては父が教皇になる前なので、いったい何巻まで続くか分かりませんが続けていって欲しいものです。" }, { "title" : "超高速! 参勤交代 (講談社文庫)", "isbn" : "4062930633", "date" : "2015-07-19T14:23:03.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "土橋 章宏", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "参勤交代ものを続けて読んだらところどころ混乱。。。\r\nこっちはよりエンタメ色が強いかな。でも人情ものでもあるし、忍びの描写は結構シビアだし、脚本ベースとのことで色々盛り込まれています。" }, { "title" : "一路(下) (中公文庫)", "isbn" : "4122061016", "date" : "2015-07-19T17:07:48.000Z", "publisher" : "中央公論新社", "authors" : "浅田 次郎", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "後半はほとんど主人公が入れ替わったくらいにお殿様(大名じゃなくて別格旗本)が中心のストーリー展開。" }, { "title" : "一路(上) (中公文庫)", "isbn" : "4122061008", "date" : "2015-07-19T16:59:14.000Z", "publisher" : "中央公論新社", "authors" : "浅田 次郎", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "参勤交代ものの続きで、路線も似てる。作者お得意のエンタメ人情もので、脇役造形がバラエティに富んで楽しませてくれます。" }, { "title" : "カレイドスコープの箱庭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)", "isbn" : "4800242371", "date" : "2015-07-21T05:42:22.000Z", "publisher" : "宝島社", "authors" : "海堂 尊", "categories" : "国内ミステリー", "score" : "", "comment" : "バチスタシリーズの本当に最後の作品らしいです。が、本作の中心は添え物の方。作品関連図、桜宮市年表はこんがらがる作品群についてそれなりに頭の整理に役立つが、作者自身の日記がこれまたフィクション以上に面白い。" }, { "title" : "鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐", "isbn" : "4041018897", "date" : "2015-07-20T05:47:32.000Z", "publisher" : "KADOKAWA/角川書店", "authors" : "上橋 菜穂子", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "上巻では別々に展開が進んでいった2人の主人公がようやく顔を合わせてからも、様々な登場人物とその思惑がからみあい、駆け足で読むと見落としミス。\r\n日本医療小説大賞を本屋大賞の前に受賞しているように、ウィルスや病気、さらには細胞の集合体の体と命の関係など(「生物と無生物の間」を連想)を、現代医療の前提を知らないファンタジーの世界で本質的なことばで語らせるところ、さすがの力量です。\r\n受賞作だからということだけでは、ファンタジー世界がそもそも無理、ファンタジー好きなのにイメージ違う、読み解きが難しい、と色々なハードルがあるのでは、と余計な心配。\r\n" }, { "title" : "残酷な王と悲しみの王妃 (集英社文庫)", "isbn" : "4087451232", "date" : "2015-09-11T22:46:38.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "中野 京子", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "家族写真 (講談社文庫)", "isbn" : "406293082X", "date" : "2015-08-15T04:43:08.000Z", "publisher" : "講談社", "authors" : "荻原 浩", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "神の棘II (新潮文庫)", "isbn" : "4101269726", "date" : "2015-08-08T19:21:27.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "須賀 しのぶ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "神の棘I (新潮文庫)", "isbn" : "4101269718", "date" : "2015-08-08T19:21:28.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "須賀 しのぶ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "玉村警部補の災難 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)", "isbn" : "4800240468", "date" : "2015-08-08T19:24:11.000Z", "publisher" : "宝島社", "authors" : "海堂 尊", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "雲の王 (集英社文庫)", "isbn" : "4087453405", "date" : "2015-08-08T19:27:49.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "川端 裕人", "categories" : "国内小説", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "双頭のバビロン〈上〉 (創元推理文庫)", "isbn" : "4488441041", "date" : "2015-08-12T06:43:03.000Z", "publisher" : "東京創元社", "authors" : "皆川 博子", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "双頭のバビロン〈下〉 (創元推理文庫)", "isbn" : "448844105X", "date" : "2015-08-12T06:43:38.000Z", "publisher" : "東京創元社", "authors" : "皆川 博子", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "書店ガール 4 (PHP文芸文庫)", "isbn" : "4569763561", "date" : "2015-08-12T06:45:00.000Z", "publisher" : "PHP研究所", "authors" : "碧野 圭", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "鍵のない夢を見る (文春文庫)", "isbn" : "4167903989", "date" : "2015-08-15T18:21:45.000Z", "publisher" : "文藝春秋", "authors" : "辻村 深月", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "何者 (新潮文庫)", "isbn" : "4101269319", "date" : "2015-08-16T02:57:32.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "朝井 リョウ", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "狛犬ジョンの軌跡 (光文社文庫)", "isbn" : "4334769314", "date" : "2015-08-17T14:34:13.000Z", "publisher" : "光文社", "authors" : "垣根 涼介", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "ツリー(下) (双葉文庫)", "isbn" : "4575518042", "date" : "2015-08-21T23:15:30.000Z", "publisher" : "双葉社", "authors" : "高橋 克彦", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "ツリー(上) (双葉文庫)", "isbn" : "4575518034", "date" : "2015-08-21T23:15:31.000Z", "publisher" : "双葉社", "authors" : "高橋 克彦", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "土の中の子供 (新潮文庫)", "isbn" : "4101289522", "date" : "2015-08-23T07:54:51.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "中村 文則", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫)", "isbn" : "4087452433", "date" : "2015-09-05T00:57:04.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "かたやま 和華", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "事変の夜: 満州国演義二 (新潮文庫)", "isbn" : "4101343217", "date" : "2015-09-11T22:43:43.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "船戸 与一", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "風の払暁 満州国演義一 (新潮文庫)", "isbn" : "4101343209", "date" : "2015-09-11T22:44:53.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "船戸 与一", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "花のさくら通り (集英社文庫 お 52-5)", "isbn" : "408745357X", "date" : "2015-09-22T23:56:05.000Z", "publisher" : "集英社", "authors" : "荻原 浩", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル)", "isbn" : "4396210264", "date" : "2015-12-16T22:16:55.000Z", "publisher" : "祥伝社", "authors" : "伊坂幸太郎", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)", "isbn" : "4094061363", "date" : "2015-12-27T01:13:57.000Z", "publisher" : "小学館", "authors" : "桜木 紫乃", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "たぶんねこ (新潮文庫)", "isbn" : "4101461333", "date" : "2015-12-27T01:13:58.000Z", "publisher" : "新潮社", "authors" : "畠中 恵", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" }, { "title" : "教場 (小学館文庫)", "isbn" : "4094062408", "date" : "2015-12-27T02:52:51.000Z", "publisher" : "小学館", "authors" : "長岡 弘樹", "categories" : "", "score" : "", "comment" : "" } ]