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フランス恋愛小説論 (岩波新書)
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著者: |
工藤 庸子 |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ブックガイド
恋愛論
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コメント: |
<blockquote>恋愛はいかに書かれてきたのか。「明晰な心理描写」を伝統とする名作群から、『クレーヴの奥方』『危険な関係』『カルメン』『感情教育』『シェリ』をとりあげ、サロン、手紙、寝室の機能、プライヴァシーやジェンダーの成り立ちなど、作品の背後に広がる時代と、そこを源泉とする感情やふるまいの描写の妙を教える、新鮮な古典案内。</blockquote>
というAmazonの紹介がすべてのような気もする。ここに出てくる小説をひとつも読んでいなかったが(いくつかのあらすじは知っている、という程度)、面白く読めた。<br>
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いきなり小説を読んでも、当時の社会制度やものの考え方については、解説抜きではなかなか分からないし。<br> |
関連本棚: |
Ecco
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恋愛の超克
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著者: |
小谷野 敦 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
恋愛論
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コメント: |
最初のほうで、いちいちいろんな学者に反論しているところの意味が分からず、買ってからしばらく読めなかった。小谷野敦の本は、断片的には面白いんだけど、一冊としてはまとまっていなかったり、他の本でも同じようなことを言っていたりすることがよくある。が、恋愛なんてしたくないやつはしなくていい、と堂々と言う人文系インテリの人の本って、ありそうで意外とないのかも。 |
関連本棚: |
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恋愛論 (新潮文庫)
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著者: |
スタンダール |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
恋愛論
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コメント: |
「結晶作用」という言葉は有名になった。やや冗長か。当時のフランス貴族の恋愛観の一部は、確実に現代のモデルになっているはずで、そういう意味でも面白い。拾い読みしかしていないので、すべての部分を読んだかどうか今でも分からない(でも読んでると思う)。 |
関連本棚: |
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