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がんばらない
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著者: |
鎌田 實 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
死ぬなら諏訪中央病院のスタッフたちの世話になって死にたい。NHK-FMの日曜喫茶室に著者が出演していたのをきっかけに借りた本。 |
関連本棚: |
omi
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ビヨンド
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著者: |
マイケル・ベンソン |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
図書館
写真集
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コメント: |
今までに撮影された、太陽系の惑星やその衛星の写真集。ヒトの手による写真は1枚だけで、残りは無人探査機や無人観測車の送ってきたデータを処理したもの。<br>
とにかく写真が大きいので、すごい迫力があって鳥肌が立つ。故ヨハネパウロII世が、木星の大赤斑と衛星エウロパが見開きで紹介されているページを見て「ワォ!」って叫んだというくらいなんだから。(旧本棚登録20050822)(2005/12/30 17:07:25) |
関連本棚: |
もつくん
alcus
moriyama
ごま
【ひろ】ウィッシュリスト
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天才数学者はこう解いた、こう生きた (講談社選書メチエ)
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著者: |
木村 俊一 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
5次以上の代数方程式の解の公式は存在しないことの証明を解説した本<br>
n次方程式のn個の解と係数の関係は基本対称式で表され、5次以上になると四則計算とべき乗(n乗根)を用いても、対称性を崩せないので解の公式は存在しないらしい…「らしい」と書いたのは、私が理解できなかったから(本文にも、編集部註として『難しい』とある)。<br>
決闘がもとで死んだと思われているガロアは、実は自殺で、ある目論見から決闘で死んだことにされたという解釈も面白い。 |
関連本棚: |
moriyama
stonechild
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ウィザードリィ3のすべて〈ファミコン版〉
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著者: |
ベニー松山 |
出版社: |
JICC出版局 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
ゲーム攻略本
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コメント: |
5mmグリッドのレポートパッドに一歩ごとにmapを記入していた頃が懐かしい。<br>
当時のパーティーはガンバ、ヨイショ、イカサマ、ボーボ、シジン、ガクシャにチュウタとノロイが交代で加わっていた。WizⅠから育ててターボファイルで移してきた仲間たちだけに思い入れ十分だったなぁ。 |
関連本棚: |
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レプリカ―真似るは学ぶ (INAX BOOKLET)
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著者: |
三浦篤, 小島道裕, 木下直之, 中島誠之助 |
出版社: |
INAX出版 |
評価: |
4.8 |
カテゴリ: |
図書館
アート
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コメント: |
INAXギャラリーの巡回展のブックレット(のようなもの)。<br>
土器など比較的壊れにくいものは錫箔を貼った上で型取りして樹脂を流し込んで複製し、彩色して仕上げるのだそうだ。見た目は同じでも持つとその軽さに驚くという。<br>
実験的に当時の青銅に含まれる金属の割合を再現した青銅鏡では、複製であることがわかるように、当時にはなかった金属片を埋め込むという仕掛けがされている。<br>
鳥獣戯画のような墨絵はコロタイプ印刷という感光性のゼラチンをネガに用いる方法で複製されている。<br>
<br>
複製を元に研究したりすることもあるので、へらの跡とか木簡の木目(彩色で表現する)とか、それは驚くばかり忠実に再現しなければいけないという。残念ながら巡回展は終了してしまった。うーん、行ってみたかった。
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関連本棚: |
stonechild
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教科書にない実験マニュアル よくある失敗・役だつNG集 (KS化学専門書)
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著者: |
西脇 永敏 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
4.8 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
実際に指導する側にとっては笑い事ではないのだけど、試薬の入ったビュレットの栓を引き抜いてしまう学生や分液漏斗の扱いに失敗する学生、丹精こめて大きく育てた硫酸銅の結晶を信じられない理由で台無しにしてしまう学生の話など、大笑いしてしまう話がてんこもり。<br>
別に化学の分野に限った話ではなく、このような想像もつかない失敗は身近に多い。人事ではない。<br>
<a href="http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~rika/kagaku/nishiwaki.html">著者のページ</a> |
関連本棚: |
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ロズウェルなんか知らない
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著者: |
篠田 節子 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
4.8 |
カテゴリ: |
図書館
小説
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コメント: |
今、NHK-FMの青春アドベンチャーで放送中。オカルトで町おこしなんて、面白そうじゃないか。(Tue Feb 12 11:41:04 JST 2008)
<hr>
私の住むところも「自称観光地」、観光客は年々減る一方で駅から参道へと続く道沿いのアーケードは想像の通りシャッター展示場と化している。「新幹線の駅を誘致すれば、観光客も増え町も潤う」と声高に主張している人たちもいる。<br>
まったくもってこの本の舞台と同じだ。大きく違うのは「いきいき駒木野青年クラブ」のメンバーのような民宿・商店の2代目が当地には存在しないことだろう。<br>
愚痴ってみても仕方がないので、コメントを書くとしよう。とにかく、この本は面白かった。交通網の発達で、僻地と化した架空の町駒木野、「いきいき駒木野青年クラブ」が破れかぶれで挑んだのは、この町を日本の四次元・UFO・オカルトの町として売り出すこと、しかも低予算で。<br>
事なかれ主義の役場、頭の固い年老いた民宿経営者を向こうに回して、低予算の中、あれやこれやイベントを企画して、一時は町おこしに成功したかに思えたが、マスコミにインチキだとバッシングされ、最大のイベント「UFOフェスティバル」が中止の危機に追い込まれてしまう。<br>
バッシングに対して、駒木野を本物のUFOや座敷わらしが出ないからインチキだというなら他のテーマパークはどうなんだ!と開き直る描写があるが、「いきいき駒木野青年クラブ」の皆さんだけでなく、町民一丸となってあることないことでっち上げちゃったんだから、こればかりは仕方ないと思うぞ。それにしても最初から最後まで得体のしれない鏑木(かぶらぎ)という千葉から流れてきたキャラはなかなか良かったっスよ。<br>
バッシングから、最後までの部分はもう少し紙数を増やしてもよいのではないか。最初のイベントの成功を第1のクライマックスとすれば、本書の最大の見せ場になるはずの「UFOフェスティバル」開催の部分の扱いがとても小さいように思えて残念だ。それで-0.2点 |
関連本棚: |
toto
PRINCESSHOLIDAYの本棚
nm090
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ラジオ・キラー
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著者: |
セバスチャン・フィツェック |
出版社: |
柏書房 |
評価: |
4.8 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
NHK-FM青春アドベンチャーで放送(9月15日(月)~10月3日(金))。最後の2話を聞けないことが事前にわかっていたため、結末を知るために借りた。張り巡らした伏線を上手に回収してある。 |
関連本棚: |
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ねがいは「普通」
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著者: |
佐藤 忠良, 安野 光雅 |
出版社: |
文化出版局 |
評価: |
4.8 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
彫刻家(職人と自称)であるとともに、誰でも一度は読んだことのある絵本「おおきなかぶ」の絵を描いた佐藤忠良と画家安野光雅の対談を書き起こしたもの。<br>
場所は、佐藤が抑留されていたバイカル湖(当時、ここからパリまで歩いていける!と真剣に考えていたそうだ)、忠良記念館(宮城県美術館)のある仙台、光雅美術館のある津和野、佐藤のアトリエのある永福町の4ヵ所。<br><br>
佐藤の言葉<br>
「いい彫刻というのは生命の躍動感というのが、下から上がってくるのが見える」<br>
「『芸術はバクハツだ』なんて言うけれど、バクハツしたら粉々になっちゃうんです。本物は違う。内にしっかり内蔵して、能の表現のように耐えて、それでも外へにじみ出ていく」<br><br>
二人が製作にかかわった美術の教科書を使った中学生や高校生はすごく恵まれていると思う。<br>
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関連本棚: |
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奇術探偵曾我佳城全集
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著者: |
泡坂 妻夫 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
4.6 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
読み出したら、止められない、停まらない、かっぱえびせん!<br>
20年かけて綴られてきた22話の、奇術ネタをトリックに用いた作品集。<br>
しかし、最後の話であんなふうにしてしまうとは驚いた。すごいよ>泡坂センセ |
関連本棚: |
ブースカ
kyu
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生物学個人授業
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著者: |
岡田 節人, 南 伸坊 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
4.6 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
ご存知ない方のために一言。節人は、ときんど、と読みます。<br>
おにぎり頭の伸坊君を生徒に、節人先生が個人講義をしまして、その内容を伸坊君がまとめたものに、節人先生が朱を入れたり補足したりして1節を構成しています。<br>節人先生と森(一刀斉)毅先生とはどことなく似ている気がしました。地球上の生物は8000万種類ほどいるとの説、学者によって見積もりには当然幅があるのですが、節人先生は「大きい方が景気がええ」という理由で8000万ぐらいだろうと述べています。森先生も同じようなことを言いかねません。<br>触れられている内容は非常に浅いものの、伸坊君や私のようにド素人、でも生物学にちょっと興味があるという人向けの良書。 |
関連本棚: |
teltel
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ピーター・バラカン音楽日記
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著者: |
ピーター バラカン |
出版社: |
集英社インターナショナル |
評価: |
4.6 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
バラカンさんの語り口がそのまま活字になっている。リスナー(というか本の場合は読者)に曲を,アルバムを,アーティストをぜひ紹介したいという思いが行間から溢れている。<br>
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惜しいのは,興味を持ったCDが今となってはなかなか手に入らないこと。Weekend Sunshine宛にでもリクエストを出しましょうか。 |
関連本棚: |
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