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「漢字廃止」で韓国に何が起きたか
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著者: |
呉 善花 |
出版社: |
PHP研究所 |
評価: |
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カテゴリ: |
韓国
朝鮮
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コメント: |
内容の一部。文中の「呉氏」は呉善花氏とは別人の、論文の著者
<li> 各種の評論·研究論文や新聞·雑誌の記事に、総じて書き言葉の世界に、語棄の恐ろしいまでの貧困化がもたらされたのである。
<li> そのため、現在の韓国人が書く文章は一般的に、簡潔、単純、直接的という傾向が強く、言葉の奥行きがきわめて浅い。私にしてもハングルだけで韓国語を書くと、心に思う深さやニュアンスや広がりを、自由かつ十分に表現することができない。もっぱら漢字仮名交じりの日本語でしか、自分のいいたいことをいえなくなっている。
<li> <b>漢字ハングル交じり文(国漢混用文)が本格的に用いられたのは、福沢諭吉の発案で、日本で鋳造したハングル活字を用いた李朝の「官報」の役割をも果たしていた新聞『漢城周報』(明治十九年/一八八六)が最初である。</b>
<li> 民族主義は一般に、文化的な伝統を維持発展させていくことに努めるものだが、韓国の民族主義は逆にこれを断ち切る作用を果たしてしまった。そのなかで、最も重要なものが、漢字を廃止してハングル専用とした極端な戦後韓国の民族主義的国語政策である。
<li> 試みに、先の『月刊朝鮮』の記事を、韓国の大学の国文科を出た二十九歳の韓国人に読んでもらったところ、まず「きばくざい」「かつりょくそ」という言葉を知らないという。そして、文章の意味はなんとなくわかるものの、はっきりしない、だからこういう雑誌を読むのがいやだ、といっていた。
<li> 当時の漢字廃止論者たち(ハングルこそ世界一優秀な言語だとする民族主義者たち)は、漢字を廃止するだけではなく、漢字語そのものをも廃止し、新たに造語していくことが必要だと考え、その作業を進めていたのである。一例をあげると、内容 - 中の肌、団体生活 --集まり暮らし、胃-ご飯の缶、などである。日本語で「身体障害者」のことを「手足の不自由な人」と言い換えようとするのと同じことだ。彼らは、こういう言い換えを盛んにやって「新発明」の単語をどんどんつくっていったが、彼ら以外の誰もまったく使おうとはしなかった。呉氏は、高度な抽象性をもった概念を抽象度の低い直接的な語棄ばかりの固有語で表記することじたいに無理があるという。
<li> 「一九七○年代以前に発行された人文·社会科学の大部分の専門書は、国漢混用で書かれている。高校までの十二年間、大学までの十六年間の教育を受けて社会に出る人々の大部分は、一般教養紙の記事や題目を読めない。こんなことは、世界のどこの国にあり得るだろうか。ましてや、博士論文を書く大学院生が、二十年前に出された指導教授の論文を、漢字のせいで理解できないとは」(同前)
<li> 彼らは勉強をしたくないのではなく、漢字時代の文献が読めないのである。呉氏によれば、彼らは漢字を知らず、抽象度の高い漢字語の概念語を知らないから、外国語の専門書などはほとんど理解できていないといい、論文を次の言葉でしめくくっている。
<li> 「十六年もの間勉強をしてきて、自分の国の言葉で書かれた新聞すらまともに読めない者など、人類の歴史上どこにも探すことができない。現在の地球のどこにもいない。我が民族文化は、漢字と漢字語を基盤につくられて発展してきた 。漢字を廃止することによって、数千年間続いてきた固有文化は、その伝統が断絶するだろう」
<li> 高度な精神性と抽象的な事物にかんする語彙、倫理、道徳、哲学、芸術、科学|いってみれば文明語彙のほとんどが、韓国の一般の人々にはもちろんのこと、かなりのインテリにも正確に理解されないまま、だいに遠く無縁なものとなっていかざるを得ないのである。
<li> いまの韓国語では深遠な哲学や思想の議論はまず成り立たない。いかに朱子学の伝統を誇っても、あの気学の概念展開をハングルだけで理解することはできない。ハングルだけで世界的な水準をもった哲学論文を書くこともほとんど不可能である。日本語か西洋語でやるしかない。
<li> そこまでぃわなくとも、私の知る韓国のご老人のなかには、「韓国語では難しいことは考えられない。考えようとすればどうしても日本語になる」とわれる方が何人もいる。いまや私も完壁にそうなっていて、小説ならば韓国語のほうが速く読めるが、専門書は日本語でのほうが数段速く読める。
<li> 逆にいうと、韓国人の多くが、日常的な肌触りをもった言葉ですべてを論じられると勝手に思っている。日本の朝鮮統治の問題ひとつとっても、容易に日常的な感性から抜け出た議論をすることができないのもそのためである。私はそれを反日思想教育や伝統的な小中華主義のせいだとばかり思ってきたが、けっしてそれだけではない。
<li><b>戦後国粋主義者たちによって漢字が学校教育から疎外された結果、意味もわからないままに言葉を使い、八〇パーセント以上の語彙を失い、現在では世界最低の読書率を記録するに至ってしまった。</b>一朝のうちに国民全体が文盲のどん底に陥ったことを痛歎しないでいられない」(『ハングル+漢字文化』一九九九年八月刊) 八Oパーセント以上失われたという語彙の大部分が、日常的にはあまり使われない、しかし世界を論じたり高度な思考を展開したりするにはなくてはならない概念語、抽象語、専門語など「漢語高級語葉」の一群なのである。
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関連本棚: |
Burgundy
ヴィヴァアチェ
増井
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三階書記室の暗号 北朝鮮外交秘録
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著者: |
太 永浩, 李 柳真, 黒河 星子, 鐸木 昌之 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
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カテゴリ: |
北朝鮮
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コメント: |
こういう世界で生きていくのは本当に不幸である。
秘録的に面白い話などほとんどなく、嘘とか騙しとかばっかりで気分が悪くなる。
<ul>
<li>タバコなどの密輸で生計を立ててた
<li>民衆の飢餓援助のために送ってもらったチーズで軍人が生きながらえた
<li>金正日のために贅沢品を送り続けた
<li>西洋人に見せるためにニセ裁判所を作った
<li>外交官親睦サッカーで負けそうになったから本職選手を投入した
</ul> |
関連本棚: |
増井
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結論! 朝鮮半島に関わってはいけない 東アジアと世界のトラブルメーカー
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著者: |
石平 |
出版社: |
飛鳥新社 |
評価: |
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カテゴリ: |
朝鮮
韓国
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コメント: |
朝鮮半島の歴史の詳しい解説。
石平氏の主観的意見はほとんどなく、
古代から現在に至るまでの朝鮮半島の動きが比較的淡々と記述されている。
<br>
高句麗/新羅/百済の時代からずっと、
内紛で勝つために外国に頼った結果自国も他国もものすごい損害を被るということを繰り返しているのだということがよくわかった。
そういう発想が染み付いているので昔も現在もそういう行動ばかりしているのだろう。
<br>
朝鮮戦争に関しては、ソ連や中国の力を借りて南に攻め込んだ金日成も酷いが、
アメリカの力を借りて北を追い返した後38度線を超えて北を侵略した李承晩も酷く、
昔も今もそういう奴ばっかりだということがよくわかった。
<br>
自国の内紛に他国を巻き込んで皆が不幸になるということばかりの歴史というのは
世界的に見ても珍しそうである。
日本の内乱で他国に頼ったことは無い気がするが、有るのだろうか?
<br>
そういう歴史の国だから日本はどうするべきだと断言されてるわけではないのだが、
結論は明白で
「できる限りかかわらないのが正しい」ということのようである。
朝鮮併合などは最もやってはならないことだったのだろう。
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関連本棚: |
増井
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韓国・韓国人の品性 (WAC BUNKO 261)
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著者: |
古田博司 |
出版社: |
ワック |
評価: |
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カテゴリ: |
朝鮮
韓国
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コメント: |
ヒドいタイトルだが、韓国/朝鮮にとても詳しい古田氏の話はとても説得力がある
<pre>
> 古代から現代にそのまま移行した彼らには「法治」がない。
> 平気でウソをつく、誰もが卑劣なので「卑劣」の意味がわからない。
> それが悪徳とは思いもよらない。 |
関連本棚: |
増井
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超・反日 北朝鮮化する韓国
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著者: |
呉 善花 |
出版社: |
PHP研究所 |
評価: |
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カテゴリ: |
朝鮮
韓国
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コメント: |
<li>金大中が金正日と階段したとき韓国国民は金正日の礼儀正しさと頭の良さに心酔してしまい、またその頃北から韓国に来た美人使節団にも感心したため、その頃からずっと北朝鮮に親近感があるのだそうだ。そういう根源的な親北意識の上に親北政権が成立しているらしい。
<li>韓国は「反日/反北」が国是だったのだが現在は「反日」だけになっている。
「反日」が国是なのだから国をあげて世界中に嘘をふりまいているわけだが、
日本は「反韓」が国是だったりしないから宣伝が勝てるわけがないのかもしれない。 |
関連本棚: |
増井
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韓国人による嘘韓論 (扶桑社新書)
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著者: |
シンシアリー |
出版社: |
扶桑社 |
評価: |
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カテゴリ: |
朝鮮
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コメント: |
<li>韓国では反日教育をやってるか? と韓国人に聞くと、そんなことはないと誰もが答えるらしい。嘘に基づいた反日教育がまるで普通に/常識に/なってるから特にそれが反日教育だとは誰も思ってないんだって
<li>確かに、日常的に行なわれてることに疑問を持つのは難しいのだろうね |
関連本棚: |
増井
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韓民族こそ歴史の加害者である
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著者: |
石平 |
出版社: |
飛鳥新社 |
評価: |
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カテゴリ: |
朝鮮
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コメント: |
国内紛争で勝利するため外国を巻き込んで周囲がおおいに迷惑するという構図は白村江の戦も朝鮮戦争も同じなのそうだ。
高麗は元寇に協力させられたのではなく、積極的に日本侵略しようと思ってはじめたものらしい。 |
関連本棚: |
増井
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大嫌韓時代 (SEIRINDO BOOKS)
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著者: |
桜井 誠 |
出版社: |
青林堂 |
評価: |
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カテゴリ: |
朝鮮
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コメント: |
過激な反韓活動が問題視されている著者であるが、
この本は意外にも内容に扇情的なところは無く冷静で、
現在問題になっている様々な事実を指摘しつつ、
「きちんと言うべきことは言わなければならない」
という主張は納得できた。
「嫌韓」という言葉は単なる気分に聞こえるので損だと思う。
<br>
在日高校生が韓国に引っ越したら当地の反日教育ぶりに驚愕したという話を最近(2014/10)聞いたのだが、
事態を悪くする行動しかしない相手は無視せざるをえないかもしれない。
<br>
本書に対する間違い指摘があれば聞きたい。
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関連本棚: |
増井
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韓国の暴走 (小学館文庫)
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著者: |
呉 善花 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
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カテゴリ: |
北朝鮮
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コメント: |
<li>盧武鉉政権の親北/反日路線の実情
<li><a href="http://3rd.geocities.jp/shibu0221/beikan.html">日韓米関係のまとめ</a>
を見ると、韓国は本気で北朝鮮との統一を最優先に考えているように見える。
なんてこった。
<li>これは核実験前の本であり、
本当に核保有国になったら考えも変わるような予想をしているようだが、
実際は核実験の成功を喜んでるフシがある。
なんてこった。
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関連本棚: |
増井
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