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おれは非情勤 (集英社文庫)
おれは非情勤 (集英社文庫)
著者: 東野 圭吾
出版社: 集英社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 手堅く読ませる東野圭吾のミステリ。 もとは学習雑誌掲載作品なので、当然小学校が舞台なのだが、 いまいちやる気のない非常勤講師が主人公というところが面白い。 大人が読むとやる気のない非常勤講師にも好感が持てるのだが、 しかし、これをリアルタイムで読んだ小学生たちはどう思ったのか…気になる。
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中国料理の迷宮 (講談社現代新書)
中国料理の迷宮 (講談社現代新書)
著者: 勝見 洋一
出版社: 講談社
評価: ★★★★★
カテゴリ:
コメント: サントリー学芸賞を獲得した、斬新な中国料理史。 特に文化大革命時代の食文化など、実際に体験した人ならではの描写が大変興味深かった。
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海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈下〉 (塩野七生ルネサンス著作集)
海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈下〉 (塩野七生ルネサンス著作集)
著者: 塩野 七生
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: ヴェネツィアの最盛期から、衰亡期までを一気に描ききったヴェネツィア史の後編。
関連本棚: としあき 平蔵 軒先つばめ h_endo_ykhm
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海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈上〉 (塩野七生ルネサンス著作集)
海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈上〉 (塩野七生ルネサンス著作集)
著者: 塩野 七生
出版社: 新潮社
評価: ★★★★★
カテゴリ:
コメント: ヴェネツィアといえば、第四回十字軍のがめつい商人というイメージが先行しているような気がしてならないのだが、智謀と戦略に長けた共和国だけあって、その歴史は波乱万丈である。元首をはじめとする、物語を彩る登場人物も多彩。地中海に栄華を誇った海洋国家の歴史はやはり奥深いのだ。
関連本棚: としあき 山のじ 平蔵 h_endo_ykhm
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家守綺譚
家守綺譚
著者: 梨木 香歩
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
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コメント: 死んだ友の家の家守となった小説家と、彼岸とこの世を行き来する友や、友とゆかりのある不思議な生き物たちとの交流譚。しっとりとした風景描写と幻想世界の融合が味わい深い。 どことなく物語の雰囲気が、波津彬子さんの「雨柳堂夢咄」と似通っているような気がするが、気のせいかなあ。
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『大地の子』と私 (文春文庫)
『大地の子』と私 (文春文庫)
著者: 山崎 豊子
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★
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コメント: 名作「大地の子」の制作秘話。山崎豊子氏の取材力はすごいという話は常々聞いていたが、この本を読み、改めて、その徹底ぶりに感じ入った。
関連本棚: くろまる 平蔵
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牙―江夏豊とその時代
牙―江夏豊とその時代
著者: 後藤 正治
出版社: 講談社
評価: ★★★★★
カテゴリ:
コメント: 後藤氏の思い入れがひしひしと感じられる、プロ野球ノンフィクション。私は江夏豊の生のピッチングを知らない世代だが、そのことで人生を損しているんじゃないかという気にすらなった。
関連本棚: 平蔵
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雨の檻 (ハヤカワ文庫JA)
著者: 菅 浩江
出版社: 早川書房
評価: ★★★
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コメント: SF短編集ではあるが、イチオシはファンタジー色の強い「そばかすのフィギア」。こういう物語をもっと読みたい。
関連本棚: 平蔵 ogijun
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帝国の娘(後編) 流血女神伝  (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)
帝国の娘(後編) 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)
著者: 須賀 しのぶ
出版社: 集英社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 皇位継承者争いが決着する後編。話もテンポ良く、一気に読める。
関連本棚: 鍛鉄 乙女 mie かずは mnpk 平蔵
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大英帝国 (講談社現代新書)
大英帝国 (講談社現代新書)
著者: 長島 伸一
出版社: 講談社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: イギリスの社会史の入門書として最適の一冊。世紀転換期のイギリス大衆史が非常にコンパクトにまとめられている。
関連本棚: としあき てりやきさん 平蔵
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定年ゴジラ (講談社文庫)
定年ゴジラ (講談社文庫)
著者: 重松 清
出版社: 講談社
評価: ★★★★★
カテゴリ: 現代小説
コメント: どことなくほのぼのとした読後感のある小説。新興住宅地で定年を迎えたお父さんの第一世代というのが、まさに現代生まれつつあるのだなあと感じ入った作品でもある。新興住宅地に育った者の一人として、他人事とは思えない部分もある。最近とみにせちがらい作品の多い重松清氏だが、こういう、あまり嫌味のない小説をもっと書いてほしい。
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風雪の檻―獄医立花登手控え 2 (講談社文庫)
風雪の檻―獄医立花登手控え 2 (講談社文庫)
著者: 藤沢 周平
出版社: 講談社
評価: ★★★★★
カテゴリ: 時代小説
コメント: 藤沢周平の小説には優れた市井小説が多いが、中でも、完成度の高い連作集。主人公が青年のためか、全編、どこかみずみずしい感じがする。
関連本棚: AkizoMickeyGo 平蔵 reiko510
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春秋の檻―獄医立花登手控え (講談社文庫)
春秋の檻―獄医立花登手控え (講談社文庫)
著者: 藤沢 周平
出版社: 講談社
評価: ★★★★★
カテゴリ: 時代小説
コメント: 獄医にして柔の達人である立花登の連作集。居候で肩身が狭い思いをしつつ、名探偵振りを発揮する主人公が面白い。主人公が居候している叔父一家が、俗物揃いで、物語をコミカルに彩っている。
関連本棚: benisuzu 平蔵 reiko510
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シェルター
シェルター
著者: 近藤 史恵
出版社: 祥伝社
評価: ★★★
カテゴリ:
コメント: 整体師・合田力シリーズの第三作。いきなり主要キャラが失踪してしまうと言う衝撃的な始まりの割には、最後は普通に大団円になって、ファンとしては一安心。
関連本棚: 平蔵
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カナリヤは眠れない (ノン・ポシェット)
カナリヤは眠れない (ノン・ポシェット)
著者: 近藤 史恵
出版社: 祥伝社
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: この本の魅力。それは、こてこての大阪ローカル色であろう。大阪のローカルな地名が何の前触れもなくばんばん出てくる、登場人物が真の大阪弁をぽんぽん喋る、大阪出身者にはこたえられない一冊なのである。藤井寺在住の探偵役(整体師)なんて、滅多にないじゃないですか。ミステリの出来としては、まあ普通、というレベルだと思うが、大阪こてこて度のゆえに星四つをつけてしまった。やや身びいきが過ぎるかもしれないが、いいのだ。
関連本棚: みづき 平蔵
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聖母の道化師 (中公文庫―エッセイ集)
著者: 井上 ひさし
出版社: 中央公論社
評価: ★★★★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: 井上ひさし流、「吾如何にしてキリスト教徒となりしや」の表題作はじめ、ユーモアあふれるエッセイ集。「モッキンポット」シリーズは、この本のあとに読むべし。
関連本棚: 平蔵
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冴子の東京物語 (集英社文庫)
冴子の東京物語 (集英社文庫)
著者: 氷室 冴子
出版社: 集英社
評価: ★★★★
カテゴリ: エッセイ
コメント: 少女小説の大御所、冴子センセのエッセイ。「桐壺返り」、「一子相伝の美学」は電車の中では読んではいけません。私はこらえきれませんでした。 ところで、冴子センセは断筆宣言中なのでしょうか?最近新作をお見かけしないのが、個人的にはとても残念。
関連本棚: 平蔵 祝融朱雀
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夢にも思わない (角川文庫)
夢にも思わない (角川文庫)
著者: 宮部 みゆき
出版社: 角川書店
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 中学生が主人公の、青春ミステリ(といっておこう)。 結構ハードな題材なのに、暗くなりすぎないのはさすが宮部氏。 最後の結末がほろりと切ない。
関連本棚: 柳葉魚 OG3 Haro みなち ak てっこ tpircs abbey ginger みみすけ fulmine amaneshi 平蔵 stripes tammy Reputeless
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「頭脳国家」シンガポール―超管理の彼方に (講談社現代新書)
著者: 田村 慶子
出版社: 講談社
評価: ★★★★★
カテゴリ:
コメント: 貧弱な国土、雑多な民族、しかし東南アジア一の経済力を誇る国・シンガポール。シンガポールは何故アジアの優等生たりえたのか、なんとなく興味がそそられたので読んでみた本だが、思いのほか面白かった。それにしても開発独裁ってすごい。
関連本棚: 平蔵
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百鬼夢幻―河鍋暁斎妖怪日誌
著者: 橋本 純
出版社: 光栄
評価: ★★★★★
カテゴリ: 時代小説
コメント: あまり知られていないが、とにかく面白かった一冊。希代の日本画家・河鍋暁斎と、妖怪たちの交流を描いた史実ないまぜのファンタジー小説。文庫本になったら買おうと思っていたが、10年たってもいまだに出る気配がない…。
関連本棚: 平蔵
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